宇佐美ダイ
著者:宇佐美ダイ(うさみだい)
2011年夏、東京から宮崎に戻ってきました。格闘技をやってます。元カメラマンですけど、今は正義の味方の仕事をしています。いつの間にか人の心も読めるようになりました。そして趣味で浮遊しているような写真を三脚+セルフタイマーで撮ってます。林ナツミさんの写真を見て撮り始めました。反原発、反TPPです。今の殺伐とした仕事をテーマにいつか書きたいなあ、と思ってます。
エッセイ/エッセイ

あしあと

[読切]
もし、好きな人や家族や、完成していない作品がなかったら、ふらりと自殺してしまうかもしれない――。写真クラブの例会で、痛みにはめっぽう強い筆者が突然、腰の激痛で動けなくなってしまう。救急車で運ばれた病院でのやりとりが、一縷の確信的な光をもたらした。「まだ、死ねないなぁ」
 年に何回かやってくる、『死にたい病』が、俺をブルーにする。
「何もかも放り出して自殺をしたい」と、思うのだ。
 死ぬのは怖くない。まったく恥ずかしい話なのだが、自殺の方法も場所も考えてある。
 それでも、自殺をしないのは、『死にたい病』がやってきた時に残すとイヤなものが俺の中やまわりに必ずあるからなのだ。
 好きな人がいたり、家族の事を考えたり、撮らなくてはいけない写真があったり、書いている作品が途中だったり――、内容はさまざまだけど、それらが俺を躊躇させる。
 もしかしたら、好きな人や家族がいなかったり、完成させたい作品がなかったら、俺はふらりと死ぬ事ができるのかもしれない。
 もう、ぐだぐだ悩まなくてもいい、空虚な世界に旅立つ事ができるのだろうか。
 世代を問わず自殺をする人たちが、増えているらしい。
 これを書いている最中に『中二が、万引補導後に自殺』という悲しいニュースが携帯電話に飛び込んできた。
 リストラされて、死を選ぶ熟年層もあいかわらず多い。
 随分前になるけれど、一度だけ(偶然にだけど)バイクでご一緒した事がある、伊丹監督が飛び降り自殺をした。ショックだった。
「身の潔白をはらすため」と、遺書に記されていた、と報道で知ったのだけど、伊丹監督にはもう撮りたいものはなかったのだろうか?
 それよりも、死をもって身の潔白を証明する方が大事なのだろうか?
 いや。本当に自殺なのだろうか?
 ――と、考えこんでしまった。
 『生き甲斐』と、いう言葉がある。『生きる目的』と、言いかえてもいいだろう。
 八年ほど前、一緒に仕事をした事のある、永井カメラマンが去年癌でなくなった。
 仕事に妥協せず、徹夜を続け、俺の目の前で倒れた事があった。
 彼の死を知った日、抱え上げた時の驚くほど軽かった彼の身体を思い出して、俺は泣いた。
 発病した時、ある小学校の卒業アルバムの撮影も彼は引きうけていて、印刷製本業者に「自分の命があるうちに卒業アルバムを完成させてほしい」と、嘆願したそうである。
 完成した卒業アルバムを受け取るこどもたちの輝いた顔を見る事が、彼にとって最高の薬になった。彼の『生き甲斐』である。
 ボロボロの身体で走り、シャッターを押し続け、医者が宣告した日よりも彼は生きたのである。
 生き続けたかったのに、亡くなった永井カメラマン。
 生きるのを放棄して、自ら命を絶つ人々。
 死にたいのに、躊躇し、生き続ける俺。
 うだうだ迷いつつもなんとか生きている俺だけど、一度だけ、自分の『死』を身近に感じた事がある。

 一昨年の一月、俺は倒れた。
 宮崎県の青島の中央に建つ、青島神社本殿から数十メートル奥に入ったところにある、奥宮の社の横で、俺は崩れるように倒れたのだった。
 青島とは、九州宮崎の日向灘に浮かぶ周囲二.五キロの小島で、青島海水浴場の砂浜からのびた弥生橋によって結ばれている。奥宮の社のまわりには、二二六種の亜熱帯植物が生え茂り、日本の神社からイメージされる『厳か』とか『荘厳』といった雰囲気はなく、まさにジャングルであった。
 その日は、写真クラブのミニ例会だった。
 俺は、カメラ仲間の、小野さん、高橋さんが社にレンズをむけているのをぼんやりと見ていた。
 人物撮影が好きな俺は、覆い被さる濃緑の葉から差し込む陽の中に浮かぶ、社から目をそらし、細い御成道(おなりみち)を通ってやってくる、カップルや観光客を眺めたりしていた。モデルになりそうな女性を見つけたら頼んでみよう、と思っていたのだ。
「あーあ……」
 俺は、ため息をついた。気分はブルーで、『死にたい病』になっていた。
 大きなカメラ会社で一緒に働いていた仲間二人と独立してスタジオ付きのカメラ店を作った。
 独立するなら一人でした方がいい。
 多くの友人たちに、忠告されたけれど、三人とも得意分野が違っていたので、互いに認め合い、干渉などせず、うまく仕事を分担してやっていけるだろう、と俺は楽観し、素晴らしい未来を夢見ていた。
 カメラ販売、店頭受付等のプロ、現像焼き付けのプロ、そして俺が撮影のプロだった。
 しかし、現実は厳しかった。一緒に仕事をしなければずっと仲良くすごせたに違いない仲間たちと、裁判で争い、喧嘩別れする羽目になったのだ。
 俺は彼らを恨み、彼らは俺を憎んだ。
 俺は写真に対する情熱を失い、毎日、死ぬきっかけを探していた――、という訳だ。
「あーあ……」
 立ち上がって、もう一度ため息をついた。
 その時、突然、右の腰に鈍痛が走った。
「あう!」
 思わずヘンな声を上げてしまった。
「どうしたんですか?」
 近くで写真を撮っていた小野さんが、ペンタックスのファインダーから目を離して、俺を覗き込んだ。
「ど、どうも腰を痛めたみたいです。ぎっくり腰かな。いてててて!」
「座っていた方がいいんじゃないですか?」
「はい。あ、もう少し脇を締めて。えーと、高橋さん。その光る服で露出計を使っても正確な数値が出ないから、カメラの内蔵露出計を使ったほうがいいですよ。いてて!」
 そんなえらそうなことを言っていると、大きな痛みの波がきた。
「あいたたたたたた。ちょっとまいったなあ。小野さん、おんぶして連れて帰ってね」
「死体を運ぶみたいに引きずってあげます」
 小野さんが、笑顔でこたえた。
 まだ、冗談を言いあえた。
 が、もう俺の中では、「ただ事じゃない!」と、サイレンがカン高く鳴り響いていたのだった。
 俺は、一向に和らぐことのない痛みに途方に暮れ、焦っていた。
 今のうちに車に戻った方がいいんじゃなかろうか。
 でも、たかが、ぎっくり腰。
 命がなくなるわけでもなし。
 へっちゃらさ。
 自分に言いきかせた。
 立ち上がり、少し移動して、また座りこんだ。
 痛みの範囲が、広がっていた。
 右脇腹まで、ひどく痛い。
「顔が蒼白ですよ」
 小野さんが、言った。
 返事が、できなかった。
 立ち上がろうとして、膝が崩れた。
 こんなはずじゃ……、と歯を食いしばってみても、身体は言う事をきかなくなっていた。
 木に寄りかかり、ちょっとうめき声をあげた。
「た、たいへんなことになった……」
 俺は、つぶやいた。
 ぎっくり腰じゃないぞ。
 もっと絶望的な病気だ。
 自慢じゃないけど、俺は痛みにはものすごく強いのだ。
 肋骨を三本骨折したまま、一日中撮影していたこともあるし、骨折した指を隣の指にテープで巻き付け固定してサーフィンした事もある。
 それなのに、この痛みのために呼吸すらできなくなりつつあった。
「無理だ……」
 つぶやいた。
 もう車のところまで、自力で戻るのは無理だという事を確信したのだ。
 その時、ベルトにさしてあった、携帯電話が鳴った。
 歯を食いしばって、携帯電話を取り上げて、着信ボタンを押した。「青島に着いたんですけど、みなさん、どこにいますぅ?」
 遅れて青島に来る、と言っていた、麻生さんの柔らかい関西弁が聞こえた。
「あ、青島神社の奥なんですけど……、俺……、倒れています。ど、どうも……、き、救急車呼ばなくちゃいけないようです……」
 文字にすると、短いけれど、これだけの事をとぎれとぎれ長い時間をかけて俺はしゃべった。
 もう、そうゆう風にしか話せなくなっていたのだ。
「救出にむかいます!」
 麻生さんはそう言うと、素早く電話を切った。
 麻生さんの顔が視線のすみに写ったときは、もうほとんど意識がなかった。
 高橋さんが、携帯電話で救急車を呼んでくれていた。
「ここまで救急車が入れないので、橋のたもとまで連れてきてくれって!」
 高橋さんが、叫んだ。
「歩けます?」
「や、やってみます……」
 俺は、小野さんと高橋さんの肩を借りて立ち上がった。
「うああああああ……」
 俺は、俯せに倒れた。激痛だ。
 内臓をわしづかみにされているような、もう拷問としか言いようがないほどの痛みが俺を襲った。
 男性にわかりやすいようにこの痛みを説明すると、金玉を蹴られ続ける痛みに等しい。
 俺は、道端に倒れ伏したまま、身をよじって苦しんだ。
「このまま死ぬ……。絶対、死ぬ……」
 本気でそう思った。
「麻生さん……、麻生さん……」
 腹の中の固まりを握りしめ、かき回す、目に見えない怪物と闘いつつ、俺は低い声を出した。
「ここにいます」
「もう……だめかもしれないよ……」
 俺は、彼に何を頼もうか必死に考えようとしていた。
 やり残したことが、多すぎると思った。
 悔しくて叫びたかった。
 死にたくない、と誰かをぶん殴りたくなった。涙が、地面を掴む拳の上にぼとぼとと零れ落ちた。
「何言ってんですか。大丈夫ですよ」
 麻生さんが、背中をさすってくれた。
「し、死にたくないなあ……」
 いつも『死にたい病』がおこる度に、自殺の準備を始めようとしている俺がまだ死にたくない、と思った。
「でも、たぶん、死ぬな……」
 俺は、道ばたの草を握りしめた。
「担架に横になれますか?」
 いつのまにか、救急隊員の人たちが俺の顔の前にいた。
 呻きながら担架の中に身体を移動させると、麻生さんが、俺の身体についた汚れを払ってくれた。
 ふぁっと身体が浮き上がった。
 左右に揺れる担架は、痛みをひどくさせた。
 百キロを越える、俺の大きな身体を持ちきれないのか、青島神社の神主さんまでが担架を抱えてくれていた。
 神主さんや緊急隊員に感謝しなくてはいけないのに、「もっと静かに運べ。馬鹿野郎」と、心の中で罵り、遺言を頭のなかで反芻していた。
 まったく、ばちあたりなヤツである。
 耳障りな声に目を開けると、目の前に見知らぬ顔が並んでいた。
 観光客のおばちゃんやこどもたちが、俺の顔を覗き込んでいたのだ。
 ふだんだったら、「見るんじゃねえ! 馬鹿野郎!」と、叫ぶところなのだけど、何もかもがテレビ画面を通して見ているような風景で何か現実離れしていた。
「え、F4は……?」
 俺の肩にかけていた、カメラの事を麻生さんに聞いた。
「高橋さんが持っていますよ」
「と、撮ってください……」
「え?」
「撮れ!」
 そう叫ぶと、意識が飛んでしまった。
 戻った時、俺は救急車の中にいた。
 救急車は、動いていなかった。
「さっさと動けよ。馬鹿野郎」
 俺は、心の中で低く罵った。
 首を上げると、緊急隊員が右手に、俺の足元に麻生さんがいた。
「あ、麻生さん……?」
「はい」
「し、写真は……?」
「撮れるわけないじゃないですか」
 麻生さんは、困った顔をした。
 麻生さんに聞くと、意識がないまま、俺は携帯電話で四件電話をし、自分の住所と身体の調子をしゃべったということだ。
「い、痛み止めは……、ないんですか……?」
 俺は、緊急隊員に聞いた。
「残念ですが、医療行為を私たちが行う事は禁止されているのです」
「この痛みが……、あと十分続くのなら……、死んだ方がましです……」
「がんばってください。たぶん、尿管結石だと思います」
「に、尿管結石……?」
 よく聞く病名だが、どんな病気が知らない。
 おちんちんの管の中に石が詰まったのだろうか。
 と、いう事は、病院についたら、先生や看護婦さんたちに、俺の素朴なおちんちんはいじりまわされるのであろうか。
 密室に看護婦さんだけだったら、まあ、いいけど、お医者さんのむさくるしい手で弄ばれたくはないなあ。お医者さんの無骨な掌の中で弄ばれているうちに、俺の素朴なおちんちんが自己主張をし始めたら、どうする。めちゃくちゃ恥ずかしいではないか。
 まあ、とりあえず、『死』に直面しているといった事態ではないらしい。
 ほっとした。
 でも、痛みはあいかわらずひどかった。
 ひどい痛みに脅えつつ、大事なところを他人に見られてしまう事について悩んでいた。
「ど、どこに行くんですか……?」
 俺は、右手で救急車の左壁にある取っ手を掴んで、身体を捻って、少しでも痛くない体勢を探しつつ、言った。
「ようやく、病院が見つかりました。今、迫田病院にむかってます」
 日曜日ということで病院がなかなか見つからなかったようだ。
「早く! 早く!」と、再び、心の中で救急車の遅さを罵り始めた時、救急車が、大きく揺れた。
「あ、大丈夫ですか? 道路に大きな段差があったようです」
「あれ……」
 激しく揺れた瞬間、ぽっと痛みが和らいでいったのだ。
「痛みが消えていきます」
「そうですか。やっぱり尿管結石ですね。詰まっていた石が動いたのでしょう」
「ありがとうございます」
「いや、いや。私は何もしてませんよ」
 さっきまで、心の中で罵り続けてきた、緊急隊員の顔が天使に見えた。
 病院に着き、救急車の後ろのドアがあくと迫田病院の先生と看護婦さんが待っていた。
「ああ、カメラマンさんですね」
 先生が、淡々と言った。
 なんで?
 無数の『?』が頭のまわりを激しく点滅しているなか、移動用ベッドにのせられた俺は病院の廊下を運ばれ、診察室のベットにうつされた。
 麻生さんもいっしょについてきてくれているのが、なんとも心強かった。
 診察室に入るなり、いきなり看護婦さんは俺のジーンズのベルトを外した。
 間髪入れずに、素早くジーンズを足元までおろパンツをめくられた。
「は、恥ずかしいです……」
 俺は、思わずパンツを押さえてしまった。
 だって、足元には、俺の靴を両手にぶら下げた麻生さんもいるのだ。
 こんなところで、不覚にも、素朴で貧弱ではあるが大事なモノを見られるわけにはいかない。
 こんな抵抗をされた事がないのだろう。看護婦さんはあわてて、手をひっこめると、うろたえた顔を先生にむけた。
 先生は、「大丈夫ですよ」と、優しくほほえみつつ、俺のおなかにクリームを塗って超音波の機械を押し付けた。
 ほどなくモニターに俺の腹の中が映し出される。
「ひゃあ、冷たい!」
 俺が、情けない声を上げると、看護婦さんは、くくく、と静かに笑った。
「腎臓と膀胱をつないでいる管に石が詰まってしまったのでしょう」
 先生の声は、なんてことないよ、とでも言うように力強かった。
「あ、ああ。そうなんですか」
「何と思っていたのですか?」
「死ぬかと思いました」
「わかります。尿管結石は、確かにひどく痛みますからね」
 ダニー・デビート監督の『ローズ家の戦争』という映画を思い出した。
 仕事中に倒れた弁護士オリバー(マイケル・ダグラス)は、脱腸の痛みを心臓発作だと思いこみ、妻バーバラ(キャスリーン・ターナー)に遺書を書いたのだった。
 尿管結石の痛みは、三大痛のひとつなのだそうだ。
「ところで。なぜ、先生はぼくのことを知っていらっしゃるんですか?」
「娘が清武みどり幼稚園なんですよ。いつも娘がお世話になっています」
 俺が、卒園アルバムを作っている幼稚園だ。
「こ、こちらこそよろしくお願いします」
 パンツをめくられたままの俺はベッドの上で貧弱なおじぎをした。
 ぼくを見つめるたくさんの小さな瞳が、ぱっと目の前に広がったよう気がした。
「まだ、死ねないなあ」と、思った。
 俺の前にのびる道の先は暗くて見えないけれど、一緒に歩いてくれる人たちがいる限り、がんばってみよう。
 今日は苦しくても、明日はいい日がくる、と思おう。
 がんばりすぎた時は、立ち止まって空を見よう。
 それでも時にはくじけてしまい『死にたい病』が、やってくるかもしれないけれど、『生き甲斐』を持ち、確実な『あしあと』を残しきれない限り俺は生きるはずだ。
(了)
(初出:2001年05月)
登録日:2010年05月31日 17時02分

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