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麻梨
著者:麻梨(あさり)
銀魂と廃墟と三浦しをんさんと箱根駅伝をこよなく愛する性別♀。最近の悩みは仕事帰りに寄ったプールで監視員のおじさんに(真剣に泳いでいたにもかかわらず)「大丈夫? ビート板使う?」と心配され、それをさらに職場で話して笑われたこと。大体毎日幸せに生きています。そう見えないらしいけれど。上記で勘のいい人ならうっすら察せる通り、書くことにおいてド素人です。
エッセイ/エッセイ

吾輩は司書である(21)

[連載 | 連載中 | 全29話] 目次へ
つづきまして、ダイエットネタ。体重増加が深刻となりランニングを始めた著者。もともと体を動かすのが好きなため、ストレスにはならないのだけれど……。
 調子に乗る

 この前、献血後に若干体調を崩し、
「あれー風邪かなー」
 なんて思っていたら母ちゃんに言われました。
「あんた、調子に乗って献血ばっかりしているからだよ!」
 すげぇツッコみたい!
 むしろツッコミたい!
 いや、ツッコミたい!
 調子に乗って献血ってなんだよ!
 ちなみに母ちゃんに言わせれば私の献血は「アイスを貰うための口実」らしい。あながち間違えではない。うちの地域では私の愛してやまない好物、カロリーメイトも貰える。ますます反論できない。
 働いているんだから普通に買えよという意見には、
「せめて、誰かのためになることがしたくて……」
 もっともらしい解答を返信しようと思う。
 身を削って血液を提供したところでアイスちゃんとカロリーメイトちゃんによりプラスマイナスゼロ、むしろプラスに体重計の指針は揺れるわけだけれど。うひぃ。
 献血はダイエットにはなりません。

 ところで、例のごとく体重増加のあれこれが深刻なのでランニングを始めました。たまにジムにも行っています。
 社会人になってはじめてマトモに運動をしているわけです。
 そりゃ筋肉痛にもなるよね!
 なんやかんやで自転車には乗っていたから体力はそこまで落ちていないと思ったのに。ぐすん。
 安心したこともあります。
 私、豚だけれど走れた!
 走れる豚だった! 豚だけれど! ぶひぃ!
 高校の部活を辞めてからつくづく思うのですが、私は単純に走る事がとても好きなようです。
 痩せる事が目的ではありますが、できれば高校時代のスピードをもう一回体感したいなぁ。
 ダイエットにはストレスがつきもの、といいますが、案外私は走ることでそれを発散しているのかもしれません。
 ちなみに、動くことでストレスを発散する動物の代表例は犬だそうです。
 私、あと何キロ痩せれば豚から犬になれるんだろう。
 そう思っていたつかの間。なんと膝が痛くなりました。
 もしや私の体重に耐えられなくなって……?
 うっ! 現実ッ! 現実を見たくない!(まぁロクな準備運動もなしに毎晩コンクリートを走れば痛くなるわな)
 走れることに調子こいていましたが、ダイエットの道のりは長いようです。
(つづく)
(初出:2015年11月10日)
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登録日:2015年11月10日 19時21分

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