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天生諷
著者:天生諷(あもうふう)
極々平凡な会社員。毎日楽しい出来事はないかと、心の中で模索しながら生活をしている。旅行と昼寝をこよなく愛し、読書とゲームが生きる原動力となっている。群馬県在住。
小説/ファンタジー

赤い死神 右手に鎌を左手に君を(10)

[連載 | 完結済 | 全14話] 目次へ
黄金の城が城内に侵入したとの報告がもたらされ、ハイダーナイツも本気になる。緊急事態に、ミシシュは女王より守護聖霊ラシィータの帯剣を認められる。
 五章 死神

 遠くから怒声が響いてくる。
「何かあったのでしょうか?」
 アイリーンがドアから半身を出し、左右に伸びる廊下を確認する。明るい廊下に人影はない。しかし、どこからか響いてくる叫び声には、負の情念が込められている。
「嫌な気配がこの場に充満しているな」
「……ええ。夕方からエリンピオ城を包み込むこの感覚も、これと関係しているのでしょうか?」
「……兎に角、私たちはハイダーナイツの指示があるまで此処にいた方が良いだろう」
 アイリーンの背後に歩み寄ったバラーズは、優しく肩を抱く。アイリーンは細い体をバラーズに預け、肩を抱く手を握りしめた。
「もう、終わるんですね」
「ああ、もうすぐ終わる。だけど、お前にはこれからも、ずっと私の側にいてもらう。いいな?」
「……はい、バラーズ様」
 息が掛かりそうな距離で見つめ合っていたバラーズとアイリーン。二人の顔が僅かに近づいたとき、廊下から何者かが駆けてくる足音が響いた。バラーズはアイリーンから体を離すと、廊下に出て駆け寄ってくる人物を迎えた。
「どうかしたのか?」
「バラーズ様! アイリーン様!」
 一人のハイダーナイツの隊員が、息を切らせながらバラーズの前に立った。彼は敬礼をすると、だんだん近づいてくる怒声に眉根を寄せた。
「賊が侵入しました」
「賊?」
「はい。正門から突入した大半の賊は結界で封じ込めましたが、他の出入り口から侵入した賊は城内を荒らしています。現在、ハイダーナイツが対応中ですが、万が一という事もあります」
「バラーズ様、私は」
 アイリーンが室内から剣を持って現れる。険しいその顔には、決死の覚悟が見て取れる。彼女も、ここが正念場だと分かっているのだろう。
「ハイダーナイツには及ばないかも知れないが、アイリーンも連れて行ってくれ。きっと役に立つはずだ」
 隊員はアイリーンを見ると、すぐに頷いた。アイリーンの物腰から、彼女が並の剣士でない事は周知の事実となっていた。
「バラーズ様は、謁見の間に向かって下さい。そこには隊長が控えています。敵の目標はルリア様だと思われます。しかし、予断の許さない状況には変わりありません。一刻も早く、バラーズ様もルリア様の元へ向かって下さい」
「分かった。君はアイリーンと行ってくれ。僕は一人で向かう」
「しかし、バラーズ様……」
「大丈夫。こう見えても、剣の腕には自信があるんだ。謁見の間には一人で辿り着けるさ」
 隊員は暫しバラーズの瞳を見つめていたが、フッと表情を緩めると一つ頷いた。
「分かりました。私はアイリーン様と一緒に賊を食い止めます」
「バラーズ様、また生きて会いましょう」
「ああ」
 アイリーンを引き連れた隊員は、元来た道を引き返していった。賊の侵入を少しでも遅くしようとしているのだろう。光量の抑えられた廊下は薄暗く、すぐに二人の背中は闇に溶けて見えなくなってしまった。
「よし、私も行くか」
 室内へ剣を取りに戻ったバラーズは、自らの愛剣バルバトスを手に、ルリアの待つ謁見の間へと向かった。


 エリンピオ城の異変を、地下牢に投獄されているミシシュとレオシールも感じていた。二人とも顔を見合わせると、立ち上がる。タイミングを見計らったかのように、小さな足音が地下牢に響いてきた。
「……出来すぎてるな」
「サリヴァン隊長は、これを読んでいたのかな?」
「さあな。正確な日時が分からなかったから、それまで僕を投獄しようとしていたんじゃないか?」
 大きく上体を反らして伸びをするミシシュは、まるでネコ科の動物のようだった。軽くしなやかな肉体。それだけで、高い戦闘能力を感じさせる。
 カチャリと鍵が回され、僅かな金属音を上げて扉が開かれる。
「正解。さすがミシシュね。ま、サリヴァンは半分は趣味で貴方を投獄したみたいだけどね。さあ、二人とも出て」
 牢屋の扉を開けたのはエミリアだった。薄闇の中に、自ら光を放つかのような白いマントを纏ったエミリアは、珍しくハイダーナイツの正装に身を包んでいる。サリヴァンと対をなす白装束。他の隊員達と基本的な意匠は同じだが、袖口や襟、裾などには金糸の他にも赤と青の華美な刺繍が施されている。ド派手な服装だったが、薄く化粧を施し、口に赤いルージュを引いたエミリアの美貌を損なうには至らない。
「僕に何をさせるつもりなんだ?」
 かすかに漂う香水の香りを胸一杯に吸いながら、ミシシュは普段と様子の違うエミリアに問いかける。
「あえて聞く事でもないでしょう?」
「まさか、ミシシュにも戦わせるつもりですか?」
 しわくちゃになったマントを羽織ったレオシール。いくら伸ばしてみても、シワだらけになった着衣の乱れは直らない。
「私たちハイダーナイツがミシシュに頼むわけ無いでしょう。とりあえず、ルリアの所に行くわよ」
 「嫌とは言わせないわよ」と、不満そうに眉根を寄せたミシシュを牽制するように、エミリアが先手を打ってきた。
「……分かったよ」
 肩を落とすミシシュ。しかし、この状況は十分予測できた。黄金の城が襲撃をを企んでいる。そして、ミシシュが城の地下牢に監禁される。ハイダーナイツとしては、常に監視を要するミシシュと、黄金の城の問題を一気に解決できる。あわよくば、ミシシュを引き込み戦力とする事だって可能だ。断れば、また投獄すれば良いだけの話だ。
 それらの筋書きを全て描いたサリヴァン。彼の思い通りの事が運ぶのは少々癪だが、彼がいなければ、今頃エリンピオ城は黄金の城に蹂躙されていただろう。悔しいが、サリヴァンの能力は素直に認めなければいけない。
「エミリア隊長、皆は何処に?」
 エミリアから剣を受け取ったレオシールは、すぐにでも隊員達と合流するつもりなのだろう。エミリアはレオシールにそっと耳打ちをした。
「え?」
 一瞬にしてレオシールの表情が強ばる。その目は信じられないという風にエミリアへ向かい、そしてミシシュへ向けられる。
「じゃ、宜しく頼むわよ。出来るだけ早めにね。間に合わなかったら意味がないから」
「これは、ルリア様もサリヴァン隊長も知っているんですよね?」
「私の独断。私だってサリヴァンと同じ権限が与えられているんだから。隊長命令よ、さ、早く行きなさい」
 断る事を許さないエミリアの強い言葉に、レオシールは「はい」と震える声で答えると、ミシシュに頷いて駆けだした。
「さ、行きましょう」
 歩き出したエミリアの後に続きながら、ミシシュは数多の殺気がエリンピオ城に満ちている事を確認した。
(なるほど。こりゃ、エミリアも本気になるか)
 テンダーランドを統べる女王が住まうエリンピオ城。確かに、此処ならば一般人を巻き込む事も、街に被害を出す事もない。しかし、ここを戦場と選んだからには、ハイダーナイツに敗北は許されない。ハイダーナイツの敗北は、ルリアの死に、テンダーランドの崩壊に繋がるからだ。
 ハイダーナイツの隊長の威厳を纏ったエミリアの背中を見つめながら、ミシシュは自分の中に押さえきれない熱い物が沸き上がってくるのを感じた。その感覚は、赤い死神の時に感じていた高揚感。久しく忘れていた感覚に、思わずミシシュは自嘲した。


 謁見の間には、ハイダーナイツの約半数ほどの隊員が控えていた。一段高くなった場所にある王座には、ルリアが硬質な表情で座っている。ルリアの横には、漆黒の法衣を纏ったサリヴァンが控えていた。
「ルリア様、ミシシュを連れて参りました」
 一礼をしたエミリアは、当然のようにルリアの横へ並ぶ。ハイダーナイツの双塔を両脇に配したルリアは、まさに女王たる尊厳と風格を兼ね備えていた。
「ミシシュ=ラン=フォールエンド、お待ちしていました」
「ハッ」
 ミシシュは片膝を付き、頭を垂れる。今は、ルリアと談話役という間柄ではない。女王とミシシュという間柄だ。礼を欠く行為は、即不敬罪に当たる。
 ミシシュの横にはハイダーナイツの隊員達が殺気の籠もった目でこちらを見つめている。世界でナンバーワンと謳われる私設部隊ハイダーナイツ。テンダーランドの女王を守るためだけに存在する部隊。ルリアへの忠誠心はもちろん、その実力はどの隊員もズバ抜けている。三百人にも満たない組織だが、その実力は各国の軍隊を遙かに凌ぐとさえ言われている。
「ミシシュ、今現在、我が城には、黄金の城の構成員が多数侵入しています」
「ハッ」
「ハイダーナイツがその大半を撃退すると思いますが、その中には次期九頭竜候補も含まれていると言います」
「ハッ」
 九頭竜候補。以前、ミシシュは九頭竜の一人と戦った事があるが、九頭竜は一人で一騎当千の力を持つと言われる。そして、その言葉は比喩ではなく事実である事もミシシュは知っている。九頭竜候補が九頭竜に劣るとは言っても、その力は絶大だろう。ハイダーナイツがいくら優秀だと言っても、九頭竜候補相手に戦えるとは到底思えない。
(九頭竜候補に対抗できるのは、この中でサリヴァンとエミリアか)
 九頭竜候補が何人いるのかは分からないが、彼らを止められる人物が多いに越した事はないだろう。
「そこで、ミシシュ=ラン=フォールエンド。一時ですが、私たちに力を貸して戴けませんか?」
 謁見の間に波紋のようなどよめきが起こる。彼らハイダーナイツにしてみれば、他国の者に頼るなど、言語道断だろう。ミシシュの周りにいるハイダーナイツのメンツは、そんな事には気にしないだろうが、他の隊員は、自分達が最強と信じて疑わない。実力と比例して、矜持も人一倍高いのだ。
「分かっていると思うが、ミシシュ。これを断れば、ほとぼりが冷めるまで再び牢獄に戻ってもらう」
「僕は、何か犯罪を犯しましたか? この国では、何もしていない一般人を、勝手な都合で投獄して良いんですか?」
 ミシシュはサリヴァンを睨み付ける。
 学者風の外見とは裏腹に、圧倒的な実力を持つ者のみが纏う威圧感がミシシュを包み込むが、ミシシュはそれを鼻で笑い飛ばす。
「一本取られたわね、サリヴァン。私の記憶が確かなら、ミシシュはサーンラーデンの法に触れるような事はしていないわよ」
 冷笑を含んだエミリアの言葉に、サリヴァンは「チッ」と舌打ちをする。
「ならば、安全が確保されるまで地下牢で大人しくしていてもらおう。保護という名目なら文句はないだろう」
 ミシシュとエミリアを睨み付けるサリヴァン。子供じみたサリヴァンを見て、エミリアは場所を弁(わきま)えずに小さく笑う。
「ミシシュ」
 王座から立ち上がったルリア。スパンコールを散りばめられた白いドレスに身を包んだ彼女は、裾を赤い絨毯に擦りながら、ミシシュ元へと降りてきた。
 ミシシュの朱い瞳と、ルリアの栗色の瞳が混じり合う。不安の入り交じったルリアの瞳が、あの夜の事を想起させる。
「私たちは……。いえ、私はミシシュの力を必要としています。力を貸してくれますね?」
 ルリアの手が差し伸べられた。小さくて白い手が、かすかに震えている。気丈に振る舞っていても、やはりルリアは恐ろしいのだ。多数の者が殺気を露わにして命を狙ってくる。小さな命を守る盾は大勢いるが、彼女の無垢な心まで守る者は誰もいない。
「僕は……」
 ルリアの手を見つめながら、ミシシュは手を握りしめた。
 状況によっては、ミシシュ自身がルリアの命を奪わなければいけないかも知れない。どんな事をしても、エバーラスティングを黄金の城に渡すわけにはいかない。しかし、別の選択肢もあるのではないか。
 ルリアをミシシュが守りきれば、ルリアの命は保証される。古の宝を奪えと言うノの指示には逆らうが、ミシシュはミリデリアを捨てた身だ。今は、このサーンラーデンで生活をしている。ルリアの談話役として、彼女の支えになっているのだ。
 それに、ミシシュはルリアと交わした約束がある。
 一度顔を伏せたミシシュは、意を決したように顔を上げた。強い力を秘めた眼差しを、ルリアに向けた。
「それは、僕に赤い死神になって戦えという事ですか?」
 ミシシュの問いにルリアは小さな笑みを浮かべると、首を横に振った。
「いいえ、ミシシュ=ラン=フォールエンドとして、手を貸してほしいのです」
「分かりました。この命に代えても、ルリア様をお守りして見せます」
 震えるルリアの手を取ったミシシュは、立ち上がった。ハイダーナイツからの殺気は先ほどよりも増したが、王座の横に居る隊長二人からは、殺気は感じられなかった。
「僕の剣は? まさか、訓練用のサーベルを使えとは言わないよな?」
 サリヴァンに向けた言葉だったが、それに応えたのはルリアだった。
「私の権限において命じます。ミシシュはこれより以後、サーンラーデンに置いてラシィータの帯剣を認めます。私たちのために働いてくれるのです、それくらいは問題ありませんね?」
「仕方がありませんね」
 サリヴァンは渋面な顔を作って不承不承頷いた。
「報告いたします!」
 ルリアが王座に戻ったとき、けたたましく扉が開け放たれ、一人の隊員が謁見の間に駆け込んできた。
「何事だ!」
 表情を険しくするサリヴァンに、隊員は一礼をして報告を始める。
「ただいま、バラーズ様の姿を見失いました! 侍女のアイリーン様は、他の隊員達と一緒に賊の撃退に努められていますが」
「なんですって? バラーズ様が? サリヴァン」
 ルリアの言葉に、サリヴァンは頷くと的確に指示を出して十名ほどの兵士をバラーズ捜索に走らせた。
 ミシシュはバラーズを思い出し、胸に一抹の不安を覚えた。あの時、ミシシュを殺そうとした殺気は、確かな物だった。もしエミリアが止めてくれなかったら、今頃ミシシュは死んでいただろう。
 ヘキルイの王子でありながら、剣技も達者な青年。彼は、何処にいるのだろうか。ミシシュはルリア達とは違う複雑な思いで、バラーズの捜索の報を待つしかなかった。


 迷路のように入り組んだ地下牢の更に下に、ハイダーナイツが管理する倉庫が存在していた。もちろん、ハイダーナイツが管理するからには、その倉庫が普通の物品を管理するはずもなく、曰く付きの品々が誰の目にも触れることなく長い年月安置されている。
 エミリアの名を受けたレオシールは、厳重に管理された倉庫へと足を踏み入れた。ヒンヤリと漂ってくる冷気は肌を切るように冷たく、吐き出す息は白かった。
「ここが、倉庫か……」
 レオシールは初めて足を踏み入れた倉庫に、圧巻の溜息を漏らした。
 部屋は広く天井も高いため、全く圧迫感を感じない。天井には等間隔に灯りが灯っており、部屋の隅々まで見渡せる。目に鮮やかな真紅の絨毯に、様々な色のタペストリーが無骨な石壁を覆い隠していた。
 上の牢屋もそうだが、地下室は年間を通じて一定の温度と湿度に保たれているはずである。にも関わらず、この倉庫は身が凍えるほどの冷気が満ちている。
 此処にある曰く付きの品は、強力な魔法が付与された武器や防具ばかりだ。守護聖霊の魔法を用いて作られた物の中には、使用者が死してなおその効果を持続し続ける物がある。ミシシュの力を押さえている腕輪などが良い例だろう。
「確か、ここにあるんだよな」
 部屋の中央辺りに立ったレオシールは、グルリと頭を巡らせた。レオシールは防具やアクセサリーには目もくれず、武器だけを吟味する。壁に立て掛けられた剣の数々。剣士ならば、一度は扱ってみたい名刀と呼ばれる物も多数存在する。その中でも、もっとも強い力を放つ物。
「ない……」
 レオシールは目的の物が存在しない事に気がついた。更に歩みを進め、部屋の奥へと入っていく。巨人が身につけるかのような巨大な防具の後ろに回り込んだとき、目的の品物が目に飛び込んできた。
 幾度となく目にした剣。しかし、持ち主の手を離れてから約三年、レオシールはその剣を見ていなかった。改めて、その剣を目にしたとき、レオシールは言いしれぬ恐怖を覚えた。
 人が持たなければ何の効力も示さない剣。しかし、その剣、『死滅』を意味するラシィータは、そこに存在するだけで圧倒的な存在感をレオシールにぶつけてきた。嘘か誠か、ラシィータを此処へ運ぶのに、三人のハイダーナイツが酷い怪我を負ったという。現に、その危険性を周囲に知らしめるかのように、ラシィータは鎖で雁字搦めにされていた。
「一つだけ言っておくぞ」
 腰から剣を引き抜いたレオシールは、ラシィータを束縛する鎖を鋭い一振りで切断していった。
「頼むから、暴れないでくれ。これから、お前の主人の所へ連れて行くんだからさ」
 ミシシュの守護聖霊ラシィータ。強力無比な守護聖霊は、主人と引き離されてかなりご立腹なのだろう。鎖の戒めを説いた瞬間、カタカタと小さく動き出した。
 レオシールは彼女の機嫌を損ねないよう、そっと鞘を持つと、細かく振動する剣を押さえつけた。
「よし、いくか」
 レオシールはラシィータを小脇に抱えると、謁見の間へ向かって駆けだした。
(つづく)
(初出:2014年06月18日)
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登録日:2014年06月18日 20時28分

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