騒人 TOP > 小説 > 現代 > うちのチビいりませんか(1)
天野雅
著者:天野雅(あまのみやび)
埼玉県生まれ、千葉県育ちの関東人だった。結婚を機に関西の人間になる。現在は関西とも東海ともいえる近畿地方に在住。10年経って方言にも慣れた。血液型はマイペースで知られるB型。住めば都を地で行く性質。ネット作家歴20年。同人作家歴はプラス5年。趣味は映像鑑賞。写真撮影。歌唱。創作料理。好物は自然万物一般。美術芸能一般。パソコン。ゲーム。漫画。文章。
小説/現代

うちのチビいりませんか(1)

[連載 | 完結済 | 全7話] 目次へ
高校を卒業して印刷会社のOLとなった聡美。3時の自主的休憩時間、小谷先生は「子供なんていらないわよ」とこともなげに言う。聡美は違うと思った。結婚の意味は、子供を作ることにあるのではないのか。子供好きだし。ずっと、そう思ってきた。これまでは。
 私は子供が好きだって、ずっと自分で思ってきた。
 でも本当は嫌いなのかもしれない。
 今、突然そう思った。

   ◆ ◆ ◆

『子供なんて嫌い』とキッパリ言い切った女の人、私の過去20年で知る限り今のところひとりしかいない。
 パートタイマーの小谷先生だ。
 彼女は私が勤める印刷会社で、内勤事務をやっている。たぶん30代。
 職場のみんなから先生と呼ばれている。
 週3回だけアルバイトに来て、他の日は私立の学校で国語を教えているのだそうだ。昼休みに席で採点しているのを見たことがある。
 課長からも部長からも先生と呼ばれている。
 バイトを始めて何年も経つらしい。気さくだから御局様なんて陰口はないが、古参には違いない。
 高卒でOLになった私は、まだ『先生』に善いおとなの代表みたいなイメージを持っている。
 でも小谷先生はストレートの長い髪を手元に垂らしながら書類を書き、いつも真っ赤なマニキュアをした指で伝票をめくり、ウルトラマリーンに縁どった瞳で人を見る。
 およそ先生と呼ばれるには程遠い印象だと勝手に私は評価している。
 小谷先生と私が話すようになってから2ヶ月と少し経つ。
 私の所属は商品管理の1部2課で、彼女は2部1課だ。このふたつがどれだけ違うかというと、部長が違うし課長が違うし担当の主任が違うし、席も机の列にしてふたつは離れていたのだった。
 その距離が、今年の春に変わってしまった。
 総務がフロアの配置換えをして、1部2課の列から弾き出された2人、私と派遣社員の大木さんは同じ室内ではあるものの、別のパーテーションに区切られる2部1課のはじっこに間借りすることになったのである。
「アヤちゃん、よろしくね」
 まだ彼女の名を知らなかった私に、小谷先生はそんなふうにこっちの呼び名だけ勝手につけて、真向かいの席で目を細めたのだった。
 笑顔のそれは近眼のクセで、コンタクトレンズがズレて困るとあとで聞いた。
 とんでもない席に移されたものだと気がついたのは翌日のことだった。

 さて6月半ばのある日のこと。
「リコちゃん、今日の出力は何時まで?」
 里子、というのが大木さんの名前だ。オオキサトコである。でも小谷先生と長年の相棒である有沢主任はリコと呼んでいる。
 小谷先生にいきなり言われて、大木さんは反射的に電卓から顔をあげた。
「えっと、4時まで」
 前の週5日間休暇をとって、グアムへ行ってきたばかりの大木さんは、陽に灼けて茶色くなった唇を動かした。私より2歳上の彼女は数々の職場をこなしたおかげで周囲に難なく溶けこむ術を持ち、海外でショッピングを楽しむキャリアウーマンになった。ぞんざいな口調は親しさのあらわれだ。
 先生とは経歴も部署も違うのだが仕事の内容は同じらしい。らしい、というのは私が違うからで、詳しくは知らない。
 正社員でない者同士でもある彼女達は、いろんな意味で以前から親しくしていたようだ。
「あら〜、4時までだってよ、センセ」
「間に合うかしらね? コレ」
 大木さんの向かいに坐る有沢氏は壁の時計を見あげ、先生は手元の書類を見おろした。
 先生や大木さんの仕事は端末で仕入と売上を入力し、電算室から出力された伝票を持ってきて個数や単価にミスがないかチェックすることだ。
 入力される情報は担当者によってまとめ方が違う。
 大木さんは2課の男性から受け取って処理しているし、小谷先生は本来、有沢氏からもらうはずの書類を彼と一緒になって作成している。
 有沢氏の仕事が遅いのか、量が多いのか、チームワークを誇っているのか、よく判らない。
 実際に見ていると口数の多い彼らは歳が近いらしく、仲のいいこと、それは社内一だろう。最初は夫婦なのかと思ったほどだ。
 私は出荷指示書を埋めながら、ちりらと卓上の時計を見る。そろそろ3時になる頃だ。
 今日もだろうな、と私は内心溜め息をついた。
「合わなきゃ困るでしょう。フルスピードよ、センセ」
「あっじゃあさ、あたしその前に生協行ってくるわ」
「はいはい。ウーロンお願いね」
「リコちゃんも来る?」
「うん、行く」
 そうして引き出しからポーチを取り出し、先生と大木さんは席を立って行ってしまう。
 生協は階段を下りて外へ出た別館の2階、社員食堂の脇にあって、出張グッズや軽食類の他に、飴やスナックやジュースといった嗜好品を社員に販売している。
 自動販売機より安いし、息抜きに周囲を誘って席を立っていく女子は多い。
 寄り合いじゃあるまいし、と私は思うのだが……3時の力は偉大だ。一斉に女子の姿がフロアから消えても上司は何も言わず、それどころかお裾分けされるお菓子をあてにしているのだった。
 別に3時が休憩時間というわけじゃない。
 私は月に5千円近くも生協に払いたくないので、喉が乾けば同じフロアの給湯室へお茶を煎れに行く。昼食時以外ほとんど陽を浴びない。モグラみたいな毎日だが、慣れればどうってことはない。ゾロゾロと生協を目指す方がよっぽど奇異だと思うのだ。
 まあしかし、彼女達の習性がそれだけならいい。万一迷惑をこうむる人物は彼女らに仕事を頼んだ者だけで、私には関係ない。
 それだけなら。
「アヤちゃん、行きたかったら一緒に連れてって、って言うのよ」
 手元に目線を落としたまま、有沢氏が話しかけてきたので驚いた。
「ああ、はい、どうも」
 私の名前は綾野聡美という。勤めて2年。
 偶然にもアヤノサトミだ。大木さんがサトちゃんと呼ばれていなくてよかった、とちょっとだけ思う。
「アヤちゃんておとなしいわよねえ、そんなんで彼氏つくれるの?」
 おーきな御世話だっ、と思う。
 有沢氏が仔ブタのように色白でぷっくらした顔にまるで決まらない薄茶色い偏光グラスをかけ、言葉を文字に置換したら女としか思えない口調で仕事より喋る方に時間をかけているような人なのに、色の抜けたソーセージみたいな指には結婚指輪がはまっている。そっちこそ不思議でしょうがない。
 大きなお世話はお互い様か。もちろん私は黙っているけど。
「毎日ちゃんとデートしなきゃ」
「デートするなら平日は無理じゃないですか」
「あらそんなに残業してる?」
「そりゃ有沢さんより少ないですけど」
 私は当たり障りのない返事をした。
 彼の問いには要注意だ。何かおいしいネタ……つまりたとえば私に彼氏がいるとか社内恋愛をしてるとか、そんなゴシップみたいな話題を提供したら最後、それは小谷先生の耳に入って社内全体へと伝わっていくのだ。
 2部1課の他の人達は全員男性で、営業内勤というのは名ばかりでいつも出張している。
 私の席からは2×2の4個の机を隔てて課長の席があり、暇な時はうろうろと寄ってくることもあるが今はいなかった。課長が雑談に参加するなんて正直ハタ迷惑なだけだし無法地帯というのも困りものだ。
 誰か正常な仕事場に戻してくれ、と私は今日もかなわぬ願いをつぶやく。
 私の仕事は取り巻かれた環境からみればまったく別で、端末とは縁のない手書きの、台帳付けや伝票の発行をしている。
 定時は18時、残業して19時に退社。月末になると21時や半になる。
 ついでに言えば通勤時間は90分で、家族団欒の夕飯時に間に合うことはほとんどない。
 月締めで回覧されるチェックリストによれば、男性の有沢氏はほぼ連日20時まで残業しているらしい。
 正社員の仕事は際限がなく、そして個人の満足度とはまったく関係がない。忙しくても職場において彼らはいつも退屈なのだ。
「その気になれば時間なんて、たくさんあるんじゃない?」
 あくまでも私をさぐる気でこっちを見ない不気味さに、デートの内容にもよりますね、と発言すべきか迷った時、先生達が帰ってきた。
「なあに、どうしたの」
 有沢氏の手元に注文の品を置き、椅子を引きながら小谷先生は興味津々、さっそく身を乗り出してくる。手もその調子で動かせばいいのに。
「うん、アヤちゃんのデートの話をしてたの」
「綾野さん彼氏いんの?」
 むしろ、大木さんの竹を割ったような質問は小気味いい。私は焦らず話題をそらした。
「残業してても彼氏はできるかなって話」
「なあんだ」
「リコは彼いるの?」
 相変わらず下を向いたままだが、有沢氏の矛先が変わって私はホッとした。
「えー? いないよそんなの」
 大木さんは楽しそうに言って瓶のドリンクを開けた。
 からん、と足元に置かれた円筒形のゴミ箱にフタを放る。事務椅子に斜めに坐り、ブローで少し傷んだ髪をかきあげ、制服の青いタイトスカートの足を組んで飲む。
 仕事中でなければ、私は彼女のこういうところが結構好きだったりする。
「いればグアムで買い物なんかしてないって」
「それもそうか」
 有沢氏と小谷先生が大木さんじゃなければ怒るんじゃないかと心配になるほど笑っている。
「先生はさあ、いつ結婚したの」
 思わぬ大木さんからの切り返しに、菓子袋を開けていた小谷先生の手が一瞬止まった。
「いつって……えーとねえ」
「先生ってさあ、職場結婚でしょ?」
 矢継ぎ早の攻撃だ。遠慮なんかどこにもない。これが3時の恐ろしいところである。
「そうよ。タカちゃん音楽のセンセだもんね」
 指折り数えている先生に有沢氏が助け舟を出した。
 タカちゃん、というのは以前も会話に何度か出てきたが、それが旦那さんの名前だとは知らなかった。
「そうそう、もう5年前になるかしら。カッコよかったのよー。今もカッコいいけどさ」
 うふふ、なんて笑っている。
 私は引き出しからシャチハタを出し、積んだ書類の仕上げにかかった。
「やっぱり恋愛?」
「モチロンよ」
「子供は?」
「つくってない」
「へえっ」
 認めを押しながら、私は小谷先生のツンとした顔を直接は見ずに思い出していた。
 笑うと柔和な皺ができて冷たい印象はないのだが、彼女の表情にはどこか刺がある。
 ような気がしていたけど、もしかして子供が生めない身体だったりしたのだろうか。
 働く女性というと聞こえはいいけど、仕事で寂しさを紛らしていたのだとしたら、ちょっと気の毒だ。私も今後の態度を少し改めなくてはならないだろうか。
 と考えたのだが、想像はアッサリ裏切られた。
「あたし子供って嫌いなのよね。生んだらさ、身体のセンが崩れちゃうのよ」
 私は朱インキを指につけてしまい、慌てて卓上のティッシュを抜き取った。
「ああ、そう聞くよね。でもタカちゃんは?」
「好きなんだって。だから欲しがったわよ。子供が要るなら離婚して他の人とつくればぁって言ったら諦めたけどね」
 大木さんの質問にも先生の答えは淡々としていた。
「子供ってほら、うるさいじゃない? ある程度育てばいいけどさあ、そこまでが大変じゃない。子供なんていらないわよ」
「なるほど」
「タカちゃん可哀想よねえ。ウチはちゃんと子供いるわよォ、男の子と女の子」
 有沢氏がわざとらしく同情染みた声をあげた。なぜか、ねェ奥さん、みたいなイントネーションで語尾がのびている。
「へえっ、いくつといくつ?」
「よっつとふたつ」
「かわいい盛りじゃん」
「最近は生意気になってきたけどねェ」
 見ると、有沢氏の顔は自慢げに輝いていた。
 先生も別に気を悪くしたふうもなく笑っている。
「好きな人の子供、欲しくないんですか?」
 思わず私は訊いていた。ここに坐っているだけで会話に参加しているようなものだから、別に構わないのだ。
 そんな雰囲気は悪くないんだけど。
「タカちゃんの? タカちゃんが生んでくれればいいのよね」
 小谷先生はあっけらかんと言い放った。
「どうしてさ、女だけが痛い思いしなきゃなんないわけ? そう思わない?」
「思う思う」
 意外にも有沢氏が首肯した。
「じゃあ老後は2人きりなんだ」
 大木さんが早くも飲み干したドリンクの瓶をゴトンと捨てながら言った。
「今だって2人きりよぉ」
 先生の言葉で有沢氏が笑う。
 それもそうか、と大木さんも笑った。

 あの時は確かに、私は小谷先生が間違っている、と思った。
 結婚の意味っていうのは、最終的には子供をつくることにあるんじゃないのか。
 そりゃ、例外な人もいるだろうけど、少なくとも、私は。
 少なくとも私は健康な身体だし、子供だって欲しいと思う。子供が好きだし。
 ……子供が、好きだし。

   ◆ ◆ ◆

 板張りの廊下に、古めかしいドアチャイムの音が繰り返し響き渡る。
 インターフォンではない。
 私は奥の台所から、あるいは2階の自室から、慌てて飛び出し、玄関ドアを開ける。
 休日の夕暮れ。夏近い空はこの時間でも薄明るい。どこかで豆腐屋のラッパが鳴っていた。
「はいはい、お待たせしました」
「チビちゃんいますかあ」
 私は視線をずっと下げ、近所に住む小学生の女の子を見降ろした。
「ああ、今ねえ、ちょうど寝ちゃったところなの」
 私は何度も嘘をつく。
『遊ばせないで、散歩の時ちゃんと会ってるんだから。いちいち入れてるとキリがないのよ』
 うんざりした母と、きっと私も同じ顔をしている。
 女の子は遠慮がちに私の背後をうかがい、何も聞こえないと知ると、
「じゃあ」
 と言って片手をさしだした。
 雑草の束が握られている。
「これ、チビちゃんに」
 細長い茎の先端に白い花がついていた。でも葉の方が多い。
 私は受け取った。
「どうもありがとうね。またお散歩の時に仲良くしてね」
「さようなら」
 子供は嘘に敏感だ。きっと気づいているだろう。
 以前私が初めて出た時は、友達と2人で来て、庭に入れた。なかなか帰ってくれなくて困った。チビも確かに昼寝する必要があるのだし。
「またね」
 私はドアを閉めた。
 チビは生後2ヶ月に満たない。うちに来てから1ヶ月弱だ。両手のひらに身体を乗せると充分足りてしまう。
 私は庭に行き、ちぎれそうに尻尾を振って待っていたチビの、黒く濡れた鼻先に雑草をかざしてから松の木の根元に捨てた。
 関心なくそっぽを向くチビなんて、あの子は見たくないだろう。
 ……でもそれは、自分に対する言い訳かもしれない。
 子供が好きな人は話す時自然に目線を合わせて屈むのだそうだ。私にはそんなことすらできない。
 もしかしたら私は子供が嫌いなのかもしれない。
 今、初めてそう思った。
(つづく)
(初出:2011年09月)
   1 2 3 4 5 6 7
登録日:2011年09月20日 15時40分
タグ : OL 子ども

Facebook Comments

天野雅の記事 - 新着情報

  • 約束の夏(4) 天野雅 (2014年09月23日 15時35分)
    玲子に取り憑いたとおぼしき霊の目的とは? かつてのこの場所であった出来事が生者を巻き込み展開する。約束の夏、最終章。(小説ファンタジー
  • 約束の夏(3) 天野雅 (2014年09月03日 11時37分)
    雨に打たれながら玲子を探しに弓道場まで来ると、中から玲子が現れた。しかし、何かに取り憑かれているのか、まともではない。浅井の夢、汽笛、レール、様々な符号が収束しはじめていた。(小説ファンタジー
  • 約束の夏(2) 天野雅 (2014年08月10日 20時09分)
    幽霊の声を聞いたという山田。同好会の面目としては調査しないわけにはいかない。台風が近づいて雨風吹きすさぶなか、玲子が行方不明となり……。(小説ファンタジー

小説/現代の記事 - 新着情報

  • 園生に咲く花(7) 北見遼 (2016年08月13日 12時42分)
    事件が一段落つき、夜も明けようというころで気が付いた。「今日は受験日だった!」 焦る小紅をよそに姉の小百合は涼しい顔で飛ばしていた高速を降りる。そんなときが来た小紅の晴れやかな笑顔がまぶしい。園生に咲く花、最終章!(小説現代
  • 園生に咲く花(6) 北見遼 (2016年05月31日 14時28分)
    「見つけたわ!」深夜の高速道路を爆走するピンク色のワゴン車。誘拐犯の車を見つけた一行はカーチェイスの末、ついに犯人を追い詰める。重苦しい現場で露わになるそれぞれの想い。(小説現代
  • 園生に咲く花(5) 北見遼 (2016年05月12日 14時06分)
    誘拐犯と思わしき晴美――姉の旦那がかつてつき合っていた女性のアパートに雪崩れ込むがすでに空っぽだった。取り乱す姉に愕然とする小紅だったが、事態はそれどころではない。(小説現代

小説/現代の電子書籍 - 新着情報

  • オンラインマガジン『騒人』総集編  (2015年08月20日 17時44分)
    オンラインマガジン騒人に掲載の編集者オススメ作品と書き下ろし作品をまとめて発刊した投稿Web小説『Sohzine.jp』Vol.1から10までを一冊にしました。一巻ずつ購入するよりお得。単体で電子書籍化した「作家の日常」は小説家、阿川大樹氏の日常を公開。また、宇佐美ダイ氏の「LeLeLa」は、不思議な力を手に入れ吸血鬼となった男の対決を描く伝奇小説。眠太郎懺悔録シリーズの青島龍鳴氏「ファーストキスは鉄の味」、城本朔夜氏の電子書籍「イペタムの刀鞘」外伝など、充実した内容でお送りします。コメディや児童小説の他、時代小説、ファンタジー、笑える・泣けるエッセイまで、70作品を一気に楽しめます。(小説現代
  • 投稿WEB小説『Sohzine.jp』Vol.9  (2015年08月20日 17時29分)
    騒人編集部お勧め作品を掲載! 青島龍鳴氏『ファーストキスは鉄の味(前編)』は、退治屋不足のため狐の女王と取引をする帝家。眠太郎懺悔録シリーズ。樹都氏『ヤミネコ』。猫にまつわるあらぬ話。阿川大樹氏『作家の日常』では、お金にまつわる話しを赤裸々に告白。宇佐美ダイ氏『LeLeLa』。美智子は朋子に“気”を扱うための栓を抜かれるが……。綺羅星沙々羅氏『太陽は君に輝く』はククルの森に入った一行の前に難敵が出現。南川純平氏『ポトゲラヒ』。下田にやってきた久之助は写真術を学ぶ機会を得る。いちばゆみ氏『ゆうきゃんの人生迷走案内』。電車で見たポスターに思い出したのはカオルくんのことだった。あのとき、何が出来たろうか? (小説現代
  • 投稿WEB小説『Sohzine.jp』Vol.8  (2015年08月20日 17時24分)
    騒人編集部お勧め作品を掲載! 浅川こうすけ氏『恋人ボックス』。モニターに映し出された恋人、デアルを独り占めしたい村木は作戦を練る。天野雅氏『永遠の海』。中学三年の千彩子。案内された崖の上。彼女の計画とは? 阿川大樹氏『作家の日常』は編集者との出会いについて。宇佐美ダイ氏『LeLeLa』は逃げ出した美智子の前に“新人類”を称する吸血鬼が現れる。綺羅星沙々羅氏『太陽は君に輝く』では、貴族と一般人の混合チームで試験に挑むことに。新連載、南川純平氏『ポトゲラヒ』は日本における写真の開祖、下岡蓮杖の青春を描く。おおみち礼治氏『宣う躰 キンタマチェック』は当時十六歳だった著者の入院録。今号も面白いに決まってる! (小説現代

あなたへのオススメ

  • うちのチビいりませんか 番外編 ミレニアムイノセント 天野雅 (2012年05月02日 11時39分)
    20世紀最後のクリスマスを前に、聡美たちは彼氏の話で盛り上がる。そこへ企画の安堂が訪れつぶやいた。「――上手なのね、嘘が」。…そうかもしれない。でも、なにが?(小説現代
  • うちのチビいりませんか(6) 天野雅 (2012年01月25日 20時52分)
    いったい自由はどこにあるのか。人事異動の噂でうわついた社内に常務が訪れた。問題が明るみになり、部長も課長も飛ばされるかも知れない。一方、チビを手放そうという話しに、涙を堪えて反対する聡美。(小説現代
  • うちのチビいりませんか(5) 天野雅 (2011年12月29日 13時47分)
    誰でも、何かを抱えてる。ひとりひとり違う何か。ドアの倉庫と配送センターを兼ねた業者へ。特注のドア10枚がなくなってしまったという。えらいことになった。書類をチェックすると信じられない事が発覚する。(小説現代