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天野雅
著者:天野雅(あまのみやび)
埼玉県生まれ、千葉県育ちの関東人だった。結婚を機に関西の人間になる。現在は関西とも東海ともいえる近畿地方に在住。10年経って方言にも慣れた。血液型はマイペースで知られるB型。住めば都を地で行く性質。ネット作家歴20年。同人作家歴はプラス5年。趣味は映像鑑賞。写真撮影。歌唱。創作料理。好物は自然万物一般。美術芸能一般。パソコン。ゲーム。漫画。文章。
小説/現代

うちのチビいりませんか(3)

[連載 | 完結済 | 全7話] 目次へ
すすんで親しくなったシノさん。珍しく彼女に誘われ――聡美の予感は的中した。どんな「経験者」と思われたのやら、やはり恋愛相談だった。喫茶店が閉店するまで共にする。まあ、両思いだって、少しはあるけどね。
 キッカケなんて、なんだっていいのだ。
 たとえば朝、いつも挨拶を交わすとか。コピーの番を譲ってくれたとか。FAXを代わりに送ってくれたとか。
 女の子なんて、しごく単純な生き物。

   ◆ ◆ ◆

 私の同期は同じ高卒なら他に女子が2人、男子と大卒の人達を含めると10人近くになる。高卒の男子は千葉の工場に配属されている。大卒の女子達は仲が良いが、私達3人は私の趣味が違いすぎてつりあいがとれなかった。
 私は去年の秋に1人中途採用されてきた年上の史宮由子(しのみやゆうこ)とすすんで親しくなった。
「どう、そろそろ注文が入ってきてるんでしょ。キツくない?」
 今は夏の初めだ。私にはこんな話題しか思いつけない。
 シノさんは販売促進課のはみだし部署、いわゆるカレンダー部隊にいる。カレンダーを扱うのはフロア広しといえども彼女とその課の主任の2人だけだ。
「うん。大丈夫」
 そばかすのある顔で、彼女は好感度よく微笑した。
 私も笑顔で応じて、卵スープを飲んだ。
 食堂は横長のテーブルがいくつも並んでいて、適度にクーラーが効いている。
 社員はセルフサービスで好きなメニューを選んで好きな席につき、角に設置された大型テレビを観ながら、食べ終われば食器を片づけ戻っていく。孤独に食べる男性のために、私達はいつもテレビに背を向ける席で、並んで坐っていた。
「カレンダーの仕事ってよく知らないんだけどさ」
 お椀をご飯茶碗に重ね、お茶を飲みながら私は訊いた。
「注文は営業がとってくるわけ?」
「そう」
 営業、と簡単にいっても1部1課から4部2課、プラス海外事業部1課2課がある。それを一手に引き受けるわけだから、総数となるとちょっと想像がつかない。
「シノさんはそれを印刷にまわすのね」
「うん」
「で、新年までに出荷すると」
「そう」
「印刷所ってそれ、ここにあるやつ?」
「うん」
 新人研修の時に見た、隣にある建物。試刷と見本作成で回転していた印刷機のドラムは間断なくエンドレスの柄を帯状の塩ビに刷っていた。
 塩ビというのは多分塩化ビニールの略で、壁紙にも床材にもドアにもなる。売り物の木目(もくめ)印刷は千葉工場が受け持ってるはずだけど、ここの敷地内にもまだ他に輪転機が動いていたらしい。
 私達より遅く来た向かいの席の男性達が、またたく間に食事を終えて帰っていった。作業衣だ、工場の人だったろうか。空席はすぐ別の作業着姿の男性が坐る。さっきの人と色違い。フォト部の人かもしれない。なんて勝手に想像する。メニューは酢豚定食。
 私はお茶を飲み干して、お碗に重ねて積んだ。
「大変だよね、たった2人しかいないんじゃ」
「まだ少ないから、大丈夫」
 シノさんは丁寧に箸で切り分けた唐揚げの、最後のひとカケを口に入れると、茶碗もようやくカラにした。
「主任はちゃんと教えてくれてる?」
 私はカレンダー主任の名を覚えていなかった。
「うん」
 スープに手をのばしながら、シノさんはうなずいた。

 私が初めて彼女に声をかけたのは食堂だったし、担当部署も仕事内容も家の方向も違う私達が1日のうちもっとも話すのは食事の時だった。
 彼女は弟、私は妹のいる長女。自宅通勤という身の上でもあり、たまに置かれてる境遇が似てるかなって気もする。
 毎日の話題といえば、互いの仕事に対する質問や同僚の噂話に終始していた。
 まあそれでも、史宮由子と私は友達なのだ。

 その日珍しくシノさんが言った。
「今日、一緒に駅まで帰らない?」
 月末締めの処理は先週で終わっている。残業しなくても翌日に響くほどではない。
 私は定時のチャイムと共に、有沢主任や部長課長に挨拶して席を立った。
 小谷先生はお休みの日、大木さんは5時までだからもういない。
 エレベーターで2階分あがる、4階の更衣室は定時直後で混んでいた。
 残業の容認度は部課によって違う。定時退社を唱える上司が増えたけど、もちろん代わりに仕事をやってくれるわけじゃないから本気で仕事が溜まってしまう人は悲惨だ。反面、小遣い稼ぎと思っている人が楽に残業していたりする。
「バスって最終何時だか知ってる?」
「えー、そこのやつ?」
「そうそこのバス停。九段行きのやつ」
「8時20分だったっけ? なに、残業でもすんの」
「ううん。逆算して駅前を何時頃に出るかなと思って」
「それってデート? 週末雨だってよ」
「えーっホントに」
 OL達はめぐるましく制服を脱ぎ、スーツやおしゃれ着姿になってロッカーの扉を叩くように閉めていく。
「じゃっお先にー」
「また明日ね」
「お疲れさまぁ」
「お疲れー」
「失礼しまーす」
「お疲れさまでしたぁ」
 だいたい着替えにみんな5分以上かけない。
 サンダルをパンプスに履きかえて、リノリウムの床に意気揚々とヒールを響かせ1人、1人、去っていく。
 6時15分、更衣室はシノさんと私だけになった。
「ごめんなさい、遅くて」
 ロッカーの扉裏についてる鏡で髪型を整えながらシノさんが言った。
「ううん。急がないし」
 定時退社を誘ったのは彼女の方なのだ。私は気軽に首を振った。
 シノさんは背が高く、細い。その背中の真ん中辺りまでソバージュをのばしている。バレッタで低い位置にまとめると、言っちゃ悪いけど実年齢以上に見えた。入社してからこっちOLに見られたことのない私と並ぶと余計年上に見える。いっそ私みたくオカッパと言わないまでも肩くらいでカットすれば、涼しいし20代前半に戻ると思うんだけど……そんなこと言えないや。
「化粧室に寄ってくれる?」
「うん、いいよ」
 私はシノさんがロッカーを閉める音を聞いて、更衣室の外に出た。
 化粧室は1階。大きな鏡に向って洗面台の前に並ぶと、ルージュをひいていたシノさんがつぶやいた。
「やっぱり似合わないかしら」
 私は蛇口をしめて、ポシェットからハンカチを取り出した。
「何が?」
「ううん、こっちのこと」
 遠慮がちに目を伏せる。しかしすぐ顔を上げると彼女は言ったのだ。
「オフセットの玉木さんて知ってる?」
「それって……印刷だよね」
「うんそう」
 質問に脈絡がない。プラス、オフセット印刷部隊、の人ということは、だ。嫌な予感がした。いや、答えは決まっているけれど。
 同じフロアにいても、たとえ同期でも、仕事の内容は部課によって全く異なる。私はドアの入庫と出荷を押さえて在庫の推移を毎日手書きで書類にしてる。シノさんはカレンダーの受注発注出荷売上、一連の事務をこなしてる。
 当然、接する人間は違うし行動範囲も変わる。私は同じ部課の人以外と社内で話すことはほとんどない、井の中の蛙さながら。シノさんは社内の営業部全体が得意先みたいなもんだ。
 そして私が自分の椅子からほとんど動かず、ごくたまに栃木の配送センターへ在庫を見に行く程度なのに対し、彼女はフロア全体と隣のビルの印刷所を毎日行き来している。
 ってことで。
「……知らない」
「そう……。あのね、好きな人ができちゃったんだけど」
 それは恋愛の悩みごとをもちかけてくる最初のセリフだ――私の予感は当たってしまった。工場の人間はほとんど男性であるわけで。
 廊下を曲がって鉄の扉を開ければ、タイムスタンプやタイムリコーダーのある場所に出られる。ここから駅まで徒歩15分、彼女の想いのうちを知らされ、『ねえどうすればいいと思う?』と攻撃されるのだ。
 珍しいことじゃない。女の子にとって、恋愛は呼吸するのと一緒だ。気がつけば始まっているし、迷っても停止することはない。次から次へと。
「まさかそれで会社を辞めたわけ?」
 彼女の場合は、まあ、少し違っていた。
「そう」
 カジュアルバッグを胸に抱えて、夏の夕日に押し戻されそうに歩く、シノさんは頼りなげにうなずいた。ミントブルーのワンピース、白いレースの襟が風に揺れてる。
 生暖かい空気は私の腕も撫でていった。
 気の早いセミの鳴き声。
「待ってそしたら、あの……4人目なわけか」
「うん」
 道路は、駅前通りに出るまで住宅街をのどかに横切っていく。国道と高速を結んでいるから幅広く、トラックも通るが、路側帯は白線だ。走ってくる音がしたら片側に寄る、その程度の道なのだ。
 私達は並んで歩いていた。この先どう会話を進めたらいいのか、私は悩む。
 高校、大学、前の会社。好きになった人が、今回で4人目だという。彼氏の数じゃなく。こなした経験数じゃなく。
 片想いの数が。
「でもね、フラれたからって転職も、そうできないし」
「うん。まあ、そりゃ、そうだ」
 私はシノさんが言葉を続けてくれたので、ホッとしながら相槌を打った。古そうな社宅の庭の、大きな桜の濃い葉を見あげる。のんびり歩いてあと10分の道のり。まだ私は『印刷所の彼氏』について何も聞かされてない。
 そろそろ気配はするけれど。
「前の会社の人は、最初OKしてくれたの。でも何度か会ってぎこちなくなって、だんだん電話がかかってこなくなっちゃって……はっきり何も言ってくれなくて」
「自然消滅ってやつかな」
「そう」
 私はソバカスに沈む彼女の横顔を盗み見、頭上の雲が紫に染まる空へ転じて、深呼吸をひとつした。私には空気の味なんて判らないけど。
「あきらめたわけだ」
「うん。辞めて、ようやく忘れられたの」
 その過程はさっき聞いた。同じ会社で困るのはそれだ。別れたあと顔を合わせる気まずさ。ところでシノさんの場合、何度かデートはしたようだけど、両想いまでいってなかったところが敗因だと思うわけで。
 まあいい、今は過ぎた恋の相談をされてるのじゃないのだ。
 シノさんが沈黙してしまったので、訊いた。
「その人と今度の人と、似てる?」
「さあ……」
「キッカケは?」
「ええと、印刷工程表を、いつも持っていったり受け取りに行ったりしてるの。何度か内線で話もしたし。それで、来週が誕生日なんだって昨日、言われて」
「プレゼントが欲しいって?」
「ううん。それだけ。でも誕生日を教えるってことは、催促されたのかなあって」
 なるほど。シノさんそんなに鈍くもないじゃん。
 でも考え過ぎってこともあるんだよ。
「好きなら買ってあげれば?」
 深い意味はなかった。誰だってそう言ったろうし、相談しなくてもそれぐらい誰でも思ってたはずだ。
 無言のシノさんを見あげて、私は焦った。
「まっ、まさか不倫てことはないよね」
「……うん、独身」
「だったらさ、まだ何も伝えてないんでしょ。とりあえずネクタイピンでもなんでも渡して、お礼にデートに誘ってもらうとか」
「好み、知らないし……オフセットにネクタイはいらないかも……」
「だったら何が欲しいか訊いてもいいし、なんでもいいじゃん、ボールペンとかさ」
「ボールペン……?」
「仕事に必要不可欠じゃない。千円とか高いやつ買えば体裁も整うよ」
「ボールペン……」
 私は感動を通り越して溜め息をついていた。
 泣くほどイイ男がウチにいたか。
「ハンカチ持ってる?」
「……うん。ごめんなさい」
 別にいいけど、と私は答えた。幸い向こうから歩いてくる人はなく……もし誰かが見たって連れの私が泣かしているとは思わんだろう。ふたり連れの片方だけなら涙してても意外に気付かないもんだし。
「で、口紅も彼氏になんか言われたの?」
「彼氏じゃないわよ」
「ごっ、ごめんごめん、冗談冗談」
 単に名前を忘れただけだったんだが……これでも昔は探偵になりたかったのになあ。シノさん本気で怒ってないよね?
「玉木さんは何も」
「そか」
 自分で見てそう思っただけか。
 化粧品に関しては、どうしても私にセンスがないのでノーコメントにしておく。
「じゃあさ、まあ、シノさんとしてはとにかく週末プレゼントを用意して、誕生日に渡してみたら? ちょうどよかったじゃない、休みがあって」
「うん。……やってみる」
 ふう。これで相談ごとはピリオドだろう。
 キリよく国道に出た。信号は赤だった。ここまで来れば車も増える。横断歩道の手前、背広姿と自転車の群れに紛れて立ち止まると、シノさんはとっくに役目を果たしたハンカチをまだ握りしめたまま小さく言った。
「でも綾野さん」
「うん?」
 渡れば駅だ。私は上野方面、彼女は中野方面、見事に正反対だから、改札を通過したら独りになれる。
「私ね、男の人とつきあった経験ないでしょう。前の人の時、それでフラれたのかしらって思うと、今度もダメじゃないかって……」
 なるほど。私に相談したかったのは、そういうことか。
「あのさあ」
 経験なくってダメならば、場数を踏めばいいことだ。肝心なのは数じゃないけど、確かに慣れって部分もある。……しかし、シノさんにとってはどう言うべきか。
「もしかしてまだ時間ある?」
 本来これは私の言うセリフじゃない。でも仕方ない。こういうこともあるんだ。
「あるけど、綾野さんは?」
 ハメられたな。まあいい、もう。
「あるよ。コージー寄ってく?」
 駅ビル地下の喫茶店。夕飯を食べよう。それだけ話もまだできる。
「うん」
 シノさんは嬉しそうにうなずいた。
 腕時計は6時半。
「あとさ、アヤちゃんとでも呼んで、私のことは」
 青信号に歩きだしながら、私は覚悟を決めていた。

 タイミングというものはあるもんだ。
 普段サイフにあまり入れない私が、一応の額を持っていたのは幸いだった。
 きっちりドリアと紅茶の代金を払い、23時を過ぎて帰りついた自宅は、予想通り静まりかえっていた。
 家には喫茶店に着いてすぐ電話を入れておいたものの、まさか閉店までいることになるとは私も思っていなかった。

   ◆ ◆ ◆

「あらら、降ってきた」
 土曜の空は朝から暗かった。午後2時を過ぎて、湿った風と波板を叩く音が網戸から入ってきた。私は読みかけの本を伏せた。梅雨は明けきってない。
「洗濯物入れてちょうだい聡美!」
 階段から母が叫んでくる。
「はーいっ」
 南向きの窓からベランダに出る。
 ……かなり粒がでかい。
 またたく間に視界が透明な簾(すだれ)状になり、すべての光景は鮮やかに洗われていった。隣家の灰色の瓦屋根も。庭の松の枝と葉と柿の木も。青いトタン屋根、アスファルトの道路、里芋の葉がそよぐ畑。森の杉や雑草も。
 洗濯物はみんな乾いていた。
「聡美ー、チビの散歩行ったのー?」
 外にいる私は、町内中に叫び返すわけにいかなかった。
 ブラウスと下着とバスタオルを抱え、窓を閉めて階段を下りると母が立っていた。
「すぐ返事しなさいよ、どうなの?」
「……私は行ってない」
「なんで雨降る前に行かないの」
 母は私よりずっと小柄だ。だが前後不覚にまくしたてる時は怖い。
 洗濯物を胸に抱き締めるようにして私は答えた。
「お父さんが行ってるかと思った」
「お昼御飯食べたばっかりで休憩してるわよ」
 母は洗濯物を奪うようにして私から受け取り、玄関をあごでしゃくって言った。
「長靴履いてっていいから、さっと行ってきちゃいなさい」
「まだ2時だけど」
 ちなみに昼食は両親私と揃って食べた。昼間の散歩は暑いから、夕方行くことにしていたりする。4時半とか5時とか。そして1時間歩いたり走ったり。
「雨だから涼しいわよ。いっぱい降ってくる前に行かないとチビが可哀想でしょう」
『チビが』、ね。それもそうだ。
「なんだまだ行ってなかったのか?」
 父が部屋から廊下に出てきた。板の床に足音を響かせてこっちに来る。
「そうなのよ。まったくぐずぐずしてるんだから。休日くらい聡美が散歩行ってよ、いつも言ってるでしょう。平日はお母さんが仕事しながらやってるんだからね」
 私はスニーカーと傘を取り、台所でビニール袋を探した。
「ちょっとは自分から動きなさいよ。2階で何してたんだか知らないけど、食器を洗うのだって母さんがやったんだからね。何も言わなくてもやってほしいわ、女の子なんでしょう、あんた。20歳にもなって――」
 母はまだ玄関前の廊下で糾弾をやめない。父にも発言を促している。父は母より年上で私より背が高いが威圧的なだけで、暴力をふるうことはほとんどない。私が何も言い返さなければ穏便に注意するだけだ。……たいていは。
「そうだぞ、休日ぐらいお手伝いしなさい」
「今朝だってお父さんが散歩に行ってくれたんだからね? 何時まで寝てるのよ、まったく。叱られなきゃいいと思って。黙って寝かしといてやったんだからね」
「寝るのが遅いから起きられないんだな。おととい帰り遅かったろおまえ」
「そうよ何時に帰ってきたのよ」
「……11時」
 私はチビの『ウンチ袋』を持って、廊下へ出た。母と父の声がついて来る。
「門限あるんだから、分かってんの? いくらお友達とお喋りしたいからってね、親との約束ごとくらい守りなさいよ」
「遊ぶなら家のことやってからにしなさい。ちゃんとしてれば何も言わないから」
「……分かったよ。行ってきます」
 1階のベランダから庭に出る。雫を蹴散らしてチビが駆け寄ってきた。

 シノさんは、いったい私をどんな『経験者』だと思って頼ってきたんだろう、と、漠然と気がついたのはチビが走って3本目の電柱に片足を上げた時だった。
 片想いなら長さと数で勝つし、両想いも少しはあるけどね。
(つづく)
(初出:2011年10月)
登録日:2011年10月12日 14時01分

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