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浅川こうすけ
著者:浅川こうすけ(あさかわこうすけ)
猫が好き。毛がつやつやの黒猫が特に好き。自分で飼ってるわけではなくて人様の猫相手に猫じゃらしを振ったりしています。でも本心では、自分自身が猫じゃらしにじゃれつきたいのです。時間やしがらみを忘れて一心不乱にじゃれつきたいのです。猫じゃらしを振っているのが美しい奥方ならなお嬉しい。――と、こんなことを真顔でいう30代の未婚男子でございます。
小説/現代

犬餅

[読切]
愛犬自慢に忙しい豊田にうんざりする松原は一計を案じる。嫌がらせが功を奏し、ほくそ笑む松原。軽トラを山間部に止め、木箱を「偶然」転がり落とす彼らがかぶりつく犬餅の正体とは?
 松原太一{まつばらたいち}は舌打ちしそうになるのをなんとかこらえた。ハンドルを握りなおして気をそらす。
「ほんと、もうかわいいんですって」
 助手席の豊田紀彰{とよたのりあき}が携帯電話を片手に嬉しそうにはしゃいでいた。
 松原はハンドルを切りながら、
「そうまでいうなら可愛いんだろうな」
「もう、メッチャかわいいんですって。ウソじゃないですよ。ほら、見てください」
 運転中だというのに眼前に携帯電話を差しだされた。ディスプレイのなかでは白い毛の小型犬がちょこんと座っている。
「ね、かわいいでしょ」
「ああ、そうだな」
 やんわりと携帯電話を払う。
 山道にはいってカーブが多くなってきた。対向車にも気をつけないといけないが、免許のない部下はわかっていないらしかった。
「ほらほら、寝転がってるところなんてもうね、天使みたいでしょ」
 返事をするのも億劫になり、松原は商店の前に軽トラックを停めた。
「休憩ですか? 松原さん」
「ちょっと小腹がすいたからな」
 いいながら降りる。山間部らしい澄んだ空気が首筋をなでていった。軽トラの幌が風ではためく。積荷は見えない。車体には「天羽園芸」と黒字でペイントされていた。
 店内には生活用品や食品が並べられていた。数も種類も少なく、豊田が渋い顔をしながらポテトチップスに手をのばそうとしていた。
「こっちだ」
 松原は商店の隅にあるテーブルに誘った。
「おばちゃん、餅ふたつ」
「へえ、店内で食べられるんですね」
 変なところに感心している豊田が、運ばれてきた水に口をつけた。犬餅ありマス、と書かれた張り紙は目にとまっていないらしい。「犬餅」というのは読んで字のごとく犬肉のはいった餅である。
 やがて犬餅が運ばれてきた。
「いただきます」
 豊田がさっそくかぶりつき、
「へえ、肉いりですね」
 くちゃくちゃ音をさせながら頬ぼった。
 松原も一口。舌全体に甘辛い味がひろがっていく。肉は淡白でやわらかく、数回噛むだけでソースや餅とほどよくからんだ。
「ごちそうさまです。うまかったですね」
 豊田がグラスの水を飲み干した。
「肉まんのガワを餅にしたような料理ですね。肉は豚ですかね?」
 松原は犬餅を飲み込んでから、もったいつけるような間をあけて、
「犬の肉だ」
 いって張り紙を指さした。
 豊田が眉をひそめ目も細める。日にあたって薄くなった字をじっと睨み、うめきもあげずにイスからずり落ちた。
 気絶だった。



「ひどい。ほんと、ひどい」
 夕方になってもグチが続いた。
「悪かった。気絶するほどショックを受けるとは思わなかったんだ」
「信じられないですよ、ほんと。マチルダだってそう思ってますよ」
 マチルダというのは愛犬の名前のようだ。
 豊田が唇を尖らしながら、
「マジで犬を食べたのかと思いました。鳥なら鳥っていってくださいよ」
 犬餅が犬肉いりの餅だったのは確かだ。文献にもちゃんと載っている。だが、江戸時代後期からは犬食が敬遠されてしまい、犬餅も鶏肉で代用されるようになった。鳥餅と呼ばれず犬餅という名が残ったのは、犬餅が「肉のはいった餅」という意味を含んでしまったためだろう。
 豊田の愛犬自慢はあまりにもしつこすぎた。犬餅を食べさせるといういたずらをしてしまってもしかたないくらいには。
 このちょっとしたいやがらせは功を奏した。車中での愛犬自慢がなりをひそめ、豊田は内心でほくそ笑む。道がうねってハンドル操作は忙しかったがストレスなく目的地につけた。アイドリング中の軽トラが照らすのは、不法投棄のゴミ山だった。
「うわあ、話には聞いてましたけど、実際に見ると想像してたより凄いですね」
 豊田が感嘆の声をあげた。
「冷蔵庫にテレビ、自転車まであるや。あっちのはロッカーじゃないですかね。ほら、駅にあるようなやつ。捨てにくるのはうちだけじゃな――」
「オレたちのは偶然に転がり落ちたんだ」
 幌の中から木箱を下ろす。ビール瓶半ダースがはいるくらいの大きさだ。重さもそれくらい。中が見えないのでビールといい切れば信じる奴もいるだろう。軽トラには積めるだけ積んである。「天羽園芸」というのは、もちろん嘘っぱちだ。
「ほら、ぼっとしてないで、早く偶然しろ」
「ちょっとだけ待ってくださいよ。ずっとガマンしてたんで」
 豊田が近くの長細い石にむかって小便をしはじめた。ちょろちょろっと岩に染みがひろがっていく。
 そんな岩があるとはじめて気づいた。あたりはすでに薄暗く、かろうじで輪郭が見える。
「おい、それってお地蔵さんじゃないか?」
 風雨で丸くなってきているが、よく見るとたしかにお地蔵さんだった。
「へえ、ほんとですね」
「ほんとですねじゃない」
 木箱を不法投棄の山に捨て、運転席からペットボトルを持ってくる。お地蔵さんの頭から水をかけて尿を流した。
「へえ、意外と信心深いんですね」
「うるさいな。山にいるときはこういうのが大事なんだよ。覚えておけ」
「そういいながら不法投棄するんですね。カッコ笑いですよ、カッコ笑い」
「うるさい。働け」
「それはいいんですけど、この箱ってなにがはいってるんです?」
「オレも知らん」
 もし箱が壊れて中身がでてしまっても手で触れてはいけない。知っていることはそれくらいだった。



 軽トラが空になった。すでに夜。外灯はないし星も見えない。車のライトがなければ真の闇だった。お地蔵さんも暗闇に溶けていた。
 一仕事終えた疲れからか無言で車に乗った。車中も無言。来た道をただただ引き返していく。右も左も杉だらけ。風で揺れるたびに不気味な葉擦れの音がした。泥だらけの悪路を登りきり、やっと舗装された道へ戻ってきた。
「帰るころには何時ごろになるでしょうね」
 豊田が携帯電話に目を落とした。時間を確認しているのではなく、マチルダとかいう愛犬の写真を眺めているのだろう。
「まあ、九時ちょっと前ってとこだろうな」
「夕食どこかで食べないとですね。マチルダもお腹すかせてるだろうな」
「このへんで食べるとなると犬餅だな」
「よしてくださいよ。もうイヤですよ」
「犬肉じゃないからいいだろ、別に」
「いや、まあ、そうですけど。市内に戻ってからファミレスにでもよりましょうよ」
 ――午後九時をすぎた。
「やっぱり橋を渡るべきだったんですよ」
「谷はさっき渡ったろ」
「ここは右折で」
「道があがってるだろ。下らないと」
「まだですか。腹がすいてたまりませんよ」
 道なりに下っていけば麓の道にでるはずだった。何度か来たこともある。迷うはずがなかった。まさか、という思いが焦りにかわる。アクセルを踏む足に力がはいった。携帯電話は圏外。GPS機能が使えるとはいえ地図を参照できないのでどのあたりにいるかわからない。ヘッドライトがあたっていないところは黒一色で目印になりそうなものも見つからなかった。
「あ、あそこに明かりがありますよ。ほら、あそこ」
 豊田が喜色をあげた。
 これでやっと道を訊ける、と声にはださなかったが松原もほっとした。
 近づくとその明かりは商店だった。往路で立ちよった店と似た外観だが、カンバンはかすれていて「商店」の2文字しか読み取れなかった。ガラスの引き戸からは薄暗い明かりがにじんでいる。住居といっしょになっているとはいえ、山奥でこんな時間まで営業しているのは珍しかった。なんとも奇妙に感じたが、ようやく道を訊ける喜びのほうが勝っていた。
 ガラス戸をあけ、
「ごめんくださーい」
 はいはい、としゃがれた声が返ってくる。腰の曲がった老婆がでてきた。風呂上りなのだろうか。髪が濡れて顔にべったり貼りついている。襟元には黄色みがかった大きな染みがあった。髪染め液でも流れたのだろうか?
「なんじゃいね?」
「夜分遅くに申し訳ありません。ちょっと道をお伺いしたいのですけど……」
「はいはい」
「麓に下りるにはどの道をいけばいいのでしょうか?」
「そうですなあ」
 いいながら奥に引っ込んでいった。
 豊田と目をあわせる。彼は肩をすくめて、
「地図でも取りにいってくれたんですかね」
 しばらくして、老婆がお盆を持ってあらわれた。汚れたガラスケースの上に皿が置かれる。のっているのは餅だった。
「あの……」
「犬餅じゃいね」
「はあ、そうですか。いやあ、道をお訊きしたいんですけどね――あ、そうですね。ただでお聞きするのもアレですし」
「ただでええじゃいね。長いことうろうろしとったじゃろ。園芸屋さんも大変じゃ。このへんは店もないしのう。腹も減ったじゃいね。食べていきいね」
「ありがとうございます。遠慮なくいただきます」
 断るのも角がたつ。松原は犬餅をつかんだ。一口。なんともいえない臭気が鼻をついた。甘辛い味付けでごまかそうとしているが獣臭さを隠せていない。歯ごたえも固い。弾力が強すぎて噛みきるのに時間がかかった。かけた時間分、口のなかに獣の臭いが染みついていく気がした。
 豊田もまずそうな顔をしているだろうと伺うと、あにはからんや、うまそうにかぶりついていた。老婆を前にして「まずいからお前にやる」ともいえなかった。松原は口にいれたひとかけらだけはなんとか飲み込み、残りをポケットに隠した。
「それで麓に戻る道なんですけど……」
「それならこの前の道を右に進まんね。ずっと降りていけばいいけんど、橋を渡ったあとは右に折れんね。道なりにいったら左に曲がってしもて山にはいるんよ。気いつけんとじゃね」
 方言まじりだったが道順はわかった。このまま進み、橋を渡ったら右折ということだ。道なりにいくと左折してしまい、また山にはいることになるらしい。
「ありがとうございます。ほれ、いくぞ」
 豊田をうながす。彼は犬餅をほおばりながら老婆に会釈した。
 帰りの車中で「まずかったのによく食えたな」と訊ねると、しれっとした顔で「うまかったですよ」と返してきた。よっぽど腹がすいていたのだろう。
 松原は一口かじっただけの犬餅を窓から捨てた。視界にサイドミラーがはいった。暗すぎて車体すら写っていない。ふと思った。さっきの老婆は「園芸屋さんも大変じゃ」といったが、どうして園芸屋と思ったのだろう。車体に「天羽園芸」と書かれていたから? いや、こう真っ暗では車体の文字は読めなかっただろう。明るい店内から暗い外を見ればなおのことわかるまい。そもそも、車は正面をむけて停めていた。側面の字が見えるわけなかった。
 なにが、とはいえないが、なにかが心に引っかかった。
 やがて橋が見えてきた。渡って――停まる。
「どうしたんです? ここ右折でしょ」
 道なりにいこうとすると左折だが、確かに右にも道があった。舗装はされているがかなり痛んでいる。ひびわれたアスファルトがヘッドライトに照らされる。標識などないのでどちらに行くべきかもわからなかった。
「携帯電話は使えそうか?」
「まだ圏外ですよ。早く帰りましょうよ。マチルダもお腹すかせてます。右折ですよ、右折」
「左折だ」
 なぜそう確信したのか説明できないが、スタートを切るとすぐにハンドルを左にきった。
「さっきのおばあさんは右折だって」
「方言交じりだったからそう聞こえたが、話をよく整理してみると左折しろといっていた」
「ほんとにい?」
「間違いない。それにここまで遅くなったんだ。もうちょっと遅くなってもいいだろう。毒を食らわば皿までもだ。餅も食ったから腹は大丈夫だろ」
「めちゃくちゃいってますね」
 聞く耳もたずアクセルを踏み込んだ。
 ブーたれていた豊田も、山と山の間から街の明かりが見えてくると歓声をあげた。
「この道は見覚えありますよっ」
 どれくらい走ったのか。夕方によった商店を通過した。こちらはすでに閉店している。
 結局、帰りつけたのは日が変わったあとだった。



 翌日、豊田が欠勤した。愛犬の具合が悪いので医者に診せにいくらしい。
 昼過ぎに再度電話がかかってきた。愛犬が亡くなったそうだ。どういうわけか、体内の肉が削ぎ落とされていたらしい。切開跡もないのにどうやったのかは不明とのことだった。
「昨日、もっと早く帰れていれば、こんなことにはならなかったかもしれないですよ……」
 暗い声のグチがしばらく続いた。そのために電話をかけてきたのだろうから、おとなしく聞くことにする。
「でもね」
 暗い声が笑った。
「不思議な感覚なんですけど、いまもいっしょにいる気がするんですよ。一心同体というか。マチルダのキャンキャン吠える声が腹の底から聞こえるというか」
 松原も聞こえた。自分の腹から。トイレに走った。喉奥に指を突っ込んで嘔吐する。犬の鳴き声が流れていったような気がした。
(了)
(初出:2011年12月)
登録日:2011年12月01日 16時40分
タグ : 不条理

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