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天野雅
著者:天野雅(あまのみやび)
埼玉県生まれ、千葉県育ちの関東人だった。結婚を機に関西の人間になる。現在は関西とも東海ともいえる近畿地方に在住。10年経って方言にも慣れた。血液型はマイペースで知られるB型。住めば都を地で行く性質。ネット作家歴20年。同人作家歴はプラス5年。趣味は映像鑑賞。写真撮影。歌唱。創作料理。好物は自然万物一般。美術芸能一般。パソコン。ゲーム。漫画。文章。
小説/現代

キミが好き、でした。

[読切]
中学からの付き合いで、一度は告白された仲。大学に進学してからは連絡もなく、就職して数年ぶりに会ったふたりの一場面。
 おぼえているよ。
 あなたが、どこにいても。
 わたしは、ここにいる。
 そこにいるあなたのことを、いつも想っている。
 ともにいた日々を、わすれない。
 この気持ちごと、おぼえておくよ。
 いつまでも。なにがあっても。


***


「すごいねぇ、10年に1度くらいのナイスタイミングだったよ」
 遠目にお互いを確認した瞬間、息せき切って駆けてくるなり絵梨は全開の笑顔でそう言った。
 昔のおもかげが哲雄の脳裏に強くよみがえり、15年の時をさかのぼる。
 もちろん、あのころ彼女の唇はルージュなどつけてなかった。
 休日の正午。待ち合わせたのは、JR大阪駅の西口、バスターミナルの交差点横。繁華街とは逆方向で、旅行カバンを提げたカップルや家族連れとすれ違う。
 手ぶらの哲雄と軽装の絵梨は地元の人間に見えた。
「変わってないねぇ」
 絵梨はまだ突然のできごとに興奮しているようだ。
 パステルピンクのAラインのコートに、明るい色のニットのスカート、焦げ茶のショートブーツをあわせている。はねるような足取りに肩からオフホワイトのショルダーバッグが落ちそうになる。
「いきなり来るんだもん、焦ったけど、電話くれて嬉しかった。今日はバイト休みだったし、夫はインターネットの仲間と遊びに行っちゃって、朝から起こされて、ヒマだったし。いい天気だし。良かった」
 哲雄は軽い苦笑で応えた。直接に会って話すのはかれこれ10年ぶりだ。
 最初のセリフが頭にひっかかっていて、哲雄は絵梨を道の端にとめたブルーのRVへつれて歩きながら、思いをめぐらせた。
 ……そう。
『一生に1度くらいのベストタイミングだったね』
 あの時、絵梨は宝物でも見つけたみたいな調子でそう言ったのだ。


 遠井哲雄と藤坂絵梨は、中学2年から卒業までの2年間を同じクラスで過ごした。3年生の1年間は、学期ごとに席替えしたにもかかわらず、ずっと隣同士、同じ班にいた。卒業アルバムに貼られた写真では、修学旅行も文化祭もすぐ近くで笑っている。
 特に言葉を交わすようになったのは3年生の1学期、班長と副班長の間柄になってからだった。お互いに責任感が強く、哲雄は絵梨がストレートに寄せてくる忠実さから信頼されていることを感じたし、彼自身も率直な彼女に好感をもった。時間があれば興味のあることを片っぱしから話し合い、急速に親密になった2人に周囲が驚いているのも気にならなかった。
 責務を下りて2学期以降、離れずにいられたのは、彼らの関係をおもしろがったクラスメイトの陰謀だったが、そういった期待には応えることなく、あくまでも友達として親しかった。
 高校進学で2人の進路は別れた。東京近郊の地元からは離れずにいて、月に1度くらい電話で話すことができた。だいたい絵梨からかかってくる電話の内容は、親と対立したり、恋愛の悩みといった、彼女ひとりではもてあますような相談ごとが多かった。
「音楽の学校、反対されちゃって」
 嗚咽混じりの鼻にかかった声で切り出されたこともある。
「専門の勉強をしたいって言ったら、普通以上に弾けるわけでもないのに、行っても無駄だって。ヒドいよ」
 話すようになる前から、覚えている限り1度も絵梨の泣き顔を見たことなどなかった。電話越しにどんな表情をしているのか想像がおぼつかないまま、哲雄は冷静に考えをめぐらせた。
「プロになりたいの?」
「ミュージシャンとかまでいかなくても、電子ピアノの先生とか、なれないかなあ。無謀な夢かなぁ」
 語尾が消え入りそうで聞き取りづらい。けれど深夜には小声もふさわしい。哲雄も合わせて静かに告げた。
「オトナになってからレッスンを始める人もいるって聞いたよ。やる気があるなら、どんな形でもできると思うけど」
 結局、絵梨は高卒で東京都内に社屋を構える割りと大きなIT企業に就職した。
 哲雄が浪人を経て愛知県の大学にすすむと、滅多に話す機会もなくなる。
 最後に声を聞いたのは、大学2年目の夏だったろうか。盆休みで帰省していたところへ、不意の電話だった。
「びっくりしちゃった。愛知の下宿先にかけたら、こっちに来てるって聞いて」
 どこか明るくなりきれていない口調を敏感に察して、哲雄は首をかしげた。声だけのつきあいなら長い。絵梨は何か緊張している。
「1度、会えないかな。話があるんだけど」
 厄介な相談事だろうか。さぐるような言葉に警戒心がわいてしまった。
「電話で言えないの? 俺があっちにいたらどうするつもりだったわけ」
 わざと意地悪な質問をした。受話器の向こうで、絵梨が苦しそうな溜め息をもらした。嘘だよ、はぐらかそうとしたが、遅かった。
「分かった。言う。だからちゃんと聞いてね」
 聞きたくない。嫌な予感がし、とっさに考えた。事故のふりして電話を切ってしまうか。かけ直したら、きっと絵梨は……。
「好きなの」
「は?」
 ちゃんと聞いていなかった哲雄は慌てた。
「なに?」
「好きだったの。ずっと。私、遠井のことが」
「おいおい」
 笑い飛ばそうとして、できなかった。口もとで表情がこわばった。
「迷惑かもしれないって黙ってたけど、もう限界だと思って。もしかして彼女いた? そういう話、してくれないよね」
「いないけど、藤坂には、俺より音楽があるだろう」
 タイミング最悪の告白だった。社会人としての生活をこなしながら夢を抱いて頑張っているはずの彼女が、なぜ先の見通せない自分を求めるのか理解できなかったし、遠く離れてしまって現実の何も伝えあえない場所にいる自分を好きだとは、とても信じられなかった。いったいどういうつもりなのか。
 絵梨が息を呑むのが分かった。
「……そっか。親友どまりってことだね。遠井、好きな人、いるんでしょ?」
「えっ。おいちょっとなんでそうなる――」
「いいよ、隠さなくて。了解。ごめんね、変なこと言って。じゃあね、……ありがとね」
 声はむしろさっぱりとして、泣いてなかった。と思う。なにか誤解されたようだが、哲雄はあえて説明を加えようとは思わなかった。
 しかしそれから2度と、絵梨から電話がかかってくることはなかった。年賀状も、クリスマスカードも届かなくなった。
 正直言って、哲雄に彼女を思いやっている暇はなかった。押し付けじみた勝手なふるまいをされて腹立たしい気持ちさえした。
 時間の経つのも早かった。やがて就職難に志望が転々とし、やっと決まった勤め先も会社側の都合で2年で退職。アルバイトで食いつなぐ日々も続かず、帰省。まるで人生を捨てたような哲雄の暮らしぶりを見兼ねた親と衝突し、心機一転で大手生命保険会社への就職を決めるまでに数年かかった。
 研修期間を終えると、しばらく全国にある支社をまわって、主婦が大半を占める外務員の指導に追われた。気がつけば今年、名古屋の営業所をひとつ任されることになった。
 営業所長の仕事は多忙だが、出張は少ない。
 初めてひとつところで落ち着いて考えるゆとりが生まれ、ふと、どうしているかなと絵梨のことが気になった。改めて考えてみると、だんだん自分が悪かったように思えてきた。
 ためしに年賀状を出すと、返事を諦めかけた10日後、封書が届いた。中には数枚の便箋と、哲雄の実家に宛てられ住所不明のスタンプが押された去年付けの暑中見舞いと住所の抜けた今年の年賀状が入っていた。
 哲雄の実家は数年前の区画整理で町名も番地も変更された。絵梨は知らなかったのだ。
 彼女の現住所は大阪になっていて、名前は堀江絵梨に変わっていた。
 時間に余裕のできた休日、明記された携帯電話の番号にダイヤルすると、
「年賀状が実家から転送されてきた時は驚いたよ。私も去年の夏にやっと遠井に連絡できるっていう気になったの。でも暑中見舞いが戻ってきちゃったから、どうしたのかと思って……。確かめる勇気もなくて、そのままになってた。葉書、一生に1度くらいの、ベストタイミングだったね」
 電話越しに笑いながら、絵梨は言ったのだ。それは昔の笑顔を彷彿とさせる朗らかさで。


 中央郵便局から国道172号線へ向かい、ひたすら南西へ走る。大阪での運転は初めてだったが、大阪港への道のりは簡単だった。
「ごめんね、5年も大阪人やってるのに道案内できなくて。うちには車ないし、出不精でさ。カーナビって便利だね。私も欲しいな」
 助手席に坐った絵梨が悪びれたふうもなく言うので、哲雄は思わず笑ってしまった。
「車がないのに?」
「自転車につけちゃう。今ね、自転車通勤してるの。バイト先、楽器屋さんなんだ」
「おー。でも通い慣れた道じゃ必要ないよ」
 わざとまじめに指摘して、哲雄はハンドル越しに光るデジタル時計を見た。今日は同僚の所長連中と組合の保養所を借りて、京都観光する予定を途中で抜けてきている。夜、合流する約束だ。あまり長居はできない。
「そろそろおなかすいた? レストランもあるけど、海を見ながら外で食べてもいいし。お弁当つくってくればよかったかな」
 めざとく絵梨が言う。
「無理しなくていいって」
 哲雄は冗談のノリで答えた。
 開いたサンルーフの透明な硝子を通して冬の陽射しが入りこみ、車内は暖かく、明るい。
 大阪港駅を横目に走り過ぎる。
 見つけた時間料金制のパーキングビルに車をおいて、2人はシンボルの大きな観覧車めざして歩いた。
 ブティックやレストランの並ぶショッピングモールにバーガーショップがあり、ランチを買って、反対側の扉から出るともう海だ。
 大阪湾の周遊船乗り場から、海遊館の角張った建物の裏へとまわりこむ。
 港はコンクリートで固められ、建物までは階段が続いていた。
 海沿いの飲食店はみな半透明のガラス張りで、客の姿でいっぱいだった。
 すぐそばのベンチを占めていた家族連れがタイミングよく移動したので2人は坐って食事した。
 今度は右隣になった絵梨の左手に、シンプルな銀色の指輪が光っている。哲雄は聞かずにいられなかった。
「どう、結婚。旦那さんとうまくいってんの」
「えぇ? みんなそう訊くなぁ」
 両手で包み紙をがさがさいわせながら絵梨は照れた。
「まだ子供がいないから、新婚当初と何も変わらない感じ。5年目だけど。仲いいよ」
「……そういうもん?」
 つい、少し意外とも聞こえそうな声が出てしまった。哲雄の見てきた主婦達は職場で仲間同士、よく家庭内の愚痴を並べている。それはもう挨拶の延長といった雰囲気で、やもめ所長の哲雄に聞こえているのを知っているのかいないのか、放っておくと男性評論は訪問先の見込み客にまで及んでいくのだ。あまりにも一方的に責められる亭主達を同性として弁護してやりたくなっても、女性主観の話など男に入っていけるものではない。
 比べてはいけないのかもしれないが、客観的にみて5年も経てば夫婦関係が破綻しているほうが珍しくないような気がした。
「さぁ?」
 きらきらと光る瞳で絵梨は楽しそうに哲雄を見て、
「でも意外。遠井に訊かれるとはね」
 言ってから、しまったと眉をしかめた。
「ごめん。恋愛に興味ない人ってイメージあったから。そんなはずないよね」
「そりゃ、まあ……」
 彼女にそう印象づけた出来事があるとすれば、思い当たる過去はひとつしかない。
 風が穏やかだ。海は淡くブルーグリーンに輝き、直線的な輪郭のタンカーや、豪華さをきどって華麗にマストを立てた客船が、ゆったりと航行している。
 今ならどんなことも話せそうな気がした。
「あの時は……。言い訳に聞こえるかもしれないけど。ちょうど下宿生活がさ、やりづらくて人間関係、ピリピリしてたんだよ。自分を調整するのが難しかった。他人を歓迎して受け入れられるような状態じゃなくて。しかもこっちは大学生で、勤め人の相手まで、って――。もし傷つけてたら悪かった。こっちこそ、ごめん」
 隣で絵梨がじっと見てくるのが分かった。けれど向き合うことができず、眼前にひろがる青い風景を見据えたあと、視線を落としてうつむいた。
 汽笛が聞こえ、顔をあげると白地に赤い十字の帆を掲げた小さな周遊船が、遊歩道からのびる桟橋につくところだった。
「もしかして今日、わざわざ謝りに来てくれたの?」
 大勢の人のざわめきが絵梨の声を消しそうになる。
 哲雄は遊歩道を周遊船の客達が行きかう姿に目をやり続けた。
「会って話したかった。でもずっと迷ってた。今日もし会えなかったら、……それでもいいやって」
「そっか。20歳のころって、たぶんそういうの、へたくそなんだね。私もそうだった。会社の人たちと、つきあいがうまくできなくて。誘われてもお酒のめないし。不安定で苦しかった。遠井の存在って、とっても大きかったの。今でも感謝してる」
「買いかぶりだよ。何もしてないし」
「ううん。かなり頼ってた。気持ちの上でね。それもよくないって分かってた。けど私、遠井がいちばん特別で、他の誰かを選んでも代わりでしかないって気づいたら、どうしようもなくなっちゃって。変えたくて告白したの。ふられるのも仕方ないって覚悟はしてた」
 そうだったのか。哲雄は紙コップのカフェオレと一緒に声を飲み込んだ。
「だってそうだよね。……ろくに会ってもいないのに……。でも今だから言っちゃうけど、本気で好きだったよ。それは信じてね。考えたんだ。本当に好きなら、ふられたって好きでしょう? そばにいられなくても。逆に、ふられてすっぱり忘れられるんだったら、その方が楽かもしれない。賭けたの。積年の片想いが一晩でピリオドなんて予想外だったけどね」
「それ、賭けって勝ったわけ?」
 からっぽになったドリンクの容器から顔を上げ、遠い水平線を辿るようにしてすぐ横の絵梨を見た。のぞきこめるほどに見開かれた綺麗な瞳は、まっすぐ哲雄に向けられている。
 負けを認めたようには見えない。
「ここにいるでしょ」
 突風に髪をおさえた絵梨の左手が、視線をかすめた。
「私のこと、忘れないでいてくれてありがとう。なんだか不思議。15年のつきあいになるんだよね、私たち。お互いに変わらないねぇ」
「変わったよ。でなきゃ困るだろ。進歩がないとしたら、そっちだけじゃない?」
「あ、なんてことを」
 かさなる笑い声を潮風がさらっていく。こうしてまた会って、並んで喋って、笑っている。それがとても日常的で、そして不思議だった。
 手にした袋にゴミをまとめて、哲雄は静かな口調で言った。
「嘘だよ。卒業文集に書いてたアレ、本気だったんだなって思い出してた。やたらカッコつけた詩だったろ」
「えぇっ? まさか憶えてるの? 恥ずかしいなあ。あれはただの呪文。弱かった証拠だね」
 照れておおげさに首をふりランチの続きを頬張る絵梨の横顔に、哲雄はつぶやきで応えた。15年前にもよく見ていた顔。けれど初めて見る表情。
「たまに思い出すよ。インパクトあった」
 昔、好きとか恋とかいう感情が、どうしても理解できなかった。だが今は……。
「やっと対等になれたと思ってたけど、とうぶん追いつけないかもしれないな」
 両腕を後ろ頭で組んで、胸をそらしてのびをする。大阪の空も高く青く澄んでいて、中学のとき教室から見た風景がだぶって見えた。
「お、飛行機雲」
「……何か言った?」
「食うのに夢中ですな」
「失礼ね。待たせてるから一所懸命――」
 空と海原と陽射しにきらめく金色のさざ波が、心まで綺麗にしてくれるかのようで。
「いいよ、ゆっくりで」
 自分に言い聞かせるように、哲雄は微笑んだ。
(了)
(初出:2013年04月24日)
登録日:2013年04月24日 15時56分

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