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キラーメガネ
著者:キラーメガネ(きらーめがね)
1976年生。愛知県在住。かつては大手SNSサイトにて短編小説を公表。第7回星の砂賞・超短編部門にて『灰色の告白』で審査員特別賞。Pixiv×講談社BOX-AiR&ITANショートストーリー大賞では『極・人生ゲーム』にて大賞受賞。騒人ではユーモア短編集である『笑撃波シリーズ』をメインに発表している。また初のホラー短編集である『お呪い申し上げます』もマイカ出版より発売中。
小説/現代
【電子書籍】キラーメガネのユーモア短編集 笑撃波 笑中に刃を研ぐ編
爆笑間違いなし! SNSで小説を発表し人気を博したキラーメガネ氏のユーモア短編集第五弾。お勧めは、山ごもりで鍛えた男と都会で修行を積んだ格闘家の意外な闘い「必殺技」。とんでもない出題に正解し続ける小学2年生のぼく。ホラーの香り漂う「猟奇的問題」。殺人シーンや性描写も禁止された未来、直されたイヤッホウな原稿に憤怒する作者「規制地獄」。体長3メートルを超える蚊が人々を襲う。軍隊に志願した男の苦悩と活躍を描く「蚊と本気で戦ってみた」。笑撃波シリーズ最高のボリューム、笑中に刃を研ぐ編、どうぞお楽しみください。電車の中で読んで笑い声を上げ、変な目で見られても責任持ちませんのでご注意を……。

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立ち読み

キラーメガネのユーモア短編集 笑撃波 笑中に刃を研ぐ編


 必殺技

 俺の名はケンイチ。空手、柔道、ボクシング、レスリング、全てを極めた生粋の武闘家だ。道場破りと称して色んな道場を回り、また世間で有名な格闘家と戦ったが、結果は俺の圧勝だった。
 そんな向かうところ敵なしだった俺の元にある日、一人の武闘家――リュウヘイが現れた。奴は俺が今までに戦ったどんな奴よりも強かった。
 リュウヘイとの勝負は引き分けに終わったものの、俺はこの日を切っ掛けに自分というものを見つめ直した。世界にはまだまだ強い奴がいる。今までの俺は井の中の蛙だったのだ。
 それから俺は山ごもりをして、今まで以上に修行の日々を過ごした。野道を走り、巨大な熊と戦いながら肉体を極限まで高め、また滝に打たれては精神を鍛えた。
 そして、一年後。俺が山を下りた時、こんな噂を聞いた。どうやらリュウヘイもちょうど修行を終え、俺と会うのを楽しみにしているらしい。聞くところによるとリュウヘイは都会で修行をしていたらしい。勿論、俺との再戦に備えてのことだったのは言うまでもないだろう。
 武闘家として胸が高鳴った。かたや自然、かたや都会で鍛えた二人。勝つのは一体どちらなのだろうか、と。

 その日。人気のない荒野で、俺は一年ぶりにリュウヘイに会った。
「久しぶりだな、ケンイチ」
 口元に笑みを浮かべ、そう言ったリュウヘイの肉体は明らかに一年前に比べ、洗練されていた。都会で最新器具を使い、また質の良いトレーナーの元で修行したのであろう。
 それにしても、俺が気になったのはリュウヘイの格好である。一年前は俺と同じ、むさ苦しい武闘家だった筈のリュウヘイは茶髪にピアス、シルバーのアクセサリーと、格好まで洗練されていた。風に乗って香水の良い匂いも漂ってくる。
 一方、俺は一年間ずっと山ごもりをしていた為、散髪も行かずヒゲも伸び放題。風呂にだって満足に入っていない状態だった。
 少しきまりの悪さを感じた俺だったが、いやいや何を考えているのだ、と思い直す。武闘家にとって強さが全て。それはリュウヘイも同じ筈。
 俺はリュウヘイに言った。
「ああ、久しぶりだな、リュウヘイ。この一年で随分強くなったようだな。だが、それは俺も同じよ」
「それはケンイチ、お前の格好を見れば分かるぜ」
 そう言われて、俺は自分の破れてボロっちい道着を眺める。何故だか小馬鹿にされているような気がした。だから俺はもうこれ以上リュウヘイと喋ることを止めようと思った。
「武闘家は拳で語ることにしよう。行くぜ、修行の成果を見せてやる!」
 俺の言葉が終わると、リュウヘイは上段に構える。
「ああ、そうだな。かかってこい、ケンイチ!」
 俺も負けじと上段に構え、リュウヘイに突進していく。
 そして叫ぶ。
「喰らえ! これが修行の成果『熊の手』だ!」
 熊をも一撃で葬る、山野で鍛え抜かれた剛拳は、だがリュウヘイの両の手によって止められた。
「何!?」
 驚く俺に対し、不敵に笑うリュウヘイ。
「すごいパンチだ。さすがケンイチといったところか。だが次は俺の番だ」
 そしてバックステップし、俺と距離を取ったリュウヘイは俺に突進してきた。
「喰らえ! グランド・インパクト!」
 そう叫んだリュウヘイの放った正拳を両手で受け止めようとした俺だが、その拳の威力を完全に殺すことは出来ず、ガードを弾かれてしまった。
「や、やるな。すごい威力だ」
 なんとかそう返した俺に、リュウヘイは微笑む。
「お前こそ。俺のグランド・インパクトを受けて、吹き飛ばないとは信じられないぜ」
 その時。俺はショックを受けていた。
 奴の拳の威力も勿論すごかったのだが、それよりもリュウヘイは俺と同じ正拳を『グランド・インパクト』と名付けてていたのだ。
 ――ぐっ、なんて格好良いんだ……!
 やはり都会で修行しただけあって言葉のセンスも洗練されたらしい。グランド・インパクト――言葉の意味はよく分からないがとにかく格好良くて、俺は歯ぎしりした。
 対して俺は何と言ったか。「くらえ、熊の手」とか言ってしまった。ひどいセンスだ。熊の手って何だ。中華料理か。あと背中を掻く孫の手にも似ている。
 恥ずかしくて居たたまれなくなっている俺に、リュウヘイは更に追い打ちをかけてきた。
 土煙を巻き上げながら、繰り出される上段蹴りが俺の顔面を狙った。
「ドラゴニック・スクエア!」
 あまりの蹴りの速さにガードが間に合わず、まともにその蹴りを顔に受けた俺は数メートル飛ばされる。
 飛ばされながら俺は思う。
 ――畜生! 蹴りもまた格好良い……!
 正直、意味はさっぱり分からない。ドラゴニックとかそんな英語あるんだ? スクエアって『四角』とか『広場』って意味じゃなかったっけ? しかし、リュウヘイの放つ技はいちいち洗練されているように思えた。
 口から流れる血を拭うと、俺もなんとか格好良いことを言おうとして、しかし、思いつかず、俺はこう叫んで蹴りを繰り出した。
「東海道・一番しぼり!!」
 俺の蹴りは空を切る。ヒットしなかったのは技だけではない。俺が蹴りの名を叫んだ瞬間「えっ?」という表情のリュウヘイを見て、俺は死にたくなった。
 咄嗟に言ってしまったとはいえ、『東海道・一番しぼり』とはどれほどセンスのない技の名前だろう。リュウヘイの『ドラゴニック・スクエア』は確かに意味が分からないが、なんとなく格好良い。だが俺のは意味が分からない上に、この上なくダサい。大体『一番しぼり』ってなんだ。ビールか。そんな蹴りあるかよ。俺は自分の首を絞めたい衝動に駆られる。
 そんな俺の気持ちを知らずか、リュウヘイは態勢を立て直すと、額の汗を拭った。
「ふぅ。危なかったぜ。今の『東海道・一番しぼり』が当たっていたらヤバかったぜ」
 ちょ、止めて! 『一番しぼり』は、もう言わんといて! 
「すごい蹴りだな! 『北海道・乳しぼり』は!」
 乳しぼり違う! わざと間違ってない!? 絶対バカにしてるよね!?

 もう許せなかった。リュウヘイを倒すことよりなにより、俺はとにかく格好良い技名を考えることだけに集中しようと思った。
 幸い、まだ俺には必殺技が残っている。両の手のひらに気を集中し、衝撃波と共に一気に放つ、一撃必殺の大技だ。練習中に熊に放った時、爆発音にも似た音が聞こえたことから、俺はこの技を『必殺・熊ボン』と名付けていた。今、タイムスリップ出来るならあの時の俺の頭をバットで殴りつけてやりたい。
 だが今からでも遅くはない。必殺技名を格好良くすれば良いのだ。そうだ、とりあえずカタカナにしよう。熊は英語で確か『ベア』だ。ううむ、『スーパー・ベア・アタック』というのはどうだろう。少し淡泊かも知れないが、咄嗟に思いついたにしては悪くないと思う。日本語にすると『超・熊攻撃』と、やはりよく分からない意味だが、どちらにせよ『熊ボン』よりは遙かにマシだろう。よし、コレに決めた。

 そして俺が『スーパー・ベア・アタック』を放とうとした、まさにその時。リュウヘイが両手に気を溜め、俺に技を放ってきた。
「必殺! 超時空閃光弾(フォース・ディメンション・フラッシュ)!!」
 腹部に強烈な必殺技を浴び、俺はまたも吹き飛ぶ。強烈な攻撃に内臓が損傷し、血を吐きながら、それよりも俺はリュウヘイのセンスに驚愕していた。
 ――漢字で書いておいて、実際、発声するのはカタカナ部分……! 信じられない、格好良すぎる……! こんな手法があるとは……!
 危なかった。先に攻撃されなければ俺は『スーパー・ベア・アタック』とかいう大正・昭和センスの必殺技を繰り広げるところであった。
 だが、リュウヘイの失策は先に俺に攻撃してしまったこと。つまりこの手法を俺に知らせてしまったことだった。
 俺はなんとか立ち上がる。
 その刹那。腹部損傷の衝撃のせいか、俺の脳裏に素晴らしいアイデアが振って湧いたのだ。
『必殺・灰色熊の鮭殺し(グリズリー・フィッシュキル)』
 まさに天啓であった。コレならイケる。
 俺は『グリズリー・フィッシュキル』を放とうと、両手を前方に構えた。
 だが。驚いたことにリュウヘイの姿がない。
 ――!? ど、どこだ!?
 気配を感じたのは頭上。なんとリュウヘイは華麗に跳躍し、俺の頭部に逆立ちとなり、手を当てていた。
 そして、そのまま回転する。
「奥義! 凱旋する十字軍(リターニング・クルセイダーズ)!!」
 バキバキと首の骨が砕かれる音がする。
 着地し、勝負あったとばかり、振り返ったリュウヘイの両目は驚きで見開かれた。
「バ、バカな! リターニング・クルセイダーズを喰らって立っているとは! ケ、ケンイチ……お前はバケモノか……?」
 そう、俺は何とか立っていた。ボロボロで死にそうだが、それでも、何としてでも『灰色熊の鮭殺しグリズリー・フィッシュキル』を決めて汚名を返上するまでは俺は倒れられないのだ。
 俺は意識朦朧でフラフラになりながら、なんとかリュウヘイに向かい、こう叫んだ。
「ひ、必殺……熊の手で……しぼられて……発射(センズリー・ベアハンド・フィニッシュ)」
 俺の放ったその必殺技はリュウヘイの腹部に当たった瞬間『プッスン』という屁のような音を立てた。
 そして俺はそのまま、地に崩れ落ちた。
「し、しっかりしろ! ケンイチ!」
 リュウヘイに抱えられ、薄れゆく意識の中、俺は思った。
 やっぱり修行は都会でするべきなのだ……と。
(続きは電子書籍で!)
登録日:2014年03月04日 14時28分
タグ : コメディ 笑撃波

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