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キラーメガネ
著者:キラーメガネ(きらーめがね)
1976年生。愛知県在住。かつては大手SNSサイトにて短編小説を公表。第7回星の砂賞・超短編部門にて『灰色の告白』で審査員特別賞。Pixiv×講談社BOX-AiR&ITANショートストーリー大賞では『極・人生ゲーム』にて大賞受賞。騒人ではユーモア短編集である『笑撃波シリーズ』をメインに発表している。また初のホラー短編集である『お呪い申し上げます』もマイカ出版より発売中。
小説/現代
【電子書籍】笑撃波 総集編(1)
爆笑間違いなし! SNSで小説を発表し人気を博したキラーメガネ氏のユーモア短編集、総集編です。笑撃波、猿の尻笑い編、笑う門には福来たる編掲載の全31作品が読めます。的外れな除霊師 幽子、メール改変ネタはもちろん、刑事物、親子、恋愛、RPGなど様々なシチュエーションで笑いと感動をお届けするキラーメガネの笑撃波。お勧めは、トランシーバーで宇宙人とコンタクトする「宇宙イモ」、肩叩き機を買うためやってきた電気店でのひとこま「マグナムパワー」、早くして亡くなった父が残したファイルをめぐる物語「父さんのアドバイスファイル」等、電車の中で読んで笑い声を上げ、変な目で見られても責任持ちませんのでご注意を……。

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立ち読み

笑撃波 総集編(1)


 目次

 イイダス
 除霊
 親の愛はスターダスト
 宇宙イモ
 とってもエッチな文房具メール
 もう二度と書きたくない
 くだらない
 ちんちん電車の思い出
 多重人格探偵ファントム
 変な名前
 てきとうな辞書
 タイトルは大事
 アイテム
 とっても甘い☆スウィーツメール
 バッドタイミング
 マグナムパワー
 へたくそか
 キャラ作ってんじゃねェよ
 事件解決
 くそむし
 糸井可奈・愛の詩
 でかすぎるからじゃない?
 名探偵 高峰亮 〜最後の事件簿〜
 ブラインドタッチ岩倉
 がんばれ美容師さん
 自殺セックス殺人幼児
 でらうみゃあ名古屋名物メール
 クリスマス・エンブ
 ポテチク
 父さんのアドバイスファイル(前編)
 父さんのアドバイスファイル(後編)


 イイダス

 今、これを読んでいる皆さん。あなた方には尊敬できる人はいるだろうか?
 俺はいる。俺には目標とする尊敬している人がいる。
 俺にとって『村野むらの太一たいち』こそ、その人なのだ。
 大学を出て、営業マンになったその初日。あろうことか俺は寝坊して遅刻した。
 怒られる。いや、下手をすればクビかも知れない。
 半泣きの顔で息せき切ってオフィスに駆け込んだ俺に、直属の上司である村野さんは特に叱責もせず、大人の笑顔でこう言った。
「初日から遅刻とは、なかなかやるね。とてつもない大物になるかも知れないな」
 その時すでに俺は村野さんに対して『普通の人とは違う印象』を抱いていたかも知れない。
 それからも村野さんは俺によくしてくれたのだが、そんな恩を仇で返すような出来事が起きてしまった。
 俺のミスで会社に300万円近い損害を与えてしまったのだ。
 村野さんはその時、真剣な顔でこう言った。
「1回目は許す。でも2回目は許さない」
 俺は納得いかなかった。殴られても蹴られても、金の肩代わりをしろと言われても仕方ない程の状況なのに。
 こらえきれなくて俺は村野さんに叫んだ。
「でも! でも! 俺のせいで300万もの損害が!」
「次にやったら蜂の巣だぞ」
 村野さんはにこやかに笑っただけだった。
 実際、俺のミスを村野さんは俺になり代わり上長に謝罪してくれた。村野さんの尽力でこの件は不問となった。

 俺は仕事に熱中した。自分の為というよりは村野さんの為にがんばった。
 いつの間にか営業成績は上がり、それなりの結果を残すことができた。
 いわば順風満帆の時。
 しかし凋落ちょうらくは思いの外、早くやってきた。
 売り込んでも売り込んでも全く売れない。俺はスランプに陥った。
 どうにか打開しようと睡眠時間を削り、死ぬ気で頑張ったが状況に変化はなかった。
『この仕事はもう無理だ。辞めよう』
 そんな風に煮詰まっていた時。
 村野さんは俺の肩を叩いてこう言った。
「仕事なんか一生懸命やるもんじゃないだ。楽しんでやるもんだ。つまるところセックスと一緒だよ」
 俺は一瞬、きょとんとした。村野さんが、なんというか、セックスなんて言葉を使ったことに。
 なんだか肩の力が抜けた。不意に鏡を見る。酷ひどい顔だ。こんな顔で営業ができる訳がない。
 そう。仕事は楽しんで笑顔でやるのだ。
 それから俺の営業成績は回復したのだった。

 村野さんには本当に最高の先輩だった。
 お世辞でも大袈裟でもなく、俺が人生でいちばん尊敬している人だった。
 だからそんな村野さんが一身上の都合で会社を辞めることになった時、俺は人目をはばからず泣いた。
 すると村野さんはいつになく厳しい面持ちで俺の前に立って、言葉を荒げた。
「そんなことでどうする! これからはお前がこの会社を引っ張っていくんだろ! 胸を張れ!」
 村野さんが怒ったのはそれが初めてだった。
 ……最後の日。
 村野さんはビールを奢ってくれた。
 『後輩ができたら村野さんのような先輩になる』とその日、俺は心に決めたのだった。
 そんな俺にも先日、ようやく後輩ができた。名前は桜井さくらいという。
 桜井にとって俺が村野さんのような先輩になれればと思う。
 そう思っていた矢先。桜井が入社初日に遅刻した。
 何の縁だか、偶然だか。全く人生とは不思議である。
 俺のように半泣きになっているのだろうか。
 ここはひとつ村野さんの真似でもしてみよう。

 ドアが激しく音を立てて開かれ、髪を乱した桜井が駆けてくる。
「すいませんでした!」
 深々と頭を下げる桜井に俺は笑顔で言った。
「初日から遅刻とは、なかなかやるね。とてつもない大物になるかも知れないぞ」
 桜井は、目を丸くしていた。当然だ。怒られると思っていたのにこの一言。俺も村野さんに言われた時は唖然としたものだ。
 ……だが。
 桜井の驚きは俺の考えているものとは違っていた。
 桜井は少し楽しそうにこう言った。
「とてつもない大物……あ、それって『イイダス石川』ッスよね!」
「イイダ……ス? なんだそりゃ」
「え、違うんスか? てっきり俺は『楽ちんポ』かと」
 そこまで聞いた時、俺は声を荒げて叫んだ。
「なにがちんぽだ、この野郎! 訳の分からないこと言って俺をバカにしてやがるのか?」
「す、すいません! だ、だけど俺、あの本のことかと……」
 どうやら桜井が言うには、『イイダス石川』とは啓蒙本の著者であり、また『楽ちんポ』とは数年前にある程度売れた啓蒙本であるらしい。そして村野さんの言っていた言葉と、その本に書いている言葉が少し似ているらしいのだ。
 気になった俺は仕事帰り、書店に立ち寄り、桜井が教えてくれたその本を探して、立ち読みしてみた……。

『イイ先輩になって人生楽ちんポ  イイダス石川:著』
 オッス、ワスがイイダス石川ダス。それにしても新入社員とか面倒くさいダスな。仕事はできないし、きつく言えばすぐに辞めちゃうし、扱いが大変ダス。ま、基本アフォダスな。
 今回の本ではそんなアフォな新入社員をうまく育てる言葉を書き留めておくダス。参考になれば幸いダス。

ケース1:アフォな新入社員が入社初日に遅刻した場合
 初日に遅刻とかマジブッ殺したいダスな。でもすぐに怒っちゃダメダス。今の若い奴は弱っちいクソ虫ダス。怒るとすぐに辞めるダス。そうして後で上司から怒られるのはアナタダス。鈍器で殴打したい気持ちをグッと抑えてここは大人の笑顔でこう言うとイイダス。
「初日から遅刻とはなかなかやるダス。とてつもない大物になるかも知れないダス」
 まぁ実際初日に遅刻するような奴は大物どころか『とてつもない大きなうんこ』みたいなもんダスな。

ケース4:アフォな新入社員が会社に大損害を与える重大なミスをした場合
 これも中間管理職なら一度は必ず経験することダスな。ましてや数百万の損害を与えるような最悪なミスをした社員は鈍器でこれでもかという程殴打した後、海に沈めたいダスが、やはりここでもすぐに怒っちゃダメダス。逆に後輩がミスをした時ほどアナタにとってはチャンスなのダス。上司はここでアナタが部下に対してどういう対応をするかを見ているのダス。だからそういう場合はこう言うとイイダス。
「1回目は許すダス。でも2回目は許さないダス。次やったら蜂の巣ダス」
 ちなみに2回目はマジで蜂の巣にすればイイダス。そんな社員は切り捨てても誰も文句言わないダス。Let’s do it 蜂の巣ダス。

ケース11:アフォな新入社員(男)がなんだか悩んでいる場合
 クソ虫でも一丁前に悩むダス。基本ほかっておけばイイダスが、まぁあまり放置してもオフィスの空気も悪くなるダス。臭い物にはフタをするに限るダス。なのでアフォの肩を叩いてこう言うとイイダス。
「仕事なんか一生懸命やるもんじゃないダス。楽しんでやるもんダス。つまるところセクロスと一緒ダス」
 ホントは「ウジウジすんなks」つって、肩甲骨を鈍器で叩き割りたいくらいダスけどな。しかし残業してアフォな若者の相手するより、オッパイのおっきいねーちゃんとセクロスしまくりたいダスな。3P……いや8Pくらいしたいダスな……。

ケース42:自分が一身上の都合で退職する時
 その会社自体辞める場合、今までの鬱憤を晴らし本音を新入社員にぶつけたいところダスが、ここはもう一踏ん張りダス。社会はアナタが思っている以上に狭いダス。今の会社の連中とこの先どこかで会う可能性はゼロではないダス。だから最後まで良い先輩を演じるダス。引き留めたり、心配したり、泣き出したりする後輩に対して、最後にこう言ってやるとイイダス。
「そんなことでどうするダス! これからはお前がこの会社を引っ張っていくんダス! 胸を張るダス!」
 ここはちょっとキツメに怒るような口調でイイダス。優しく言って「俺もこの会社辞めます」なんて言われてもウザイダスし、後釜がしっかりしていないとアナタも辞めにくいダスからな。あと怒った後、ちょっと落ち込んでたら酒でも奢ってやるとイイダス。あいつら1000円で機嫌よくなるダス。ホント死ねばイイダス。ほんとあいつらはいくら鈍器があっても足りないくらいバカでアフォでマヌケでウンコでカスでゴミで……。

 そこまで読んだ俺は、まばらながら人がいる店内にもかかわらず、大きな声で、「がっかりーーー!!」と叫んだ。
 近くにいた老婦人がビクッと震え、手にしていた花の表紙の雑誌を落とした。

 その日の夜。
 俺は我慢できなくて村野さんに電話した。
「村野さん……今まで俺に言った言葉の全てが、イイダス石川とかいう変な名前の奴の受け売りだったんですね……」
 そう言うと村野さんは、あっさりとそれを認めた。
「うん、そうだよ」
「そうだよ、じゃないですよ! 本を読んで『がっかりーーー!!』とか叫んだのは生まれて初めてですよ!」
「ははは。まぁ普通、いくらがっかりしたからと言って『がっかりーーー!!』とは叫ばないな」
「それほど激しくがっかりしたんですよ! まったく信じられませんよ!」
 怒った口調の俺に、村野さんは冷静に尋ねた。
「それでどうしてお前はがっかりしてるんだ?」
「どうしてって? 決まってるでしょう! 尊敬していた村野さんの言葉の全てが変な奴の受け売りだったんですよ! がっかりするし腹も立ちますよ!?」
 しばらく無言の後、村野さんは落ち着いた声で言った。
「本の受け売りとはいえ、お前がその言葉を励みに今まで頑張れたのは事実じゃないか」
「いや、まぁ、そりゃそうですが」
「俺はお前の成長を考えていただけだよ。その為にいろんな本も読んで勉強した。良い先輩になる為にね。模倣のなにがいけない? 要は自分がそれをどう捉え、咀嚼するかだ。オリジナリティである必要なんかない。良い言葉なら誰が言ったかなんて問題じゃないじゃないか。……俺の言っていることは間違っているか?」
 村野さんのはっきりとした、だけど優しい声に、俺は「ひどいことを言ってしまったかも知れない」と思った。村野さんはちゃんと俺のことを考えてくれていたのだ。本を読んでその言葉を模倣したのも俺の成長の為だったのだ。
 大体、模倣という点を厳しく言うのならば、実際、俺も村野さんの言葉を後輩の桜井にそのまま伝えたではないか。村野さんの言う通り、言葉の発信源などどうでも良いじゃないか。
 ただ、それがその人にとって『意味のある素敵な言葉』ならば……。
 黙っている俺に向かって、村野さんは笑いながらこう言った。
「おいおい、疑ってんじゃないだろうな。今のは本当の俺の言葉だよ?」
「分かっています」
 そう言って俺達は笑い合った。

 ……ここまで読んでくださった皆さん、ありがとう。
 冒頭で聞いた言葉をもう一度言います。

『あなた方に尊敬する人はいますか?』

 俺にはいます。
 そして。
 次は尊敬される人間になりたいと思っています。
 では今回はこれにて失礼します。

   *

『イイ先輩になって人生楽ちんポ/イイダス石川』
(※巻末袋とじの内容※)

 最後まで読んでくれてありがとうダス。
(中略)
 それからもしこの本が売れると「あ、それってイイダス石川の本の受け売りじゃないですか」なんて言われることがあるかも知れないダス。本当に若い野郎は仕事は出来ない癖にそういうところには目ざといダスからな。まったく鈍器が柔らかくなるくらいまで殴りつけたくなるダス。死ねばイイダス。世界中の若者という若者が消えればイイダス。
 まぁでも、そういう時はこう言うとイイダス。
「ワスはお前の成長を考えていただけダス。その為にいろんな本を読んで勉強したダス。良い先輩になる為にダス。模倣のなにがいけないダス? 要は自分がそれをどう捉え、咀嚼するかダス。オリジナリティである必要なんかないんダス。良い言葉なら誰が言ったかなんて問題じゃないダスよ。……ワスの言っていることは間違っているダスか?」
 そうするとアフォは大抵、「ひどいことを言ってしまった」などと反省するダス。ここで先手を打って以下の一言も添えておくダス。
「おいおいダス、疑ってんじゃないダスな? 今のは本当にワスの言葉ダスよ?」
 そうして最後にふたりで笑い合えばオールOK、一件落着ダス。
 では今これを読んでくれている皆さんが、アフォでクソ虫で単純な新入社員共をうまく手なずけられ、輝かしい生活を送られることをお祈りしながら筆を置くことにするダス。
(続きは電子書籍で!)
登録日:2014年04月16日 18時11分
タグ : コメディ 笑撃波

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