騒人 TOP > 小説 > 現代 > 園生に咲く花(2)
北見遼
著者:北見遼(きたみりょう)
夢と現をさまよいながら、文章を連ねるさすらいの文字使い。信州産、現在は神奈川で培養中のもやしっ子。活字と美術と歴史をこよなく愛する。治したいのは積読本をためる癖。
小説/現代

園生に咲く花(2)

[連載 | 完結済 | 全7話] 目次へ
少女趣味で自分勝手で要領がよく、小紅に面倒なことを押しつける姉。比較されるのは腹が立つし、劣等感がないといえばウソになる。しかしそれでも憎しみや怒りを抱くまでには至らない。姉への複雑な想い。
  2

 七樹は出会った時から失礼極まりない奴だった。七樹と私はクラスも部活も違ったので、本来なら卒業までに知り合うこともなかっただろう。そんな縁の薄い私の前に、七樹は突然現れた。その理由はただ一つ。あいつが私の姉、小百合に一目惚れしたからだ。
 姉に近づくため、まず妹と仲良くしようと考えたのだろうが、そんな七樹の浅はかな計画はすぐにご破算となってしまった。あいつから協力を頼まれた時、姉には夫も子供もいることを教えてやったからだ。
 普通の人間なら、その時点ですっぱりあきらめるだろう。だが七樹は違った。人妻を横取りしようとはしない代わりに、今度は憧れが崇拝にすり変わったのだ。今では姉を女神のように崇め奉り、始終「小百合さん小百合さん」とお経のように口ずさんでは、何かと私を姉と比べるようになってしまった。
「小百合さんはそんなにがさつじゃない」
「あぐらを掻くな。小百合さんを見習って姿勢を正せ」
「その口の悪さを何とかしろ。小百合さんほど上品でなくてもいいから」
 小百合さん小百合さん小百合さん……
 いい加減、ぶち切れそうになった頃、七樹はついに大馬鹿な計画を打ち出した。
「おまえは素材は悪くないんだから、いくらか磨けば小百合さんみたいになれるんだぞ。ちったあ努力をしろ、努力を。これから俺がみっちり教育して、小百合さんと並べても遜色ない葛城シスターズにしてやるからな」
「自分の理想を人に押しつけるな!」
 しかし私の抗議は完璧に黙殺された。奴は本気で葛城妹を自分好みにプロデュースしようと企んでいたのだ。だが、私は自分のスタイルを変えるつもりはなかった。姉と私はあまりにかけ離れている。どちらかがもう一方に近づくことなどできるはずもない。そもそも七樹は姉に対して望みを失ったから、代わりに私を姉のように仕立てようとしているだけなのだ。私は代用品になどなりたくない。だからますます言動はがさつになり、肩まであった髪もすっぱり切り、隆也から「僕より男らしい」と言われるまでになったのだ。
 そういうわけで現在、葛城シスターズ育成計画は頓挫し、再開される見込みはない――。


 普段のように玄関で靴を放り出し、廊下を大股で歩いていると、不意に声をかけられた。
「おや、小紅ちゃん。お帰り」
 三番目の居間から二つの首が、ぬっと現れた。双頭の妖怪ではない。子供を背負った人間である。その人物の出で立ちを見て、私はぎょっとした。
「優夫さん、いくら家ん中だからって、そのカッコは……」
 優夫さんは半纏を着ていた。赤い唐草模様の。しかも赤ん坊をおんぶする「ねんねこ半纏」というやつだ。その背中には一歳半の葛城海が収まっている。
「うん、でもこれ着てたほうが、海ちゃんがあったかいと思ってね」
「だったら別におんぶしなくても、布団で寝かせればあったかいんじゃないの?」
「まあそうなんだけどね。ただ、海ちゃん最近寝つきが悪くって。だから背中でこうして揺らしてやると、安心してよく眠れるんだよ」
 優夫さんはそう言いながら、背中に回した手で半纏の中身をぽんぽんと叩いてやる。
 なお、この男はベビーシッターではなく葛城家の跡取り娘である小百合の夫、要するに「旦那様」である。先代の旦那様、つまり私の父が亡き今、我が家の世帯主はこの葛城優夫だ。しかし入り婿の優夫さんの地位は、決して高くはない。それに、見るからに軟弱そうな優男の風貌であるため、ますます軽んじられてしまう。そもそも優夫さんは現在定職もなく、妻の稼ぎで食っている「主夫」なのだから、それも仕方のない話だろう。
 私は半纏にくるまれて眠っている海をのぞき込んだ。フリルのついたピンクと白の豪華なベビー服は、姉の趣味によるものだ。しかし海は服に負けないくらい愛らしい。これは叔母バカで言っているわけではなく、れっきとした事実なのである。まあそれは、姉とこの義兄の血を引いていれば当然のことだろう。姉は一目で七樹の魂を抜き取ってしまうほどの美人だし、この優夫さんも顔と気立てのよさだけは誰にも引けを取らないのだ。
 そんな彼を旦那にすると姉が家に連れてきた時、祖父は激怒した。こんな軟弱男に葛城家は任せられないと断じたのだ。しかし姉は一歩も引かず、さらに「できちゃった」発言を口にしたため、祖父はついに卒倒した。もともと祖父とは離れて暮らしていたのだが、この事件以来、祖父と姉夫婦の関係は断絶したままになっている。それでもこうして優夫さんが我が家で「旦那様」をしていられるのは、ひとえに母のお陰である。自分自身も入り婿の夫と父との確執で苦労した母は、全面的に姉夫婦の味方をしたのだ。
 いったい優夫さんのどこがそんなによかったのだろうと思うが、昔から姉と私は趣味がまるっきり異なるので、逆に私好みの旦那を連れてきても困惑しただろうけれど。
「先生、どうもありがとうございましたぁ」
 姉夫婦の結婚騒動を思い出していると、表玄関のほうから甲高いおばちゃんたちの声が聞こえてきた。おばちゃんといっても親戚でもご近所でもなく、母の抱えるお弟子さんのことだ。ふと廊下の奥に目をやると、見事な裾さばきで和服の人影が近づいてきた。
「あら小紅ちゃん、帰ってたの?」
 これこそが七樹の敬愛して止まない私の姉、葛城小百合だ。私は姉の手にしているものを見て、溜息をついた。
「姉さん、また何か作ったの?」
 すると姉は、ぱっと表情を明るくした。
「あ、気づいてくれたの? そうよ、海ちゃんのためにお出かけ用のコートを作ってたのよう。ね? かわいいでしょう?」
 歩きもしない乳児のために、大仰なフードつきのコートなど作ってどうする。しかもこれで七着目だ。だが、それよりも。
「あのさ……海の服を作るのはいいけど、たまには派手なのばっかじゃなくて、もう少し違った色を使わないわけ? モスグリーンとかアイボリーとか」
「どうしてわざわざ地味な服を作らなくちゃいけないの? 海ちゃんは赤やピンクがよく似合うんだからいいじゃない。今度のは小さなサンタさんみたいで、かわいいでしょう?」
 時期外れだろうが。今は一月の末だぞ。
 ここでそう突っ込むような人間はいない。赤ん坊を背負った亭主は「かわいいかわいい」と連呼し、さらに妻をご機嫌にさせている。
「……いくら似合うからって、女の子みたいな格好ばかりさせるのはどうかと思うよ。海は男の子なんだから」
「もう、小紅ちゃんったら古くさいこと言わないでよ。赤は女の子の色なんて誰が決めたの? 海ちゃんが自分で赤が嫌だって言うなら仕方ないけど、今はあたしが赤を着せたいんだからそれでいーの!」
 いや、色の問題ではなく、男の子にフリルやレースの服はどうかと言っているのだ。
 性別のわかりにくい名前も手伝って、海は周りから完全に「美少女の卵」だと思われている。それもこれも、みな姉の過度な少女趣味のせいだ。私は叔母ながら甥の将来を心配しているというのに、当の母親ときたら脳天気極まりない。姉よ、あなたは息子を単なる着せ替え人形だと思っているのではないか?
「おやおや、どうしたんだい。廊下で家族会議でも開くつもりかい?」
 玄関のほうから足早にやってきたのは、姉と同じく着物姿の母だった。和服の大奥様と若奥様、半纏の旦那様、そして制服のお嬢様。これがこの邸内に住む家族のすべてだ。だが、この四人が食事以外に顔をそろえるのは珍しい。若夫婦は離れで暮らしているし、母はお弟子さんたちに囲まれている時間のほうが長い。私も外出しているか、自室でくつろいでいるかのどちらかなので、広い家の中で家族とばったり鉢合わせることは少ないのだ。
「それにしても優夫さん、今晩は出かけるんじゃなかった? 子守してる暇あるの?」
 母が優夫さんに振ると、姉も同調した。
「あ、そうよ、まーくん。それであたし、捜しに来たのよ。早く着替えてちょうだい。開演に間に合わなくなるわよ」
「二人してまたどっか出かけるわけ?」
 私がややうんざりして訊くと、姉は嬉しそうに笑う。
「ええ、文化ホールのクラシックコンサートよ。今夜はバロック音楽なの。やっぱり胎教にいい音楽を聴かせてあげたいでしょう?」
 現在、姉の腹には三か月になる第二子が宿っている。海が一歳半で、次が三か月。仲良きことは美しき哉、だよ。まったく。
「だから海ちゃんをお願いね、小紅ちゃん」
「は? なら、そのコートは何? それ着せて一緒に出かけるんじゃないの!?」
「これはまだ仮縫いよう。完成するまで着せられるわけないでしょ?」
「他にもコートなんか何枚もあるじゃないか。だいたい私は受験生だぞ!」
「大丈夫よ。海ちゃん、おとなしいもの。邪魔にはならないわよ。はい、頼むわね」
 姉は有無を言わせず、夫の半纏から取り出した赤ん坊を私の手に押しつけた。
「あっ、ちょ、ちょっと!」
 さすがに手を放して落とすわけにもいかないので、結局私は甥っ子を抱きしめる形になる。すると姉は、するりと放した手を夫の腕にからめて引っぱってゆく。
「ああ、ごめんね、小紅ちゃん」
 妻に連行されながら、優夫さんが申し訳なさそうに謝る。だが、そんなことを言われたって何の慰めにもならない。
「小紅、ちゃんと面倒をみるんだよ」
姉夫婦に続いて母も一言残して背を向ける。それが受験生の娘に対する親の台詞か!?
 こうして抗議をする間もなく、私は小さな甥をていよく押しつけられたのだった。


 自分の部屋にベビーベッドを置いて、私はそこに海を寝かしておくことにした。たっぷりとミルクを飲んだ海は、すやすやと寝息を立てて幸せそうに眠っている。
 実際、海は本当に手のかからない赤ん坊だった。何しろ泣かないのだ。赤ん坊というのは泣くのが仕事なのに、海はいっさい泣き声を上げない。生まれた時も産声を上げず、取り上げた医師が逆さにして尻を叩いたところ、ようやくさめざめと泣いたそうだ。
 こんなに静かで手のかからない子供でも、姉は滅多に世話をすることはない。それだけでなく、家事全般をいっさいしないのだ。これは母も同様で、葛城家の女たちに家事は厳禁となっている。というのも、彼女たちが和裁士だからだ。母は一級和裁士で、和裁教室の先生である。そもそもカツラギといえば着物の大手メーカーであり、その名義上の役員である母は教室など持つ必要もないのだが、こればかりは趣味なのでやめる気はないらしい。また、いっさい家事をしないのは、単に裕福だからではなく、手が荒れるのを防ぐためである。和裁は繊細な布地を扱うため、家事で荒れてささくれたような手では、布に傷をつけてしまう恐れがあるのだ。
 一方、姉もまたプロの和裁士である。教室は持っていないが、注文を受けて着物を縫うだけで月に何十万と稼いでいる。他に姉名義の資産もかなりあるので、夫が働かなくても困らない。だから夫が妻の代わりに子守をするのだ。
 だが、時にこの子守役はこうして私に回ってきたりする。私も和裁士をやっていれば手指の保護を理由に断れたかもしれないが、残念なことに私は手先がひどく不器用なのだ。高校時代から見事な着物を縫い上げて小遣い稼ぎをしていた姉とは違う。しかも姉は洋裁も趣味で、自分の服は昔からすべて自前だった。ミシンもろくに使えないような私とは比べものにならない。だから姉は着物のカツラギの跡を取ることが当然だったし、私もそれでいいと思っていた。
 姉と私では出来が違う。器用さも、他人との付き合いのうまさも、容姿さえも。
 姉は幼い頃から大人受けが大変よかった。親戚に愛想を振りまいて評判を高め、お祝いやらお年玉やらをせしめることに長けていた。それにお上品な物腰のため、敵を作ることなどなく、女ばかりの女子高や女子大でも、うまく人間関係を築いていた。
 それに引きかえ、私は女友達の中でうまくやっていくことがどうしてもできない。今でもクラスの女子とはどこか馴染めないままだなのだ。卒業間近なこの時期までずっと――。
 私は大きく息をつくと、参考書から顔を上げ、ベッドに眠る海をちらりと見やった。海はあまりにおとなしいので、何かの拍子に息が止まっていても、しばらく気づかないだろう。そんな事態に陥らないよう、これでも細心の注意を払っている。まったく、どうしてみんなそろって受験生に気苦労を強いるのだ。私は再び溜息を吐き出す。
 二十五にもなって少女趣味が抜けず、母になっても夫にべったりで、自分勝手で要領がよく、妹に面倒なことを押しつける女のどこが女神なのだと私は七樹に言いたい。あんたが崇めている女はとんでもない奴なんだぞ、と。だが、それを口にするわけにはいかない。私にだってプライドがある。姉に嫉妬して中傷しているのだろうと思われるのは癪だった。特に、七樹にだけは絶対に。
 まあ、たとえ教えてもどうせ信じてもらえないだろう。姉は人前では実に「完璧」にふるまっていたし、少女趣味なところも「おっとりした」「女性らしい」印象にすり替えてしまう。そして、きれいに整った顔立ちがまた清楚なイメージを固定させるのだ。
「小百合は生まれた時から肌が抜けるように真っ白でね。それでお祖父様がまるで白百合のようだと言って、小百合とつけたんだよ」
 長女の名前の由来を、母はそう語ったことがある。
「じゃあ、何で私は小紅なわけ?」
「あんたが生まれた時、真っ赤だったから」
 赤ん坊が赤いのは当然だろうが。
 親の台詞とも思えない実にひどい言い草だが、これは母流の、たちの悪い冗談である。
 私たち姉妹の名づけ親は祖父だった。姉の場合、祖父の好きな女優の名前から取ったのではないかと私は密かに思っているのだが、真相は不明である。一方、私の名前の由来だが、これは以前に祖父が達筆な文字で書きつけてくれたことがあった。
『紅は園生(そのう)に植えても隠れなし』
 才徳の優れた者はどんなところにいても際立って見える、という意味らしい。しかし実際には、この紅は白百合の陰になっているのだが。名前負けの典型だろう。「隠れなし」どころか隠れっぱなしなのだから。
 自嘲気味に小さく苦笑し、私は参考書を放ってこたつを這い出た。ベビーベッドをのぞき込むと、相変わらず海が静かに眠っている。叔母の苦労も知らず、平和な寝顔だ。
 こんなふうにいつも面倒を押しつけられているのに、私はなぜか姉を嫌ったり、まして憎んだりすることができなかった。
 手のかかる人だとは思う。いちいち他人から比較されることにも腹は立つ。劣等感を覚えないと言えば嘘になる。それでも憎しみや怒りを抱くまでには至らないのだ。たとえ七樹が女神のごとく崇め奉っていても。
「ああ、私は何て寛容な人間なんだ。そうだろう? 海」
 そんなことをつぶやきながら、私は海の柔らかい頬をぷにぷにとつつく。
 あんたは幸せ者だよ、姉さん。
 多くの羨望と憧憬を一身に受け、優しい旦那とかわいい子供に恵まれ――そして、こんなにお人好しの妹を持って。
(つづく)
(初出:2016年04月12日)
登録日:2016年04月12日 13時24分

Facebook Comments

北見遼の記事 - 新着情報

  • 園生に咲く花(7) 北見遼 (2016年08月13日 12時42分)
    事件が一段落つき、夜も明けようというころで気が付いた。「今日は受験日だった!」 焦る小紅をよそに姉の小百合は涼しい顔で飛ばしていた高速を降りる。そんなときが来た小紅の晴れやかな笑顔がまぶしい。園生に咲く花、最終章!(小説現代
  • 園生に咲く花(6) 北見遼 (2016年05月31日 14時28分)
    「見つけたわ!」深夜の高速道路を爆走するピンク色のワゴン車。誘拐犯の車を見つけた一行はカーチェイスの末、ついに犯人を追い詰める。重苦しい現場で露わになるそれぞれの想い。(小説現代
  • 園生に咲く花(5) 北見遼 (2016年05月12日 14時06分)
    誘拐犯と思わしき晴美――姉の旦那がかつてつき合っていた女性のアパートに雪崩れ込むがすでに空っぽだった。取り乱す姉に愕然とする小紅だったが、事態はそれどころではない。(小説現代

小説/現代の記事 - 新着情報

  • 園生に咲く花(7) 北見遼 (2016年08月13日 12時42分)
    事件が一段落つき、夜も明けようというころで気が付いた。「今日は受験日だった!」 焦る小紅をよそに姉の小百合は涼しい顔で飛ばしていた高速を降りる。そんなときが来た小紅の晴れやかな笑顔がまぶしい。園生に咲く花、最終章!(小説現代
  • 園生に咲く花(6) 北見遼 (2016年05月31日 14時28分)
    「見つけたわ!」深夜の高速道路を爆走するピンク色のワゴン車。誘拐犯の車を見つけた一行はカーチェイスの末、ついに犯人を追い詰める。重苦しい現場で露わになるそれぞれの想い。(小説現代
  • 園生に咲く花(5) 北見遼 (2016年05月12日 14時06分)
    誘拐犯と思わしき晴美――姉の旦那がかつてつき合っていた女性のアパートに雪崩れ込むがすでに空っぽだった。取り乱す姉に愕然とする小紅だったが、事態はそれどころではない。(小説現代

小説/現代の電子書籍 - 新着情報

  • オンラインマガジン『騒人』総集編  (2015年08月20日 17時44分)
    オンラインマガジン騒人に掲載の編集者オススメ作品と書き下ろし作品をまとめて発刊した投稿Web小説『Sohzine.jp』Vol.1から10までを一冊にしました。一巻ずつ購入するよりお得。単体で電子書籍化した「作家の日常」は小説家、阿川大樹氏の日常を公開。また、宇佐美ダイ氏の「LeLeLa」は、不思議な力を手に入れ吸血鬼となった男の対決を描く伝奇小説。眠太郎懺悔録シリーズの青島龍鳴氏「ファーストキスは鉄の味」、城本朔夜氏の電子書籍「イペタムの刀鞘」外伝など、充実した内容でお送りします。コメディや児童小説の他、時代小説、ファンタジー、笑える・泣けるエッセイまで、70作品を一気に楽しめます。(小説現代
  • 投稿WEB小説『Sohzine.jp』Vol.9  (2015年08月20日 17時29分)
    騒人編集部お勧め作品を掲載! 青島龍鳴氏『ファーストキスは鉄の味(前編)』は、退治屋不足のため狐の女王と取引をする帝家。眠太郎懺悔録シリーズ。樹都氏『ヤミネコ』。猫にまつわるあらぬ話。阿川大樹氏『作家の日常』では、お金にまつわる話しを赤裸々に告白。宇佐美ダイ氏『LeLeLa』。美智子は朋子に“気”を扱うための栓を抜かれるが……。綺羅星沙々羅氏『太陽は君に輝く』はククルの森に入った一行の前に難敵が出現。南川純平氏『ポトゲラヒ』。下田にやってきた久之助は写真術を学ぶ機会を得る。いちばゆみ氏『ゆうきゃんの人生迷走案内』。電車で見たポスターに思い出したのはカオルくんのことだった。あのとき、何が出来たろうか? (小説現代
  • 投稿WEB小説『Sohzine.jp』Vol.8  (2015年08月20日 17時24分)
    騒人編集部お勧め作品を掲載! 浅川こうすけ氏『恋人ボックス』。モニターに映し出された恋人、デアルを独り占めしたい村木は作戦を練る。天野雅氏『永遠の海』。中学三年の千彩子。案内された崖の上。彼女の計画とは? 阿川大樹氏『作家の日常』は編集者との出会いについて。宇佐美ダイ氏『LeLeLa』は逃げ出した美智子の前に“新人類”を称する吸血鬼が現れる。綺羅星沙々羅氏『太陽は君に輝く』では、貴族と一般人の混合チームで試験に挑むことに。新連載、南川純平氏『ポトゲラヒ』は日本における写真の開祖、下岡蓮杖の青春を描く。おおみち礼治氏『宣う躰 キンタマチェック』は当時十六歳だった著者の入院録。今号も面白いに決まってる! (小説現代