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北見遼
著者:北見遼(きたみりょう)
夢と現をさまよいながら、文章を連ねるさすらいの文字使い。信州産、現在は神奈川で培養中のもやしっ子。活字と美術と歴史をこよなく愛する。治したいのは積読本をためる癖。
小説/現代

園生に咲く花(6)

[連載 | 完結済 | 全7話] 目次へ
「見つけたわ!」深夜の高速道路を爆走するピンク色のワゴン車。誘拐犯の車を見つけた一行はカーチェイスの末、ついに犯人を追い詰める。重苦しい現場で露わになるそれぞれの想い。
   6

 海がいなくなってからが悪夢だとしたら、今はまさに地獄の入り口だった。
「ちょっと、姉さん! 無理な追い越しやめてって、ばー!」
 絶叫の最中に、私は思わず舌を噛みそうになってしまった。現在、車は高速道路を爆走中である。平日の夜間で混雑はしていないが、並走する車を蹴散らすほどの勢いで、姉は無言のまま飛ばし続ける。正直なところ、姉の運転は普段から荒っぽい。柔らかな物腰からは想像できないだろうが、まさにハンドルを持つと人格が変わるタイプそのものなのだ。
 そして今、怒りや不安が姉の焦燥をいっそう駆り立て、もはや走る凶器となって夜の高速道に恐怖をまき散らしているのである。
「優夫さんも何か言ってよ! このままじゃ全員道連れだよ!」
 私は助手席から後ろを振り返り、必死で叫んだ。こんな時こそ、たしなめるのは夫の役目ではないのか。しかし荒れる妻を落ち着かせるどころか、優夫さんは真っ青な顔であらぬ方向を見やっている。
「……うっ、酔った」
「…………!!」
 優夫さんは口元を抑えながら、とんでもないつぶやきを発した。どうやら姉の乱暴な運転のために、もよおしてきてしまったらしい。
「わー、姉さんっ、ちょっと抑えて! スピード落として! 非常事態発生!!」
 こんなところでぶちまけられてはかなわない。何より優夫さんの席は私の真後ろなのだ。この上なく危険である。しかし姉は抑えるどころか、ますますスピードを上げてゆく。何十キロオーバーなのか、もはや体感速度では計り知れない。乙女チックな塗装のワゴンは、突っ走るピンクのモンスターと化している。
「おい、七樹も何とか言え!」
 私の言葉だけではとても姉の耳には入らない。苦し紛れに七樹に訴えてみたが、
「……生きてるって素晴らしいな……」
「こら、現実逃避するな! 帰ってこい!」
 後部座席のシートベルトにしがみつきながら、七樹は意味不明なことを口にする。今まで知らなかった姉の本性を眼前に突きつけられ、頭のねじがどこかへ飛んでしまったのかもしれない。
 いったいどうすればいいのか、ありえない速度で爆走する車内で私は一人悩んだ。もう誰もあてにできないので、頼れるのは自分の理性のみだ。
「……見つけた」
「え?」
 その声はだいぶ小さかったので、思わず私は聞き返していた。それまでずっと無言を貫いていた姉が、手の静脈が浮き出るほど強くハンドルを握りしめ、そうつぶやいたのだと気づいたのは次の瞬間だった。
「――見つけたわ! 凶悪誘拐犯!」
 叫ぶと同時に、姉はまた乱暴に追い越し車線に躍り出て、一気に加速した。私の真後ろで、「うっ」という情けないうめき声が上がったが、姉はそんなことに頓着する様子はない。優夫さん、頼むからこらえてくれ。
 姉が見つけたのは、千葉ナンバーの黒のミニクーパー。春美の車である可能性は充分高い。
 執念でターゲットを発見した姉は、急加速させたピンクのワゴンをミニの真横にぴたりと貼りつけた。相手もかなりスピードが出ていたようだが、とても姉には対抗できない。
「――春美さんっ!」
 そこで突然叫んだのは、運転席の真後ろの隆也だった。蒼白な優夫さんを押しのけ、後部左の窓を全開にすると、隆也は身を乗り出して春美の名を呼んだ。
「た、隆也、顔を出すな! 首が飛ぶぞ!」
 この状況で窓から身を乗り出すなど、自殺行為だ。姉は隆也のために減速など絶対にしないだろう。しかし隆也は聞き入れようとしなかった。
「春美さん、やめてください! そんなことしたって何にもなりませんよ!」
 高速道路の中心で何を叫んでも、車内の相手に声が届くはずはない。だが、ただならぬ状況であることは充分に伝わったらしい。
 それまで前方を向いていたミニの運転手は、隣の車から突き出た首を見て怯えたようだった。夜中の高速道で、そんなことをする馬鹿を見れば誰でもぎょっとするだろう。
 夜間のため、隣の車内は暗くてよく見えない。私には、その春美と呼ばれる女の顔までははっきりと見えなかった。だが車外に乗り出した隆也の顔は、向こうからすぐにわかっただろう。別れたはずの少年が追ってきたことに驚いたのか、それとも車内で青ざめている優夫さんに気づいたのかはわからない。だが、いずれにせよ春美はただちに行動に出た。
「は、春美……!」
 身を乗り出す隆也の下敷きにされながら、優夫さんはうめいた。だが、その声は春美の耳には届かなかっただろう。何と春美は一気にアクセルを踏み込み――姉を振り切った!
 私はしばし呆然とした。この姉の爆走から逃れるなど、しかも小型の乗用車でやってのけるなど、人間業とは思えなかったのだ。
「――逃がさないわよ!」
 暗がりの中、姉の目がぎらりと光った――ように見えた。鋭い眼光を放ち、姉は最大限に加速する。車内には優夫さんの放つ濁った音声と、被害を受けた七樹の悲鳴と、取り乱した隆也の絶叫が響き渡った。
 いつの間にか、私たちは地獄の真ん中まで迷い込んでいたようだ。

 阿鼻叫喚のワゴンを駆って、深夜のカーチェイスはその後もしばらく続けられた。とはいえ、私も半分以上の記憶が飛んでしまっているので、つぶさに語ることはできない。覚えていたくない、というのが実情である。しかし、映画より地味だがスリル満点すぎる追跡劇も、ついに終幕を迎えようとしていた。
 黒のミニはなぜか途中で車線を外れ、サービスエリアに入ってしまったのだ。すぐ後ろから追っていた姉が、それを見逃すはずがない。続いてサービスエリアに入ると、姉は急ブレーキでワゴンを停車させた。
 誰よりも早く車から飛び降り、姉は目的の車まで走った。しかし、一足先に着いていたミニの中はすでに無人だった。海の姿も、もちろんない。
「逃げられたか……!」
 くしゃみをしながら七樹が駆け寄ってきて、悔しそうにつぶやいた。寒そうにしているのは、薄いニット一枚という軽装のためだ。何しろ着ていたジャケットは、優夫さんのせいで哀れな状態になってしまったので、脱がざるを得ないのだ。
「海ちゃん……海ちゃんがこのまま見つからなかったら、あたし……!」
 姉は車の窓に両手をたたきつけ、うなだれた。車を降りた途端、怒りや憎しみが不安と恐怖に変わってしまったのだろう。その肩が小刻みに震えているのが、駐車場の外灯の下でもはっきりとわかった。
「いや、大丈夫だ。もう犯人は逃げられない」
 突如断言したのは、乗り捨てられたフィットを調べていた七樹だった。
「何でそんなことわかるんだよ」
「簡単なことさ。ガソリンがない」
 私が訊ねると、七樹はメーターを指差してみせた。春美は相当慌てていたらしく、キーも抜かずに逃げ出していた。そこで七樹がエンジンをかけてみると、ガソリンメーターはほとんどEに近いところを指したのだ。
「ほら、小紅の判定と同じ値になってるだろ」
「余計なことを思い出させるな!」
 人のセンター試験の結果をこんなところで持ち出すな、馬鹿たれめ。
「きっと、どこかのパーキングエリアで給油するはずが、小百合さんに見つかってタイミングを失ったんだろうな。ねえ小百合さん、ここまで追いつめたのは小百合さんのお蔭なんだ。あと一息、みんなで手分けして探そう」
 自分は寒さで震えながら、七樹が姉を励まそうとする。そうだ、こんなところでくじけている場合ではない。姉が執拗に追い続けたからこそ、春美は車を捨てるはめになったのだ。あきらめるような時ではないはずだ。
「そうだよ、姉さん。ここまで追いつめたんだから――」
 そこまで言いかけた時、私の言葉を遮るように背後から大声が上がった。
「――春美!」
 思わず前のめりになりそうなほど大きな声の主は、普段弱々しいはずの優夫さんだった。相変わらず青ざめた顔だが、その両目にはいつになく強い意志が宿っているように見える。そして、叫ぶと同時に優夫さんは駆け出した。彼の視線の五百メートルほど先には、驚いたようにこちらを振り返る人影がある。その腕に抱えられているのは――。
「海ちゃんっ!!」
 私よりも先に気づいたのは、やはり産みの母である姉だった。車酔いの名残で駆け出してすぐによろける夫を追い抜き、姉は物凄い勢いでダッシュする。
「待ぁてえぇぇぇぇっ!」
 駐車場に響き渡るその声に、誰もが怯えて振り返った。そもそも真っ赤な着物で夜中のサービスエリアをうろつく人間自体が珍しいというのに、それが両袖を襷で腕まくりし、裾を両手でたくし上げて疾走する姿は、はっきり言って異常である。
 しかも、八つ墓村の祟り婆も裸足で逃げ出すほどの、鬼の形相だ。春美でなくても逃げ出したくなる。事実、サービスエリアの客たちが漣を打つように姉の前から離れようとする。まるで海を割って進むモーセのようだ。人々は姉の姿に、悪霊の祟りか神の奇跡でも感じたのかもしれない。もしくは都市伝説か。
 七樹は顎を落として、ただ呆然とその姿を見つめることしかできなかった。さっきまでの運転でも充分すぎるほど姉の本性を知ったはずだが、これはもうとどめとしか言いようがないだろう。純真無垢な女神像は、今夜をもって粉々に砕け散ったに違いない。
 春美は命の危険すら感じたのか、必死に逃げ出したが、赤ん坊を抱えていたのではやはり分が悪かった。または恐怖で足が思うように動かなかったのかもしれない。夜中の鬼ごっこは一分も待たずに終了してしまった。
「このっ、この女! 海ちゃんを返しなさい!」
「いやぁぁっ、離してーっ!」
 姉はその勢いのまま飛びつき、海を抱える春美の腕を力いっぱいねじ上げた。怒声と悲鳴が混じり合う。これではどちらが加害者か、傍目には絶対にわからないだろう。私でさえわからなくなりそうだ。
 女二人はそのまま、もつれるようにして駐車場に倒れ込んだ。だが、春美はこれが最後の意地とばかりに、海を抱えたまま離そうとしない。
「小百合!」
「春美さん!」
 ようやく追いついた男二人が、それぞれの女の名を呼んだ。そこでようやく観念したのか、春美は海を腕から離すと――何と、投げ捨てた!?
「うっ、海ちゃんっ!」
 春美をねじ上げていた姉は、咄嗟に動くことができない。優夫さんも隆也も、二人のところまでにはまだ距離がある。
 このままでは、海の小さな体がアスファルトにたたきつけられてしまう!
 私もまた動くことができず、思わず目をつぶってしまった。そして、
 ――どさりという重い音が鼓膜をたたく。
「海――……」
 ここまで来たのに――ようやくたどり着いたのに、最後の最後で最悪の事態に至ってしまったのか。恐る恐る瞼を持ち上げる。果たしてそこには、痛そうな顔で横たわる――。
「――七樹!?」
 私は目を疑った。海が落下しているはずの場所には、さっきまでいなかったはずの七樹が転がっていたのだ。
「ここで見せなきゃ男じゃねえだろ。この通り、ファインプレー」
 七樹が抱え上げたのは、無傷の赤ん坊だった。ピンクのフリル服に包まれているのは、もちろん海である。七樹は誰よりも早くに現場に駆けつけ、放り上げられた海をスライディングキャッチしたらしかった。
「小百合さん、ほら大丈――」
「――海ちゃんっ!!」
 姉は七樹を半ば突き飛ばし、海を引ったくるようにして腕に収めた。
「海ちゃん、海ちゃん、海ちゃん……っ」
 そんなに力をこめたら海が息苦しいのではないかと思うほど、姉はぎゅうっと強く我が子を抱きしめた。
「小百合……!」
 遅ればせながら、優夫さんは海を抱きしめる姉の元に駆け寄ってきた。
「……まーくん! 海ちゃんよ、海ちゃんが戻ってきたのよ! 海ちゃんが……」
 それ以上、姉は言葉を続けることができなかった。あふれ出る涙でくしゃくしゃになった顔を優夫さんの胸にうずめ、声を上げて泣き出した。これにて一件落着――と言いたいところだが、現実はそう甘くない。
「春美さん……どうしてこんなことをしたんですか」
 地面にへたり込み、肩で息をする春美の前に現れたのは、隆也だった。思えば、追跡者の中で、攫われた海ではなく攫った犯人自身を追っていたのは隆也だけだったのだ。だから今、隆也は求めていた人に向けて問いかける。だが、それに対する答えは耳を覆いたくなるようなものだった。
「その女がいけないのよ! 子供を盾に結婚を迫るから、優夫は言いなりになったのよ! だから、諸悪の根源を取り除いてやろうと――」
「だから攫ったっていうんですか。何の罪もない子供を」
 春美に最後まで言わせず、隆也は厳しい口調で問いつめる。いつも飄々としている隆也が、ここまで真剣な目を見せるのは初めてのことだった。
「そ、その女が――優夫がいけないのよ! わたしは、ずっと一人で……みじめな思いをさせられてたのに……!」
 春美がなおも言いつのった、その時。
 ぱぁん、という乾いた音が真冬の冷たい空気を震わせた。そして、赤く腫れた頬を押さえる春美の手も、ひどく震えていた。
「な、何よ……何であんたが殴るのよ! あんたには関係ないじゃない!」
「あなたがまだわかっていないからですよ」
 そう言い放つ隆也の声は、冬の夜気よりも冷たかった。身を切るような寒風に吹かれながら、隆也は最後の言葉を告げる。
「――ここでお別れです、春美さん。自分は一人じゃなかったんだと気づくまで、頭を冷やしたほうがいいでしょう」
 それだけ言うと、隆也は背を向けた。
 待っている、と隆也は言わなかった。もちろんそんなことが言える状況ではないが、本音は異なるのではないかと思う。
 なぜなら隆也が怒った本当の理由は、この誘拐事件そのものではないのだから。ただ、春美が最後まで隆也を見ていなかったから――その事実を突きつけられたからこそ、隆也は思わず手を上げてしまったのだ。
 こんないい加減な男でも、時には傷ついたりもするのだろう。春美の頬をひっぱたいた手を震わせる姿を見ながら、そのうち残念会でも開いてやろうかと私はぼんやり考えた。
 一方、呆然とする春美に、優夫さんが最後の言葉を向けた。
「――今回のことは警察に言うつもりはない」
 いつになく厳しい声音で、優夫さんは告げる。そう――本来なら、これは刑事事件なのだ。家の誰かが警察に通報していれば、春美は間違いなくこの場で逮捕されている。いや、今から警察を呼んでも遅くはないが、優夫さんはあえて事を荒立てようとはしないつもりらしい。これ以上、自分たちの過去を掘り返すような真似はしたくないのだろう。
「実家に帰ってゆっくり休むといい」
 それだけ言うと優夫さんは、妻と子を促して車へと戻っていく。あんなに情けなかった背中が、今はなぜかとても頼もしく感じられた。そうして、春美は一人取り残された。こんな暴挙に出るほど厭った孤独に、彼女は再び突き落とされたのだ。
 だけど、私は同情などしない。たとえどんな理由があれ、彼女は罪を犯したのだ。その罰は、たった一人で受けなければならない。孤独の恐怖にさいなまされながらも。
「……終わった、な」
 ぽん、と私の背をたたいたのは、薄いニットのセーターを泥だらけにした七樹だった。泥とすり切れの後は、小さな命を救った大きな勲章である。だが、姉は息子の恩人のことなど意識もしていないようだった。その視界には愛しい我が子と、しがみつく夫の胸しか入っていないだろう。その事実がやはり切ないのか、七樹は少しうつむいて苦い笑みを浮かべている。
 ――やはり、七樹は……。
 しかし私はすぐに頭を振って、その考えを追い払った。海が無事に戻ってきた今、そんなことはどうだっていいではないか。その視線がどこに向けられているかなど、些細なことに過ぎない。……そのはずだ。
「ほら行くぞ、小紅」
 七樹は私の手首をつかむと、ピンクのワゴンに向かってずんずんと歩き始めた。さっきから衆目を浴びているので、さっさとこの場を去りたいのだろう。力強い手の感触を覚えながら、私は小さく唇を噛んだ。
(つづく)
(初出:2016年05月31日)
登録日:2016年05月31日 14時28分

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