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天野雅
著者:天野雅(あまのみやび)
埼玉県生まれ、千葉県育ちの関東人だった。結婚を機に関西の人間になる。現在は関西とも東海ともいえる近畿地方に在住。10年経って方言にも慣れた。血液型はマイペースで知られるB型。住めば都を地で行く性質。ネット作家歴20年。同人作家歴はプラス5年。趣味は映像鑑賞。写真撮影。歌唱。創作料理。好物は自然万物一般。美術芸能一般。パソコン。ゲーム。漫画。文章。
小説/現代

夏色スケッチ(4)

[連載 | 完結済 | 全6話] 目次へ
海。知夏の何気ない言葉に、友は海岸近くに住む祖母に電話をかけた。電車で1時間――潮の匂いをカラダいっぱいに受け、蝉の声がひっきりなしに響き渡る通りを抜けて、海水浴を楽しむふたり。
4.渚の天ぷら定食

 構内の地下通路を歩いて地上に出ると、夏休み突入を思わせる親子連れが早くも目についた。高校に限らず、近隣の学生たちがこれから街なかにあふれ出す。
 駅のホームの丸い時計は1時半をまわっていた。
 海水浴場のある岩井へ向かう電車は直近で約10分後に出発だ。目的地はそこを通り越して数駅先になる。
 内房線普通列車はとっくに待っていた。行き先表示は『安房鴨川』。確認して乗りこむ友について歩きながら、知夏が大きく息をついた。車内の冷房に生き返る。
「びっくり、しちゃった。ホントに、海に行こう、なんて」
「もしもし息があがってませんか」
「階段、しんどいんだもん」
「訊いていい? 北小金さんて『若者』?」
「失礼しちゃうー」
 自宅で着替えてふたりとも私服になっている。
 知夏は小花柄のキャミソールに、一応ロング丈で半袖の白いカーディガンを羽織っているが、レース生地では気休めに等しかった。シルエットが透ける軽い生地にペチコートを重ねた深緋のスカートは、坐ると膝がむきだしになった。髪はねじりあげてバレッタで後ろにまとめ、顔の輪郭と首のほそさが強調されてみえる。足元はシルバーのアンクルストラップサンダルで、ヒールは高くないが黒い革靴に三つ折ソックスとはだいぶ印象が違う。素足の肌色にありがちな靴下のあとなどはなく、いつものスタイルと知れた。荷物は手提げタイプの防水バッグひとつだけだ。
 ふだんの制服がどれほど生徒を画一化させ、個の存在感を消しているか。友は華奢なつくりの知夏の体を目の当たりにして、軽口を叩くことで場のきわどさをなんとかしのいでいる。友人よりむしろ知人に近い異性相手にそんな無防備なカッコをしてくるとは思ってなかった。
 彼の方はオーソドックスに麻の開襟シャツとブルージーンズ。靴は通学用のクラリーノである。あまりバランスのとれたアベックとはいえない。それでも手をつないで歩いていれば、もしかするとつきあいはじめのカップルに見えたかもしれない。実際はそんなふうに気にとめるような第三者もいなかったけれど。
「委員長さぁ、そんな大きな荷物、何が入ってんの?」
 車内は7割方の混みようで、あいていた2人掛けの椅子を向かい合わせて4人席になっている窓際に坐った。通路側に荷物を置く。
 自動販売機で買ったドリンクを窓際のテーブルに乗せると、発車を知らせるベルが響いた。
 ドアが閉まって、動き出す。
「ああ、これ?」
 友がスポーツバックをちらりと見やると、うなずきながら知夏が缶ジュースを差し出した。苦笑してプルリングを引き起こしてやりながら、友は言葉を継いだ。
「着替えとか洗面用具とか」
「スケッチブックとか絵の具とか?」
 電車の揺れに中身をこぼしそうになる。友が身体から遠ざけると知夏が礼を言ってそれを受け取った。
「……パステルを少しね」
 白状して缶コーヒーに手をのばす。あきらめた感じで続けた。
「やっぱオタクかな」
「やだ、そんなつもりじゃ」
 くちにつけた缶を離して知夏が言った。
「ホントに好きならあたしも持ってくるかなって」
「そっか」
「別にオタクだっていいと思う」
 そして、気が済んだらしくジュースを飲みはじめる。
 友は缶を手にしたまま、まじまじと彼女を見た。
「……何?」
 知夏が視線に気づいた。
 友は斜向かいのバッグへ顔を向けて、
「カメラは?」
 彼女の気をそらすために尋ねる。
「ああ」
 関心なさそうな声が返ってきた。
「置いてきた。委員長みたく大好きってわけじゃないの」
「ふうん。まぁオレと写真撮っても仕方ないしな」
 景色はしばらく高層ビルなど見えていたが市街を抜けると一変し、瓦屋根の民家と田畑ばかりになった。外房線は房総半島を海岸線沿いに南下していくが、ずっと車内から海が見えているわけではない。
 窓枠に片肘ついている友のポーカーフェイスを装った横顔に、硝子に写った知夏がわざとらしく笑顔になって、
「あたしの写真、欲しかった?」
 からかったつもりなのだ。
「いらないけど」
 即答すると、
「はっきり言うなぁ」
 傷ついたように眉を寄せたが目は怒っていない。
「立ち入ったことかもしれないけどさ」
 今とつぜん思いついたというより、ずっと考えていたというそぶりで知夏が切り出した。
「進路、美大とかそっち方面にしたらいいじゃない」
「画家になれってか」
「嫌なの? 美術の先生とか」
「絵を生きる手段にする気はないな」
「自信がないわけ」
「……そうとってくれてもいい」
「怒っちゃった?」
「別に」
 それきり腕を組んで沈黙すると、知夏は深く追求もせずに進路の話を打ち切ることにしたらしかった。
「秦野くんのことって、気にならない?」
「え?」
 思わず視線を向けると、知夏は案外まじめな顔をしていた。
「お昼のときの話。黙ってたじゃん。はっきりさせなくてよかったの?」
 あっさりとそんなふうに言うので、友は少しだけ腹が立った。
「あんだけオレを無視して話してたくせに、いまさら」
「ちゃんと聞こえるようにしてたでしょ。疑問じゃないの? どういう好きなのか、どうして仲良くなりたいのか」
「そんなの訊くまでもない。単なる友情の範疇で充分だし。オレはそれ以上、仲良くなりたいともなりたくないとも、どうでも」
「あんなふうに言われるの、ちょっと珍しいよね、コドモみたいっていうか。あたしには判らないよ。友情かもしれないし、恋愛感情の好きかもしれない。それは秦野くんが一方的にかもしれないけど、だからって黙殺しちゃうのは、あんまり」
「友人としてならちゃんと合わせてる。レンアイって簡単に言うなよ、男同士だぞ」
 女ってそういうの好きだよなと言いかけて、かろうじて飲み込む。さすがにこの状況で口論になるのは避けたかった。
 終わりまで話させない言葉の応酬に険悪なムードになりそうな一歩手前で、友の内心に気づいたのかどうか、知夏はみたび話題を変えた。
「去年いた高校に未練なかった?」
「なんだよ急に」
「少し。中途編入って、どんな感じかなって」
 友は思い出した。先週美術室で話したときも知夏はそれを聞きたがっていた。
「たった1年いただけの学校に未練なんかないよ。ちょうどクラス替えの時期だったし」
「ホントに?」
「中学生活投げうって入ったとかならともかくね。そう受験勉強に打ちこんだわけでもないし、ただ近くてオレの頭でも行けそうなところを選んだだけだった。どこだって同じだよ」
「でも友達とかいたでしょ?」
「いずれは卒業してばらばらになる」
「冷めてるんだ?」
 まだ重そうなジュースの缶を、乱暴にテーブルに置いてきた。
「おいっ、はねたぞ今」
 友のとがめる視線をかわして膝の上にバッグを置くと、知夏は腕をのせて目を閉じた。
「寝るから。着いたら起こしてね」
「え。ああ」
 腕時計を見る。到着予定時刻まで、まだ1時間以上ある。
 ――そういえば昼前、貧血で倒れたんだよな。
 窓側の手すりにもたれて、うつむいた知夏がすぐに寝入ったらしいのを見て、海に入っても大丈夫かと初めて友は心配になった。
 妙なものだ。どうして、ただ同じクラスという接点しかなかったような相手と、こんなところで向かい合って小旅行などしているのだろう。知らないうちに個人的な部分にもお互い関わり合ってしまったような気がする。
 到着のアナウンスが流れるまで友は窓の景色を眺め、ときおり知夏へ目をやりながら、漠然と考えに沈んでいた。

 午後3時過ぎ。
 灼けたホコリの混じった風が友たちの頬を叩いた。
 路面の整っていない舗装道路はうねりを帯びた坂になっていて、くだっていくと連なる瓦屋根の隙間から待望の海が徐々に姿をあらわしはじめた。
「潮の匂いがする」
 知夏が片腕を高くあげて空をあおぎながら深呼吸する。体中を青く染めるように。
 カーディガンの袖から白い腋が覗け、凝視しかけて友は反射的に目をそらした。ぬるい風が彼の前髪をかすめて過ぎる。
 多くの家は平屋造りで、シュロなどの温帯植物が生け垣代わりに周囲をめぐっていた。たまにヤシのような木が突き出ている。またはどこから切り出したのか、岩肌の荒い石垣。海岸から運んできたのだろうか。貝殻が埋まっていそうだった。
 蝉の声がひっきりなしに辺りに響き渡っていて、もういっそ耳に馴染めば風景の一部だった。
「それで? どの辺なの。早く行かないと陽が暮れちゃう」
「まだ大丈夫だろ」
 友は額に手のひらでひさしをつくって、やや西に傾きかけている太陽の直射を避けながら周囲を確認した。最後に来たのはいつだったろう。もうだいぶ前のことのような気がする。
「あった、あのお地蔵さんの角を曲がればすぐだよ」
 すっかり風雨で色褪せた布を胸に貼りつけて、黒く煤けた地蔵尊が道端にたたずんでいる。子供がむしってきたのか枯れかけた草花が裾元に散っていた。
 知夏が数歩で駆け寄って正面に立ち、50センチ足らずの相手にかがみながら声をかけた。
「はじめまして、北小金知夏です。委員長に誘われて遊びに来ました。ヨロシク」
「何やってんの」
「自己紹介の練習」
「ふうん」
 あきれたふりで知夏を追い抜く。
「いいじゃない、お地蔵様だってたまには話し相手が欲しいよ」
「置いてくぞ。何しに来たんだか」
「遊びに」
 間髪入れず答える知夏は、むくれた顔で友に並んだ。
「それじゃここで『委員長』はやめてくれ。ほら、あれだ」
 友はとりなしに指さしてやった。見慣れた板塀の2階家。トタン屋根の低い離れは風呂場だ。
 コンクリを打ちっ放してある庭先から入って、貧弱なシャワーの水の出を確かめると、濡れそうになった知夏の抗議を受け流しながら玄関の呼び鈴を鳴らした。
 表札は板に墨が消えかけている。たどれば『我孫子 巌』と読めた。並んで『七江/猛海/玻琉美』。
 建てつけの悪い硝子のガラリ戸がきしみ、友は開けるのを手伝った。
「早かったねぇ」
 半袖の綿シャツに、薄手のモンペを履いた老婆が姿を見せた。海辺の町で歳月を経た表情は皺を刻みつけて固まり、ちぢれたような薄い白髪に縁取られている。背を無理にのばそうとしても成長した孫の肩にすら届かない。骨ばった手は存外人生を秘めており、割れて濁った爪の先さえ何か語っているようだった。
「そろそろ表(おもて)で待とうと思ってたんだよ」
 化粧でも繕いようのない荒れた唇が動いた。
「いいよ、客じゃないんだから。電話はなかった?」
「あっても断るさ。あれからなんにも変わっちゃいないよ」
 知夏はおだやかに凪いだような視線を向けられて、見つめ返すまま突っ立っていた。
「えっと。同じ高校の」
 友が自己紹介をうながして初めてお辞儀を思い出す。
「遊びに来ました」
「北小金さん。退屈しててさ」
 友がフォローすると祖母は得心して笑い、たたきをあがって中へと招いた。
「この子がお友達を連れてくるなんて小学生の時以来ですよ。2階には誰もおらんので、娘さん、自由につかってくださいな」
 室内は全開の窓から光と空気をまんべんなく吸いこみ、居心地よく2人を迎えた。
「ユゥちゃんは、ここで着替えなさいな。汐が増したら戻っておいで。スイカを切っとくからね。浜への道は覚えてるかい?」
「うん」
 1階は和室ふたま分をぶち抜いて広くなっている。
 友は畳の上へあがりこんで荷物を置くと、中央の大黒柱に指を滑らせて知夏に言った。
「この傷、オレの身長。毎年計ってたんだ。他にイトコもいなくてさ、この家ほとんど独り占めしてた」
 ようやく知夏がサンダルを脱いで、老婆は部屋の奥の木戸に消えた。
「あっちに階段とトイレがあるから。行ってくれば」
「おばあちゃんて七江(ななえ)さんていうの?」
「ああ。目がいいな」
「おじいちゃんは、いないの?」
「オレが幼稚園生の時に死んじゃったよ」
 ふすまの梁に変色した魚拓の額が掛かっている。
「漁師だったんだ。台風でやられたんだって」
「そっか。委員……っと、あの、海に行ったら泳ぐ?」
「とりあえず着替える。なんなら見てく?」
 胸のボタンを外しにかかると、
「兄貴ので充分結構」
 指で目の下を軽く引っ張り、荷物を抱えて歩いていく。
「結膜炎ですね」
「ちゃんと治しました」
 再度あかんべをしてから知夏は木戸を開いて閉じた。

 30分後には、海へ出た。
 斜めに太陽を反射して、波しぶきが銀色に輝いて弾ける。
 水平線は深く澄んでいた。沖に白い軌跡を残し、数台ジェットスキーが走っている。
 遊泳区域の砂浜に、響き渡るのはカン高い歓声。ビーチボールを追って転げまわる犬、寄せて返す波と駆け足を競う子供。盛りあがる水面に蛍光色の浮き輪やマスコットを浮かべて、枕代わりに身をゆだねる親子連れもいる。時折風向きが変わるのか、ノイズ混じりのヒットソングがどこからか聞こえたり聞こえなくなったり。
 背後の堤防の上にはテキ屋の旗がはためいている。
 夏休みは始まったばかりだが、夕方近い無名の砂浜はほどほどに客足を留めていた。
「海水浴なんて久しぶり」
 手頃なスペースを選んでビニルシートを広げると、知夏は持参のビーチサンダルを脱いで荷物とともに重しに使った。裸足に感じる想像以上な砂の熱に、はしゃぐ。
 水着はブルーグリーンの生地に南国をイメージした赤いオウムの描かれたAラインのワンピースで、陽灼け対策に着てきたTシャツを脱げば灼けていない肩と背中が惜しげもなく晒された。手の届かない部分だけ七江にUVケア美容液を塗ってもらい、顔と首筋も白くなっている。
「テキトーに体操して行けば。まだ監視員いないから、周囲に迷惑かけないように」
 友はパーカーを羽織っている。腰を下ろすと、シート越しに地面の熱を感じた。膝にスケッチブックを開いてパステルを取り出すと、横でシートにしゃがんだ知夏がいたずらっぽく微笑んだ。
「あたしってプロポーション抜群だし、モデルやろっか? 青春の1ページにいかが」
 どこまで解ってやっているのか、間近に膝を崩して胸をそらされれば発育途上な体つきでも焦る。慣れない距離感に困った友のくちが勝手に動いた。
「お嬢さん冗談がうまいね」
「ふーんだ。現役女子高生なんだから、素直に誘惑されてればカワイイのに」
「オレが可愛くてどーする。可愛くなくて困るのはそっちだろ。誘惑イコールtemptation(テンプテーション)ですと? せいぜいテンプラテーショクどまりですな」
「そこまで言う!」
 アッタマきた、と叫んでいきなり海風に逆らいダッシュする。ゴムで簡単にまとめた髪が、むちのように横に弧を描いて跳ねた。
「おいっ、体操しろって」
 見る間に浅瀬から猛然と突っこんでいく。気泡を巻いて押し寄せる波をジャンプでかわしてイルカみたいに飛びこんだ。
 自分のほうこそ冗談だったのに。
 制止できなかった友のパステルがスケッチブックを滑ってシートに散らばった。
「北小金さんっ?」
 立ち上がって呼びかけても知夏の頭が波間に見えない。
 貧血で倒れてから数時間しか経ってないのだ。
 周囲に遊ぶ人々はやけに遠く、友と知夏の居場所だけが喧騒から隔てられていた。
 何を考えるより先に、パーカーとサンダルを脱ぎ捨てて数メートルを走る。足の裏が砂でやけどしそうだが構っていられない。
 波打ち際で濡れ砂にくるぶしまで沈んだ。海水が脛を洗う。一転して冷たさに背筋が凍りついた。
「北小金!」
 一足飛びで胸まで漬かる。圧倒的な水圧の抵抗。濁った碧い海面が持ち上がり、体が浮いた。
「呼んだ?」
 すぐ右側から声がかかって、見ると知夏がいた。顔に貼りついた髪をどけながら、さっきまでのやりとりが幻だったかのように笑っている。
「委員長も泳ぐの? 水、思ったより温かいね」
「バっ、カやろー、びっくりするだろーが、おどかすなよ!」
「……どうしたの」
「あー、たくっ」
 知夏のテンションが低いので、ひとりで興奮していると自覚した。友はメガネをとった片手を残し、いちど水中に潜った。
「ちょっと、何やってんの?」
 怪訝そうな知夏を軽くにらむ。前髪からしたたる雫が友の鼻筋を伝って唇に落ちた。
「塩辛い」
 レンズについた、わずかな水滴を払うと沖へ向かって泳ぎはじめた。
 てきとうに折り返して戻ろうと思った。
「待ってよ。やっぱり上手だなぁ。海が田舎だと」
 知夏がついてくる。
 立ち泳ぎで止まって、友は首をふった。
「疲れるから来ないほうがいい。この辺から深くなって、潮の流れが変わるんだ。オレは軟弱だから溺れても救助できない」
「平気だよ。これでも中学のときは水泳部だったの」
「無理すんな。死ぬぞ」
「おおげさ……」
 知夏は途中で笑いをひっこめた。
 彼は祖父を海で亡くしている。
「了解。かき氷でも食べながらスケッチブックを見せてもらおっと」
「げげ」
 水の流れにのってみるみる陸へ戻っていく。友も続いた。
(つづく)
(初出:2010年11月)
登録日:2010年11月17日 12時39分
タグ : 青春 恋愛 学園

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