騒人 TOP > 小説 > 現代 > 風が哭く(4)
天野雅
著者:天野雅(あまのみやび)
埼玉県生まれ、千葉県育ちの関東人だった。結婚を機に関西の人間になる。現在は関西とも東海ともいえる近畿地方に在住。10年経って方言にも慣れた。血液型はマイペースで知られるB型。住めば都を地で行く性質。ネット作家歴20年。同人作家歴はプラス5年。趣味は映像鑑賞。写真撮影。歌唱。創作料理。好物は自然万物一般。美術芸能一般。パソコン。ゲーム。漫画。文章。
小説/現代

風が哭く(4)

[連載 | 完結済 | 全7話] 目次へ
遥子と逍太の母方の祖母であり、巫女でもある千明が訪れ、縦長の箱を託す。一方、盛田ら刑事は連続した不審死の事情聴取のため学校を訪れた。
 ACT.6

 一番気の毒だったのは、明け方勤務の駅員達であったろう。
 署の仮眠室で数時間しか休めなかった盛田らも、似たようなものであったが。
 東の空がオレンジ色に染まりだすと、列車が止まっているうちに作業を終わらせるべく借り出されたのは、10名より少し多かった。
「……ひどいなこりゃ」
 作業は困難をきわめた。
 早い時間なら水を流せばなんとかなっていた血の海は、数時間を置いて頑固な黒い塊と化していたし、なにしろ居住区のど真ん中である。腕1本、忘れてきましたというわけにはいかない。
 轢死体はベテランの駅員ですら、片づけるのを敬遠するという。
 盛田は溜め息をつき、引き上げる鑑識を見送った。
 路地に止めたパトカーでは、もう少しで現場を汚すところだった稲見が青い顔で休んでいる。
 立ちあってみたものの、死体に生活反応が認められれば死亡推定時刻は通報の段階で決定していたようなものだし、身元は最初に発見できた遺留品――学生鞄だった――でコト足りてしまった。まだ茗子本人だと断定するのはためらわれるが、ほぼ間違いあるまい。被害者が制服を身につけていた。あとは家族に確認するだけである。
 家族を一晩心配させるのは忍びないが、かといって「現場に連れていってくれ」と無茶を言い出す場合もある。
 刑事の仕事に配慮はつきものなのだ。
 早朝の数時間、刑事達に得るものはなかったと言ってもいい。
 始発電車は5時半に通過するという。なんとか間に合いそうだった。
「……おい、野崎。そろそろ行くぞ」
 駅員達に混じって洗浄作業に精を出していた若い刑事だけが、知り合いを増やすという『収穫』にあやかっていた。
 彼は盛田に言われて引きあげる直前、少し離れたフェンスの向こうで、自転車を止めてこっちを見ている人物に気づいた。
 明けかけた朝の空気が凝縮したかと思わせる、驚くほど端正な顔立ちの華奢な少年だった。黒っぽい上下を着ているため、朝もやのような白い肌が際立って見えた。線路内での作業が物珍しいのだろうか。
 目が合うとすぐに自転車で去っていった。ほんの数秒のできごと。野崎は睡眠不足が見せた夢だったのかもしれないと考えた。

     ◆*◆

 いつになく不機嫌な弟へ、遥子は怪訝そうに声をかけた。
「逍ちゃん? またこんな時間で、ごめんね」
 腕時計は8時5分前。彼女の髪は半円型のバレッタで、ひとつに留めている。
 逍太は無言で革靴を履くと、ドアを開けて玄関を出ていった。
 遥子も続いて外へ出る。冷たい空気に首筋をなでられ、思わずスクールコートの襟を寄せた。
 天理の家は小山のすそから少し登ったところにある。背後を見上げると雑木林や、庭、玄関先数メートルに構えた門の周辺で落葉樹はそろそろ枝をさらしだし、モミジやイチョウは徐々に色を変えはじめている。
 玄関を出て左にガレージがある。逍太はそこから自転車を出して、遥子の前に押してきた。
 遥子がそのまま荷台に乗っていいものかどうか躊躇すると、
「何? 乗んなよ」
 弟の声は意外にも軽い調子だったので、遥子はホッとして言った。
「逍ちゃん、なんだか怒ってるみたいだから」
「ああ……」
 逍太は思い出したように口をとがらせて答えた。
「ジャムがなくて」
「え?」
「和科子さんさ、昨日ジャム切れたのに、買うの忘れたんだって」
「あら……」
 それはお気の毒な、と遥子は口の中でつぶやいた。逍太に対してではない。
「ジャムがないと1日が始まらないんだよ。気分が悪い」
 それは遥子も知っている。小さい頃から彼はジャムが好物で、それはイチゴでもくるみでもカボチャでもなんのジャムでもいいのだが、とにかく毎朝口にするのが日課というか、習慣なのだ。
 普段は何がその身にふりかかろうと、遥子が代わりに泣いたり怒ったりすることになってしまうくらい穏やかな性格のくせに、ジャムが欠けると手がつけられなくなる。旅行にも必ず持っていく。
 逍太もいい加減もう聞き分けのない子供ではないから、泣き出してダダをこねてテーブルの上の物を手当たり次第に投げつけて和科子に半ベソをかかせるなんてことはしなかったようだが、それでも強烈な意思表示をしただろうことは想像できる。
 ここ数年食べられない日はなかったはずで、遥子がそんな顔の逍太を見るのは久しぶりだった。
 ……いや、逍太が感情を激しくする時がもうひとつあった。
「遥子、逍太をあんまりコキ使うんじゃないよ」
 不意に声がして、双子の姉弟は同時に正面、門の方を振り向いた。
「それとも逍太にあんまり遥子を甘やかすんじゃないと言うべきかね?」
「おばあちゃん」
 2人は同時に声をあげた。
 背の低いナンテンに、赤い実がなっている。その木の横に、もう1本立っているかのようだった。薄紅の袴姿に草履姿である。
 遥子にも気配を悟らせず、10月半ばの早朝から薄衣1枚、不思議な笑みを浮かべて立っている白髪の老婆。
 2人の母方の祖母であり、門から左へ山を登って300の石段の奥に鎮座する、常地神社の管理人兼巫女でもある。
 常地のふた文字を姓として生まれ、名は千明。普段はちあきで通しているが、本当は違う。千の昼と夜の名だ。
 逍太が自転車を押していき、遥子もそばに駆け寄ると、千明はかかとを浮かせて孫達の頭をなでてやった。
「まったく大きくなったねえ」
 先週の日曜に会ったばかりである。
「おはよ、おばあちゃん」
 さっきの表情は吹き飛んで、それどころかいつもより更に顔をほころばせて笑う逍太へは、しわに埋まったような目をますます細めて
「早起きは体にいいけれど、倒れた晩ぐらいちゃんと寝にゃ」
 と言い、
「おまえの早起きは1日だけかい?」
 遥子には筋ばったごつごつの手で背中に一発、喝を入れた。
「2人とも明日の夜はうちにおいで。鍛え方が足りん」
「えーっ……と……泊まるの久しぶりだな」
 睨まれて、逍太の頬がひきつった。
「了解おばあちゃん、それで、用は?」
 遥子は腕時計に目をやりながら訊いた。あまり話しこんでもいられない。
「潔い。ようやくあたしに似てきたね」
 祖母の言葉に、遥子はうっすら蒼ざめた。
 千明は強気の孫が怯んだ反応を意地悪く楽しんで、唇の片端をつり上げると、
「安心おし。そんなことを言いに来たんじゃない。これさ」
 ――その笑みは、陽に向かう者に最愛のぬくもりを、陰に向かう者に相応の怜悧さを、闇に住まう者には妖しい誘惑を注ぎ、決してたがえることはない。
 千明は浅葱色(あさぎいろ)の懐から薄く縦長の箱を取り出した。存在の歳月を感じさせる、紫霞の色をしていた。
「持っておいき。大事な物だからね、無傷で返すように」
 遥子は両手で慎重に受け取り、逍太も同時に頷いた。
 自転車が坂を走り下る、それを見送る千明に何がみえるのか。
 巫女は予言をしたのだろうか。


 ACT.7

 刑事が学校でその能力を発揮するには、校長の許可が必要だ。
 校長の許可がとれなければ、敷地内で教師や生徒に事情聴取ができないのである。
 くたびれた背広にふさわしく、くたびれた顔をした盛田が、こちらも昨日から着たきり雀の野崎と連れだって、東中学校の門をくぐったのは午前11時を少しまわった頃だった。
「私が2年4組担任の永谷です」
 挨拶のあと校長の隣に腰を下ろした教師は盛田の想像を裏切って、25、6という感じのメガネをかけた青年だった。事前に連絡はいっていたはずだが、トレーナーにジャージを引っかけて平然としている。
「授業がまだあるもので」
 刑事の視線を無言の質問と気づいたのか、永谷はそう言って自嘲気味に口もとを歪めた。
 教え子が死んだのだからもう少し別の反応ができないかと思うが、これは表情には出さず、
「さっそくですが」
 と切り出した。
 隣に坐った野崎が内ポケットから手帳を出して構える。
「もう御存じとは思いますが、まず昨日の昼に、加西里佳さんの遺体が発見されました。時間でいうと3時とか4時頃です、電波塔後ろの雑居ビル屋上から飛び下りたと思われます」
 刑事にとって遺体だの死体だのといった単語は事務用語みたいなものだ。無頓着に口にしたが、頭のはげかけた校長が血色のいい丸顔をしかめたため早口に続けた。
「それから昨夜、そこの」
 と窓の外へちらりと視線を飛ばして、
「線路でですね、澤村茗子さんがのぼり線の普通列車に轢かれて亡くなりました」
 永谷が目を閉じた。
「……それは、確かなんですか」
 野崎が答えた。
「ええ、昨夜11時30分。現場に鞄が落ちてましてね。ご家族には確認済です。昨夜は学校から直接英語塾の方へ行かれて、帰宅途中だったようです」
 野崎が口を開いた。
「我々が調べているのは、これが自殺か事故か、それとも殺人か、という点です。それでまず被害者の――というか亡くなった生徒さん達のですね、最近の様子で気になったことはありませんか」
「はあ……そうですね」
 永谷はメガネの下に指を差しいれ、目の辺りをいじった。
「特にどうということはなかったように思います。授業は普通に受けていたようです。加西も澤村もクラスの中では成績も平均的なところで、悩みがあったというような相談は受けていません。自殺というのは……」
 語尾を濁して口を閉じた。
「彼女達は、親しかったわけですよね? その、放課後に遊んだりしていた」
「ええ。1年の時から同じクラスで」
 返答に感情の揺れは感じられなかった。
 少年課の婦警から聞いたところでは、制服姿でゲームセンターにいたところを1度補導しただけで、その時引き取りに来たのはどちらも親だったという。教師の耳に入っていないこともあるだろうかと盛田は思った。
「先生の見たところでは、おとといも昨日も普段と変わらなかった」
「ええ」
「ケンカしていたようだとか、そういうことは」
「なかった、と思います」
「これは澤村茗子さんの母親から聞いたことですが、彼女達と親しかったお友達が、もうひとりいますね?」
「ええ……はい」
 永谷は横目で校長をうかがうようにして答えた。
「お名前は、たしか?」
「福本有実です。8組ですが」
「そうそう、福本有実さん。その方にも、話をお聞ききしたいんですがね」
「……昼休みでしたら」
 校長は苦しげに答えた。PTAの耳に入る前に、緊急会議と全校集会を開かなければならないだろう。
「では、お待ちします」
 刑事達は腰を落ち着ける態勢に入った。

     ◆*◆

 黒い雲が空を覆いはじめていた。
 早々に弁当箱をからにして、逍太は溜め息をついた。眉間を指でもんでいる。
 遥子は冷たい風に首をすくめて、食べ終わったらすぐ教室に戻ろうと考えていた。
「何時に行ったの?」
 訊いて、タコさんウインナーをかじる。高2にもなってタコさんはないと思うのだが、和科子は好きらしい。
「5時、かな」
「逍ちゃん、早起きね」
「だけど収穫はあんまりなかった」
「また?」
「ああ。貧血は出なかったけどね。薄暗がりに感謝しなきゃな」
「同一人物、ってだけね?」
 ひとかけらの御飯を口にすると遥子はさっさとふたを閉じた。
「食欲ないの?」
「ううん」
 逍太は振り向いた。遥子が差し出した手のひらに、自分の弁当箱を乗せる。
「校内放送で呼んでるぞ。電話だと」
 藤冶だった。
「ありがと」
 遥子が立ち上がる。
 ついてくるかと思ったが、藤冶は手を振るだけで入れ違いに屋上へ出ていった。
 逍太の隣に腰かける。
「いつの間に仲良くなったのかな」
 つぶやいて、遥子は階段を降りた。

     ◆*◆

 予想に反して――ということはどうやら、刑事が今時の中学校内事情を大幅に誤解しているということだが――部屋に入ってきた福本有実は、どちらかというと挙動の目立たない、おとなしそうな少女だった。
 平凡であどけない顔は、卒業アルバムに並べばすぐ埋もれそうだ。肩までの綺麗な黒髪はきっちりと後ろでふたつに縛られ、別段どこといって特徴もない。
 小さな声で名乗り、校長の隣の椅子に坐った。
 少年課に記録を残すのが、制服を着崩して派手な口紅を塗り、パーマをかけたりマニキュアをしたりする生徒だけではないと、防犯課の連中は知っているのだろうか。人に隠れてタバコを吸っているようにも見えない。
 ただ、普通の生徒とは違っているところがひとつ……真っ赤な目がうるんでいた。
「お友達のことについてちょっとお聞きしたいんですけどね」
 同じく毒気の抜かれた顔で、野崎が質問を開始する。
「最近、加西さんと澤村さんが、誰か不審な人物を見かけたとか、ケンカをしたとか、ショックを受けていたようだとか、なんでもいいんですけどね。気になったことは何かありませんでしたか」
 途端に有実は激しく肩を震わせはじめた。
 両手で口を押さえるが、嗚咽が止まらず洩れてくる。
 野崎が小さく息をつき、盛田がそっとうながした。
「どうですか?」
「知りません……あたし何も……教えてもらってません……どうして……里佳……茗子……」
 それからは声をあげて泣くばかりだった。
 もう勘弁してやってください、という校長のひとことで刑事達は席を立った。

     ◆*◆

「ねえ、どうしたっていうの」
 帰りの学活を終えて、放課後の部活やら委員会やらに散っていく生徒達を横目に昇降口へ歩く、逍太に追いすがる遥子の足取りは小走りに近かった。
「今日の剣道部は休みなんだと。変なことするようなヤツじゃないしさ。1回くらいつきあってやれば?」
「変とか、そういう問題じゃないでしょ。昨日の彼女達、友達だったのよ。今日は早川さんちに行こうって、言ってたじゃない」
「だからそれはオレだけで行くよ。ついでにジャムも買ってくから。遥子は森海に送ってもらえばいい。どうせトレースするだけだろ。僕ひとりでできるさ」
 言いながらも、彼の足はどんどん校舎脇の駐輪場へ向かっている。
 その場所に早くもバイクを横に置いた森海の姿があった。
 空は厚い雲に覆われ、昼間だというのに暗かった。
「……分かった」
 一瞬くちびるを噛み、下を向いて遥子は鞄から箱を取り出した。
「持っていって。私には必要ないってことでしょう」
「――ああ」
 片手をのばす、その先を歩き越して彼女はカゴへそれを突っこんだ。
「じゃあねっ」
 顔も見せず、走り去る。藤冶の笑顔が受けとめるだろう。
「所詮は姉弟なんだよ、遥子……」
 冷たい空気に小さく告げる、吐息は溶けて消えた。
(つづく)
(初出:2012年12月26日)
登録日:2012年12月26日 16時07分

Facebook Comments

天野雅の記事 - 新着情報

  • 約束の夏(4) 天野雅 (2014年09月23日 15時35分)
    玲子に取り憑いたとおぼしき霊の目的とは? かつてのこの場所であった出来事が生者を巻き込み展開する。約束の夏、最終章。(小説ファンタジー
  • 約束の夏(3) 天野雅 (2014年09月03日 11時37分)
    雨に打たれながら玲子を探しに弓道場まで来ると、中から玲子が現れた。しかし、何かに取り憑かれているのか、まともではない。浅井の夢、汽笛、レール、様々な符号が収束しはじめていた。(小説ファンタジー
  • 約束の夏(2) 天野雅 (2014年08月10日 20時09分)
    幽霊の声を聞いたという山田。同好会の面目としては調査しないわけにはいかない。台風が近づいて雨風吹きすさぶなか、玲子が行方不明となり……。(小説ファンタジー

小説/現代の記事 - 新着情報

  • 園生に咲く花(7) 北見遼 (2016年08月13日 12時42分)
    事件が一段落つき、夜も明けようというころで気が付いた。「今日は受験日だった!」 焦る小紅をよそに姉の小百合は涼しい顔で飛ばしていた高速を降りる。そんなときが来た小紅の晴れやかな笑顔がまぶしい。園生に咲く花、最終章!(小説現代
  • 園生に咲く花(6) 北見遼 (2016年05月31日 14時28分)
    「見つけたわ!」深夜の高速道路を爆走するピンク色のワゴン車。誘拐犯の車を見つけた一行はカーチェイスの末、ついに犯人を追い詰める。重苦しい現場で露わになるそれぞれの想い。(小説現代
  • 園生に咲く花(5) 北見遼 (2016年05月12日 14時06分)
    誘拐犯と思わしき晴美――姉の旦那がかつてつき合っていた女性のアパートに雪崩れ込むがすでに空っぽだった。取り乱す姉に愕然とする小紅だったが、事態はそれどころではない。(小説現代

小説/現代の電子書籍 - 新着情報

  • オンラインマガジン『騒人』総集編  (2015年08月20日 17時44分)
    オンラインマガジン騒人に掲載の編集者オススメ作品と書き下ろし作品をまとめて発刊した投稿Web小説『Sohzine.jp』Vol.1から10までを一冊にしました。一巻ずつ購入するよりお得。単体で電子書籍化した「作家の日常」は小説家、阿川大樹氏の日常を公開。また、宇佐美ダイ氏の「LeLeLa」は、不思議な力を手に入れ吸血鬼となった男の対決を描く伝奇小説。眠太郎懺悔録シリーズの青島龍鳴氏「ファーストキスは鉄の味」、城本朔夜氏の電子書籍「イペタムの刀鞘」外伝など、充実した内容でお送りします。コメディや児童小説の他、時代小説、ファンタジー、笑える・泣けるエッセイまで、70作品を一気に楽しめます。(小説現代
  • 投稿WEB小説『Sohzine.jp』Vol.9  (2015年08月20日 17時29分)
    騒人編集部お勧め作品を掲載! 青島龍鳴氏『ファーストキスは鉄の味(前編)』は、退治屋不足のため狐の女王と取引をする帝家。眠太郎懺悔録シリーズ。樹都氏『ヤミネコ』。猫にまつわるあらぬ話。阿川大樹氏『作家の日常』では、お金にまつわる話しを赤裸々に告白。宇佐美ダイ氏『LeLeLa』。美智子は朋子に“気”を扱うための栓を抜かれるが……。綺羅星沙々羅氏『太陽は君に輝く』はククルの森に入った一行の前に難敵が出現。南川純平氏『ポトゲラヒ』。下田にやってきた久之助は写真術を学ぶ機会を得る。いちばゆみ氏『ゆうきゃんの人生迷走案内』。電車で見たポスターに思い出したのはカオルくんのことだった。あのとき、何が出来たろうか? (小説現代
  • 投稿WEB小説『Sohzine.jp』Vol.8  (2015年08月20日 17時24分)
    騒人編集部お勧め作品を掲載! 浅川こうすけ氏『恋人ボックス』。モニターに映し出された恋人、デアルを独り占めしたい村木は作戦を練る。天野雅氏『永遠の海』。中学三年の千彩子。案内された崖の上。彼女の計画とは? 阿川大樹氏『作家の日常』は編集者との出会いについて。宇佐美ダイ氏『LeLeLa』は逃げ出した美智子の前に“新人類”を称する吸血鬼が現れる。綺羅星沙々羅氏『太陽は君に輝く』では、貴族と一般人の混合チームで試験に挑むことに。新連載、南川純平氏『ポトゲラヒ』は日本における写真の開祖、下岡蓮杖の青春を描く。おおみち礼治氏『宣う躰 キンタマチェック』は当時十六歳だった著者の入院録。今号も面白いに決まってる! (小説現代