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樹都
著者:樹都(いつきのみやこ)
書棚に文学全集を並べていた母と、階段裏に自作ラジコン飛行機をずらりと並べていた父。学研のまんがひみつシリーズと水木しげるの妖怪百科。地元の図書館の児童向けホラー/SFの全集。こっそり買った古いアメリカのヌード写真集と、推理小説のカバーをかけた官能小説。90年代のライトノベルと花と夢。これらを混ぜると樹都になる。
小説/現代

ヤミネコ

[読切]
国連大使の部屋にするっと入ってきた黒猫。特に部屋の主を気にする様子もなく、蠱惑的な鳴き声をもらす。メス猫を「いい女だった」と称する国連に引くが、誰しも常軌を逸した部分があるものだと思う。猫にまつわるあらぬ話。
 聞いた話だ。その後、一部は耳にもした。

    ※    ※    ※

 国連大使が夜道を歩いていた。赤提灯の脇を抜けた。倒れた自転車を横目に迂回した。スモッグの向こうに月を見つけた。5、6秒立ち止まった。自分のねぐらに向かう途中だった。
 ねぐらはコンクリ製の3階建てだ。酒臭い演歌の漏れてくるカラオケ屋越しに、角の向こうに見えている。不恰好な箱だ。正確にはその十二分の一の一部屋だけが彼のテリトリーだ。家賃は月額三万七千円で光熱費が四千円だ。
 溜め息をつくと息が白く霞んだ。再び歩き出すと、無闇に分厚い生地のオーバーがわしゃわしゃと愚痴った。
 両手に吊り下げたビニール袋がかさかさと硬い。右手のスーパーの袋にはレトルトカレーが2パックとサトウのご飯が5パックとお茶漬けの素と味噌汁の素。案外に重い。左手のビデオ屋の袋には『仮面の男』『鳥』『艶姿秘蜜令嬢』『土佐人魚淫乱一本釣り』。『一本釣り』はネタで、『艶姿』が本命だ。店員が女性だったのであと二本借りることになった。いやそんなことはどうでも良いことなのだが。話題はこの後だ。
 二階の部屋へは階段を昇る。非常用にしか見えない赤い鉄の螺旋階段が軋む。その一歩目で、大使のつま先が柔らかいものに捕らわれた。つんのめりながら足元を見る。足の甲にまとわりつくようなそれは大して重くはなく、ふわりと蹴り上げられた。いや、舞い上がり、優雅に上の段に着地した。にゃあごと鳴いた。黒猫だった。

    ※    ※    ※

「『にゃあご』、じゃないんだよなあ」
 とっ散らかったコタツの上にチューハイの空き缶を置くスペースを作りながら、国連大使が首を捻ってこだわった。
「ああ、猫の声って違うね。ふぎゃあ、とか言ってることある」
 僕も頭の中で猫の声のシミュレーションを始めた。平たい座布団の上で時折尻を動かしつつ、国連の『昨日見た変わった猫の話』に付き合っている。
「いや、そんな汚ねえのじゃなくて。こう、ミャーォン……でもないな。アーオ……アァーン……」
 何か詰まっているんじゃないかというほど低い地声を無理に変形させて、鳴きまねを試みている。
「なんかオカマのよがり声みたいな」
「ひでっ! しかもキモっ」
 だからこう……と無駄な努力をしつこく試みている。
「つまりあれでしょ? ビブラートかかった、弦楽器みたいな音。で、『あーー』の後に『ンン……』って余韻が強いの」
「そう。それ」
 にきび面が身を乗り出して頷いた。

 それにしても、国連大使。
 つくづく、面白い名前の一般人を友人に持ったものだ。『くにつら だいし』と読む。工学部の学生だ。四回生の二年生で、足踏み二年の内訳は一浪一留。将来世界の何かを背負って立つようなことは全くないであろう男だ。ドテラが似合う。
「で、それからどうしたの? その猫」
「階段で跳ねて昇って、途中で止まって振り返って鳴いたんだよ。こう……」
「『アァーォン……』って?」
「そう、うまいな」人の鼻先を指差す。「けどもっとこう……」
 指を中に漂わせて言葉を捜す。
「もっとこう?」
「そうだ。ツヤっぽかった」
「艶っぽい、ね。いるね。そういう猫」
 答えながら僕は半分吹き出していた。妙な表現が出てきたものだ。口にした当人が、まさに言い得て妙とばかりに「そう。そうなんだよ……」と呟くのもおかしかった。
「艶っぽいんだって。マジで。誘ってるみたいなさ。ぐっとくるというかきゅっとくるというか」
「きゅっとくるって何」
「つまんで引っ張られるみてえな」
「蠱惑的な?」
「そう。それ」人の鼻先を指差す。二度目だ。その間、話は一歩も進んでいない。
「で、どうしたって?」
「ああ、俺も階段のぼって、で、追い越したらな、」
「追っかけてきた?」
「そう。それだけじゃなくて」
「後ろから追い越してきてまた振り返って鳴いた?」
「なんでわかるんだ……」
 小さい目を丸くする。なんだかな、と思いながら、一割くらいは調子付いて、僕は推測の根拠を説明する。
「よくあるんだよ。夜に散歩してるとね。猫のテリトリーの巡回コースと重なって歩くとそうなるんだ。警戒して観察してるんじゃないかな?」
「ああ、よくあるのか?」
「あるよ。こっちに懐いてるのかな? と思ってると、ふいと途中で道が別れてそれっきり。でしょ?」
「いや、けどな」
 わざわざ手刀を切って遮ってきた。
「猫が止まったの、俺の部屋の前なんだよ」

 それは偶然にしても面白い、とは僕も思った。そういう意味深な行動をとる事があるものだから、猫は使い魔にされたり妖怪にされたりする。
「で、それから? 続きのある話なの?」
「ああ、中入ってさ」
「猫も?」
「そうなんだよ。ドア開けたら、するっと。俺の後から」
「飼い猫?」
「違う。首輪は無かったぞ」
 なぜか即座に、強く否定された。
 具体的な様子が目に浮かんだ。猫の様子を気にしながら、極力さりげなくドアを開け、下手な口笛なぞ吹きつつ玄関に入り、後ろ手にドアを、じりじりとゆっくりと閉める……。
 名前は大使のくせに人見知りをする男だ。一人で過ごす時間は長い。相手が猫であっても、やってきた縁は捨て難かったに違いない。そう思ったのでそう聞いてみたら、国連は丸い鼻の頭を抑えて「まあな」と答えた。
「鰹節でもやろうかと思ってさ」
「そんなもんがこの部屋にあると?」
「どっかにあるかもしれないだろう」
「あり得ない、とは言わないけどさ……」
 僕らは揃って、六畳一間の室内を見回した。床はどこにも見えない。衣類やら本やら箱やらその他一切合財が積み重なりもたれあってダイナミックな起伏を形成している。鰹節の一本や二本、埋もれていても驚きはしない。
 片付けよう、という気にはもはやならないのだろう。外から僕一人闖入するにも、随分と物を退かさなければならなかった。
「この部屋のどこに猫が入ったって?」
 玄関すら定かじゃないのだ。
「そこだよ」と示されたのは衣類の山の頂きだった。オーバーがうつ伏せに覆い被さっている。
「それ脱いで置いたら、すぐ上に乗っかってきてさ。丸くなったんだ」
「随分図々しい猫だな」
「そういう感じでもなかったけどな。だれてるんだけど感じ悪くなくてさ……」
「しどけない?」
「そう、そんな感じだ」
 嬉しそうに報告をする。デートの首尾でも話しているようだ。
「追い出そうとは思わなかったんだ?」
「なんか、するっと入ってきたし。まあ、いいやって」
 本腰を入れて散らかし倒すと、部屋は住人の一部になる。まさに猫は「するっと入ってきた」んだろう。

    ※    ※    ※

 蛍光灯の下で、黒い毛並みは鮮やかな輪郭でツヤを纏っている。
「カツブシ食うか?」
 猫は応えなかった。体を丸め、鼻先に尾を横たえている。眼は開かれてじっと部屋の主を見ていた。国連はいわれも無く気圧される。もごもごと言い訳めいた言葉の切れ端を転がした。琥珀色の眼球の中で細められた瞳孔は、怒っている様にも見えるものだ。
 冷蔵庫をあさる。ビールと塩辛しかない。床の上を散々に引っくり返してめぼしい食いものを探す。十五分ばかり経って、諦めた。
「く……あーあ……」
 屈めていた腰を伸ばし、天井に向かって伸びをする。それを見届けてから、猫も欠伸をした。くしゃりと目が細められる。
「へへ……」
 なんとなく心持ちは悪くなく、国連はコタツに収まった。

 時折猫の方をうかがうが、猫の方では気に留める様子もなかった。すぐに去りそうなそぶりも見えない。このまま居座るようだ。
「ああ、そうか。じゃ、まあ、適当に……」
 国連は国連で普通に過ごせばいいのだろう。『猫のいる日常』。いい響きだ。ただいるだけ、という関係もいい。構って拒絶されるよりは遥かに温かみがある。
 で、日常。予定はある。左手に吊るしてきた荷物だ。
「まあ、適当に……」
 独り言を呟きながらがさがさと袋を鳴らす。猫は無関心な様子だった。

 『仮面の男』を見終えたところで時間はもう二時を回っていた。猫がいなければ素直にごろりと横になって眠っていただろう。
 猫は一足先に眠り込んでいた。国連の方はそれなりに映画に引きこまれて時間を過ごしていたのだが、猫の興味は全く引かなかったらしい。エンディングの仰々しい音楽に、耳が動きもしなかった。
「つまんなかったか?」
 聞いても返事はない。つまらなかったのだろうと思う。言われてみると、という感じで、国連にも映画が白々しかったように思えてきた。このまま眠るのがなんとなく悔しい。
 さりとて眠らないとなると、いまさら時の過ごし方はそうは無く、『艶姿』の登場となった。

 開始1分でこれはハズレだと分かった。画像が無闇に荒く、声もくぐもって聞こえる。冒頭のドラマ部分で、バスローブ姿の女が髪を梳かしているところに男が押し入って来る、という演技をしているのだが、どう見ても三十路が近そうな女優のどの辺が令嬢なのかはさっぱり分からなかった。棒読みの台詞にとってつけた語尾のあたりだろうか。風呂上がりの筈なのにメイクがきつい『令嬢』のどの辺が艶姿なのかなど、無論判ろう筈もない。
 まあいいさ、と欠伸を噛み殺して国連は画面に付き合った。
 無駄なことをしていると分かってはいる。この分だと明日の午前中の授業は欠席する事になるだろう。一度の欠席で単位が消えるわけではないが、だからといって今このビデオを見終えなければならない理由はどこにもない。分かってはいるのだが、そこで潔く眠る気にはどうもなれないのだ。切り替えが下手な性分なのである。

 濡れ場に入って始まった睦言を聞き取ろうと耳をそばだてて、猫の変化に気付いた。
 くるくると喉が鳴っている。
「おいおい、なんか狩るのかよ?」
 眼に光が灯っていた。前足を突っ張って頭を低くし、尾を高く上げている。背を弓のようにしならせて、くるくると喉に息を通している。美しい肉食獣の図だ。その差し向かいにはビデオの音声。
「おーい……」
 猫の眼はテレビ画面に向けられている。しきりにのどを鳴らし首を伸ばす。
「面白いのか?」

    ※    ※    ※

「へえ、そりゃ面白いね」
 実際にその場を見てみたかった、と僕も思った。
「だろ? ビデオよりこっちの方が面白くてさ。見てたんだよ。つい、まあ、つまんないビデオよりは面白かったしな」
 そりゃそうだな、と思いながら別のことが気にかかった。何故国連はこうも目元を赤くして言い訳がましいんだろう?

    ※    ※    ※

 音声に甲高い嬌声が混じって来て慌ててボリュームを絞ったところで猫が鳴いた。
 「アァォン…」と短く切り上げて余韻もそこそこに、跳んだ。コタツの上……の横積みの本と菓子箱に音も僅かに着地する。
 驚いている国連をちらりと見ると、緩やかにかぶりを振って画面に向き直った。胸を反らし頭をもたげて、また鳴いた。
「おいおい、熱心だな……」
 猫の声は熱っぽく潤んでいる。吐息が霞んで宙に見えるようだ。
 しげしげと猫を見るうちに、国連はあることに気付いて「あ……」と声を漏らした。


「どうしたって?」
「メスだったんだ。猫」
 そう告げる国連の声が熱っぽく湿っていた。ぐいとチューハイの残りを飲み干す。
「こういうことを言うと変に聞こえるだろうけどな、実際のとこ……」
「何」
「イイ女だった」
 こいつはチューハイ一本で酔う奴だったろうか。

    ※    ※    ※

 そのまま一〇分ばかりが経った。猫が身をくねらせるたびに、身に纏った光沢がするりするりと所を移す。
 ビデオの音量は既に目盛り一つにまで絞られている。潤んだ余韻に耳をくすぐられながら国連は猫を見ている。

 余韻は強く短い。熱を含んだまま、猫の胸の内に再び引き取られて行く。
 『きゅっとくる』感じがした。おずおずと尾に触れた。毛並みは柔らかく艶やかだった。するっ、と横に振られて尾が指から逃れる。くすぐったいような感触と熱さが丸い指先に残った。
 くるくると喉を湿らせて、肩先を丸めて、猫は国連に眼をやった。
 肩先に国連の手が触れた。撫で下ろす。

    ※    ※    ※

「本当に、熱かったんだ」
 遠い眼でそう言っている国連を、僕は身を引き気味にして眺めていた。
「こう、さ……」
 言いながら国連の手が虚空を――猫の背があったであろう高さを撫でる。熟練のパントマイムのように、厚ぼったい手が正確に生きた曲線を描き出し、毛並みの滑らかさを伝えた。
 僕は冗談抜きで戦慄する。『あの手触り』を再現しながら、国連の手にはぷつぷつと鳥肌が立っていたのだ。

「それから、どうしたって?」
「ああ……」
 猫の物真似のようにして、国連が目を細める。かさついた瞼が不気味だった。
「猫は、それから一時間くらいこの部屋にいたよ」
 どうしたのかは結局聞けずじまいだった。

    ※    ※    ※

 人は誰しも、少しばかり常軌を逸した部分を抱えているものだと思う。それを一つ見たからといって、友人と縁を断つのも愚かしい話だ。この場合、彼には『孤独だった』という正当な理由もあるのだし。かといってとりたててそこに関わって行くのも、お互いに不幸だ。そう、話題を変えるのが一番だ。
「で、土佐人魚はもう見たの?」

 どうせ笑い話なのだから二人で見物しようじゃないかと、『土佐人魚淫乱一本釣り』の鑑賞を始めた。
 始めて2、3分で、これが実はやたらに出来の良い作品だとわかった。舞台は船上。なのにカメラのぶれは少ない。漁船に拾われた『人魚』は、スキューバーダイビングが趣味の開けっぴろげな女だった。笑顔が良いな、と、つまり僕の好みだった。海の男たちが、警戒心のない彼女に魅せられる。割合年嵩が多い男優達の演技は達者で、失礼な話だが、三銃士と少し被った。
 濡れ場になる。B級作品ならともかく、できの良いアダルトビデオを友人と鑑賞する、というのはちと気まずい。
「この辺にしとこうか」
 国連に声をかけると、彼は生返事で窓に耳をつけていた。
 一体何を聞いているのかと僕も耳を澄ます。切れ端が聞こえてきた。テレビの音量を絞る。聞き取れた。

 猫の声だ。

 『ふぎゃあ』と表記したくなる、潰れて濁って粘ついた、必死の猫の声だ。春の猫の生々しい声だ。
「近所迷惑だな」
 とりあえず僕がそう言うと、国連は真顔で「しっ」と僕を制した。さらに何かを聞き取ろうとしている。
 やむなく僕もそれに従う。

(――ォン…)
 聞こえた。余韻が。
(ァアオ――)
 猫の声だ。これが、『艶っぽい』猫の声か。僕の背筋にまでさざなみが立つほどの。
 『ぎゃあお』と覆い被さるだみ声が、それを塗り潰そうとしていた。だが、水面を潜るようにするりと抜けて余韻が、僕等の耳をくすぐるのだ。誘っているのは黒猫の方なのだろうと、僕は確信した。
「ちくしょう」
 国連がうめいた。噛み付く様に戸口に向かい、ドア脇に積み重なったケースからビール瓶を一本取り上げた。
「ぶっ潰してやる……あのオス猫!」
「オスをかよ!」
 思わず突っ込みを入れた僕を後に残して、国連は表へ踊り出た。突っかけ損ねた靴が裏返ってドアに挟まっていた。階段の軋む音が聞こえて、それっきりだった。

 しばらく、多分1分くらい、ぼうっとしてから僕は、主の帰還を待たずに部屋を辞した。
 それから国連とは会っていない。消息も聞いていない。

 猫の声なら3度ばかり聞いた。
(了)
(初出:2012年11月)
登録日:2012年11月07日 20時54分
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