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新美健
著者:新美健(にいみけん)
1968年生れ。愛知県で育ち、石川県で卒業し、富山県で就職し、東京都に流れ着き、現在は地元に戻って愛知県豊田市在住。ゲームのノベライズ化というニッチ稼業で15年ほど漂っていたら、いつの間にか40代も後半戦へ。2015年、第七回角川春樹小説賞にて特別賞を受賞。探偵、怪奇、幻想、冒険、歴史モノの小説が好物。
小説/SF

Akiba-J-Gunman(1)

[連載 | 完結済 | 全5話] 目次へ
夢のなか、ツバキはM1カービン銃を手に密林をさまよう。電車の通過音を伴奏に、レゲエ・ミュージックが聞こえている。目を覚ますと、モチヅキが部屋を出ていったところだった。トラブルがあったらしい――。彼は素早く衣服と装備を整え部屋を出たのだった。
 ――密林にレゲエ・ミュージック。
 すぐに夢だとわかった。
 ツバキは汗を吸ったジャケットの重さを感じていた。型遅れの米軍放出品だが、長年の酷使によく耐えてくれている。生地は綿とナイロンが半々。雨は弾いてくれないが、下のシャツまで濡らすほど防水は悪くない。
 背嚢には、食料とサバイバル用品。
 それから簡易テントに寝袋。
 手にもっているのは、どこで入手したのかM1カービン銃だった。
 半自動の十五連発。全長九八センチ。重量は二キロ強。
 カタログ・スペックが次々と脳裏に蘇る。
 直径八ミリに満たない鉛弾を、音速以下のスピードで人体にぶつけるための道具だった。
 だが、
 ――これで戦えるのか?
 どことなく昂揚した気分のまま、ひやりとそんなことを考えた。
 このライフルが最後に活躍したのは太平洋戦争のころかもしれない。木製ストックはあちこちがえぐれ、可動部はガタついていた。銃身も少し曲がっているような気がする。おまけに照準器が欠損していた。
 敵がカラシニコフでも装備していたらお手上げだった。
 旧ソビエト製アサルトライフルのシルエットが頭に浮かぶ。口径は同じだが、半・全自動の切替えレバーがあり、装弾数が倍もある。弾自体の破壊力もM1より上だった。
 ――敵って誰だ?
 疲れているのか、妙にぼんやりとして頭がまわらない。
 レゲエ・ミュージック。
 ざっく、ざっく、と足音が伴奏をつける。
 まわりは亜熱帯のジャングルだった。草やツタをかきわけ、道とはいえない道を踏破している。景色はカラフルなはずだが、夢なのでモノクロにしか映らなかった。
 ここがどこなのか?
 ツバキは詳しい地理を覚えていない。
 東南アジアか中南米、そんなところだろう、と思う。遠い遠い記憶の断片。
 ――そもそも本当に見覚えのある場所なのか?
 わからなかった。
 レゲエ・ミュージック……足音……甲高い鳥の鳴き声。
 ふいに号令がかかった。
 言葉は理解できないが、ここで休息をとるつもりらしい。
 ツバキは一人ではなかったのだ。
 八人ほどの兵士が、木の根本に荷物を集めている。軍服を着た小柄な男たち。日本人よりもホリは深いがモンゴロイド系の顔だちだった。装備の貧弱さから、職業軍人ではなく、どこかの義勇兵士なのかもしれないと想像できた。
 ――ああ、そうだ。おれは彼らに連れてきてもらったんだ。
 唐突に思い出していた。
 偶然、喫茶店で知りあったある男から、国境をこえ危険地帯に侵入するための地図を入手した。お互いガンマニアであることはひと目でわかった。独特の匂いがあるのだ。奇矯な性格の、左に思想の傾いた男だった。
 ――半ば盗んだようなものだったが。
 そして、実銃を撃ってみたくて日本を出立した。
 思想的な背景などない。
 ただ純粋に撃ってみたかっただけだ。
 どう考えても無謀な行動だった。
 丸腰で紛争地帯を歩きまわり、この小隊に拾われた。銃口を突きつけられ、身体と荷物をチェックされた。ビザとパスポートから、迷子の観光客だと思われたらしい。安全地帯まで同行することになり、自分の身を護るよう予備のライフルを手渡された。
 ツバキにとって、願ってもないことだった。
 休憩中、兵士の一人が近寄ってきた。
 浅黒い顔にまばらな不精髭をはやしている。いかめしい表情。無骨な大男だった。
 小隊のリーダーだった。
 彼は、ツバキに一枚の紙切れを手渡した。
 なぜか日本語が書かれてあった。
『シェリー姫を探せ。塔の七九階にいる』
 読み終わると同時に、遠くからビッグボア――大口径ライフルの銃声が響いた。
 スイカを割ったような音がした。
 紙切れから視線を上げた。
 頭の一部を失ったリーダーの顔があった。

     *

 レゲエ・ミュージックがあいかわらず聞こえていた。
 今度の伴奏は足音ではない。
 電車の通過音だった。
「旦那、お客さんだ、たのんまっせ」
 ドアのほうをむくと、去っていく足首だけが見えた。
 数秒後、モチヅキの声だと気づいた。
 達磨法師のような髭をはやし、蓬髪の髪を後ろで束ねた顔が頭に浮かぶ。何日も入浴していないでっぷりとした体躯――その数倍の日数は洗濯していないはずのジーパンとシャツで四肢をくるんでいる。本職はゲームデザイナーだった。
 如才のなさとリーダーシップに富む性格のせいで、《コロニー》内でのまとめ役をまかされている男だ。
 年齢不詳だが、まだ三〇前のはずだった。
「客? ヤクザでも迷いこんだか?」
 ようやく意識がはっきりし、呟いてみたが、すでに応えるものはいない。
 しかたがなく、現場に出向くことにした。
 場所の見当はついている。侵入経路としては、三つしか候補はない。
「駅か、高架下か、川か……右に曲がったから、たぶん高架下だな」
 また頭上で電車の通過音がした。
 ――そうだ。ここはジャングルじゃない。日本の、秋葉原だ。
 天井のスピーカからは有線ミュージックが流れていた。
 レゲエ・ミュージック。
「オイラ、保安官、ヤッちまっただ…」
 怪しげな訳で、つい鼻歌が出た。
 ベンチを横に並べただけのベッドから起き上がる。素早く衣服と装備を整え、ツバキは部屋を出た。
 コンクリート剥き出しの、寒々しい内装が取り残された。

     *

 早足で歩くと、強い反響音がした。
 トンネル構造の通路だ。丸くへこんだ左右の壁には長年の歳月を感じさせる灰色の染みがこびりついている。プレハブ小屋から失敬してきたような照明器具が、天井に隙間なく設置され、無用なほど廊下を明るく照らしだしていた。
 ときどき壁が窪み、部屋の存在を示すドアがあらわれる。
 まるでゲームの3Dダンジョンに迷いこんだような風景だった。
 がちっ、と。
 ドアのひとつが開き、猫背の優男がぬっと顔を出した。
 病的なほど白い頬。サラサラの前髪を額の中央でわけている。整った肉厚の唇が、なにを思い出しているのかニヤニヤと気味悪くゆがんでいた。
 ツバキに気づき、あわてて笑みを消した。
「あ…やあ、ツバっちゃん、どうしたの? またトラブル?」
 ミノベというモチヅキ子飼いのプログラマーだった。
 他にも部屋ごとに、グラフィッカーやアニメーター、ミュージシャンなどが住み込みで働いている。皆、《コロニー》の住人だった。能力はあっても外の世界に適応できないクリエーターたちの巣窟。地上で営まれているごく平凡な日常も、わずか数メートル地下にもぐれば、奇妙な連中の蠢く異界が潜んでいるのだ。
 ましてや、ここは秋葉原だった。
 建築的には無法地帯に近く、どこになにがあっても不思議ではない世界だ。
「たぶん、な」
 と頷き、ミノベが出てきたばかりのドアをちらっと見た。
 ここは彼の部屋ではない。
「あ、そう。んじゃ、ま、がんばってよ」
 早口で言い捨て、そそくさと逃げ出すように去っていった。
 ドアが開けっ放しなままだった。
 閉めようとして近づく。
「……ツバキさん?」
 夢見るようなハスキーボイスが部屋から漏れてきた。
 中の光景は見なくても想像できた。
「ああ」
「入って」
「今は急いでる」
「じゃ…あとで、きて」
「わかった」
「うん。まってる、から」
 抑揚を欠いた無機質な声。
 ツバキは、寝た子を怖れるように、そっとドアを閉めた。

     *

 荒々しい恫喝と金切り声が聞こえてきた。なにか言い争っている。男二人に女一人。モチヅキの声は含まれていなかった。
「あんた、とっとと帰りなさいよっ」
「うるせえ、この餓鬼っ」
「おまえ、誰の許しをもらって入ってきたんだよ」
「いいから、帰りなさいよぉぉ」
「責任者を出せっつってんだろ、ええ? てめえじゃねえだろ? そこの生意気な姉ちゃんでもねえな? おい、デブ、おまえか?」
 やはりモチヅキは現場にいるらしい。
 一番大声を張り上げているのがお客さんだ。
「どうした?」
 通路の角を曲がってツバキが到着すると、外見に似合わない身のこなしでモチヅキが近寄り、小声で囁いた。
「あの二人が入るところを見つかったらしい。馬鹿が……あれほど慎重に行動しろと注意しておいたんだがな。これだからフリーのやつは使えねえ。相手は地回りの男で、二人を追ってそのまま乗り込んできた。手柄でも焦ったんだろう。応援を連れて出直そうとする頭がなかったのがこちらの幸いだ」
「みんな営業熱心だな」
 その汗臭さに辟易しながら、ツバキは唇をゆがめた。
「ヤクザか? 今まで無事だったのが不思議なくらいだが」
「いや、とうに地元の連中とは話がついてる。このへんも利権争いが激しくてな。今回のは新規参入組だ」
「地元組の応援は頼めないのか?」
「現在、地下で抗争中だよ。ここまで手がまわらん。まあ、ここだって地下にちがいないが――こんなときのために旦那がいるんじゃないか。いっちょ頼むよ」
「わかってる」
 嫌悪の眼が二対。
 訝しげな眼が一対。
 ツバキに突き刺さった。
「なんだ、そのへんなヤツは? そいつが責任者か?」
「いや」
 短く応え、侵入者に歩み寄っていく。
 時代遅れのダークスーツに室内でもソフト帽をかぶるスタイルは、ヘン、と言われるほどでもないが、やや偏った印象を相手に与えるかもしれない。
 男のほうは頑強そうな身体を派手な開襟シャツで包んでいた。
 緊張しているのか、窮屈そうに肩を盛り上げている。四角い顔だった。髪は短く刈り上げられ、奇妙なことに、ここにいる誰よりも清潔そうに見えた。
「よけいなことするなよ。おれたちのせいなんだから、おれたちで責任をもって追い払ってやるんだ」
 少年めいた印象の青年が、ツバキに食ってかかった。
 見当違いの義務感と使命感に燃えた双眸だった。異常な高揚感を示している。失態を挽回しようと必死になっているのか。あるいは、自分で言い放った責任の二文字に酔いしれているのかもしれない。
 ロングヘアの少女も、彼の後ろで頷いていた。
 ツバキよりは低いが、青年より背が高く、顔だちのはっきりした娘だった。美人といってもいい容貌を、不満そうにゆがめた細い唇がだいなしにしている。
 恋人同士なのかもしれない。
 ――たしか、声優とネット・アイドル、だったかな。
 ツバキは、面倒くさそうに二人を手で制した。
「ああ? そんなひょろひょろした身体でおれを追い出そうってのか?」
 四角い顎をしゃくり、男が嘲笑した。
 身長はツバキがわずかに勝っているが、体重と筋力は二倍ありそうだった。
 手を伸ばせば届く距離になった。
「すぐに出ていけとはいわんが」
「あ? 気に入らねえな。薄気味悪い眼ぇしやがって」
 無言で、ツバキの右手が一瞬ブレた。
「……っ」
 気づいたときには、小さな拳銃が男の喉元に突きつけられていた。
「なんだよ、同業か? なら、まだ相談のしようが、ある……ぜ」
 狂暴そうな顔に、恐怖らしき色が浮かんだ。
「いや。トラブル・シューターだ」
「本物……じゃねえよな」
 銃身の輝きに気づいたらしい。銀色だ。それもステンレスの輝きではない。メッキの光りかただった。
「だが、弾は出る」
「改造モデルガンか?」
「インサートをくり貫いて、小口径弾が装填してある。もちろん、何発も撃てるほど耐久性はないが、ここで一発撃つくらいはなんの問題もない」
 ゆっくりと男は頷いた。その手の知識があるのかもしれない。
「ヘタすりゃ、指が吹き飛ぶぜ」
「そちらは指だけじゃすまない」
「やってみるか?」
 眼に剣呑な光が宿った。腹がすわったらしい。それなりの修羅場をくぐってきたのか、少なくとも男は臆病者ではなかった。
「いいさ」
 にっ、と笑い、もう片方の手がふり上げられた。
 男は銃口に気をとられ、完全に不意を突かれていた。
「卑きょ…っ」
 警棒が襲いかかる。避けようのない距離だ。得物を眼のすみで捕らえながら、与えられる打撃を予測して男の筋肉が盛り上がる。首筋にそれが触れた瞬間、ビキッ、とさらに予想外の衝撃が加わった。
「がっ」
 ゆらっ、と上体を泳がせ、男は膝から崩れ落ちた。
 警棒型スタンガンの威力だった。
 ただでさえ強力な二〇万ボルト仕様に、より確実性を増すため、ツバキは違法改造を施していた。
「ごくろうさま。それ、開発器材のある部屋では使わないでくれよ。電磁波でパソコンが壊れるからさ」
 モチヅキに肩を叩かれ、ツバキは脇の下と腰の裏にそれぞれ道具をしまった。
「後始末はどうする?」
「また川に流してくるよ」
「インド並だな。だが、まだ死体じゃない」
「運がよければ誰かが拾ってくれる。でも、どちらでもいいんだ。どうせ《コロニー》内は治外法権だ」
 意気揚々と、モチヅキがうそぶいた。
「あっ、お、おれ捨ててきますよ」
 青年が無理にはしゃいだ表情で、モチヅキに処理役を申し出た。眼があさましさと卑屈さの狭間で輝いている。
 対照的に、少女は犯罪者でも見るような目つきでツバキを眺めていた。
「じゃあ、これは君に頼もうか」
「はいっ」
 さっそく獲物にとりつき、とりあえず、青年は重量感のある身体をひっくり返した。
 鼻骨を床で潰したらしく、気絶した男の顔は血で汚れていた。
 ツバキの眼にはオイルのように黒い血痕が映った。だからといって、侵入者がロボットだったわけではない。まるで夢の続きのように、彼の視界はモノクロームの風景で埋めつくされているのだ。
 本人にとっては、すでに自分の属性として慣れてしまっていることだった。
 ――血は赤い。
 過去の記憶からあらためて事実を発掘するように、しばらくツバキは自分の行為によって流された血の跡を見つめていた。
「ケッ……アブねえじじい」
 小さく呟くような声がした。
「気にするな。お礼に、部屋で茶でも酒でも好きなものを飲ませてやるよ」
 そうモチヅキが背後で囁いた。
「ああ…」
 ふり返ると、太った身体が通路の角に消えていくところだった。相手に用件だけ伝えると、返事にかまわず自分はさっさと次の目的地へ移動する。モチヅキは、そういう落ち着きのない一面のある男だった。
 ――体格に似合わず活動的な男だ。
 苦笑しながら、ツバキも歩きだした。

 《コロニー》の揉め事始末屋――ツバキ。
 地下世界のガンマン。
 本名ではないが、それが今の彼の名前だった。
(つづく)
(初出:2000年06月)
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登録日:2011年01月20日 13時23分

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