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新美健
著者:新美健(にいみけん)
1968年生れ。愛知県で育ち、石川県で卒業し、富山県で就職し、東京都に流れ着き、現在は地元に戻って愛知県豊田市在住。ゲームのノベライズ化というニッチ稼業で15年ほど漂っていたら、いつの間にか40代も後半戦へ。2015年、第七回角川春樹小説賞にて特別賞を受賞。探偵、怪奇、幻想、冒険、歴史モノの小説が好物。
小説/SF

Akiba-J-Gunman(2)

[連載 | 完結済 | 全5話] 目次へ
野次馬として戦場を渡り歩き、本当の実戦を経験したツバキ。ゆらぐ意識。モチヅキとの会話を通して改めて自己規定する。ふと、指先に触れた紙切れには……。
 子供のころから銃器が好きだった。
 西部劇、アニメ、漫画。
 原体験には不自由しないかわり、どれが決定的な要因なのかもわからない。
 心理学を齧っていた昔のガールフレンドは『ペニスの象徴』+『性欲の萌芽』で一蹴したが、今聞けば言った本人ですら恥ずかしさのあまり悶死するかもしれない。
 成人して性体験を積み、ツバキは、なおも救われない自分の業に気づいていた。
 銃刀法規制でがんじがらめな国産ライフルを背負い、射撃場へと通いつめた。
 バイトで稼いだ金を残らず費やし、中国やアメリカへと渡ってゲロを吐くほど実射体験を積んだ時期もあった。
 どれほど精巧にできていても、ついにモデルガンは好きになれなかった。
 ツバキにいわせれば、それは本物を知らない者のための自慰玩具にすぎない。
 自分がおかしいとは思わなかった。
 同年代の男たちが、車や異性などに、金と時間とを惜しげもなく注ぐのとなんら変わりはない。
 対象が銃器だというだけの違いだ。
 そして、憑かれたように戦場を渡り歩いて過ごした。
 ただの野次馬として――。

 ある紛争地帯の義勇軍に拾われ、小隊のリーダーが眼の前で頭を吹き飛ばされた。いきなりの戦闘合図だった。緊急事態にツバキの頭がパニックに陥った。自分の命が危険にさらされているのだ。生存本能が脳から役に立ちそうな記憶をかたっぱしから引っぱり出そうとフル回転する。だが、平和な日本育ちの青年にそんなものがあるはずもない。時間だけが果てしなく過去へと遡行していく。それでも見つからない。本能が瞬時にヒステリーをおこして暴走し、処理能力が追いつかなくなった脳は一時的に視神経からの情報をカットする。圧縮された過去が次々と脳裏に展開されては消えていく。ついに集積回路が悲鳴を上げ――どこかで、スイッチが――壊れた。

 色彩感覚は、そのときに失われたのだ。
 義勇軍とともにツバキも密林へ突入し、反撃していたらしい。運よく被弾することもなく、すべてのライフル弾を撃ち尽くし、気がつくと他の兵士たちともはぐれて一人ぼっちになっていた。
 強烈な反動による痺れが肩に残っていた。
 ガーンッ、ガーンッ、という銃声がまだ鼓膜を震わせている。
 ――夢ではない。おれは実戦に参加したんだ。
 乾いた感慨が、ころん、と胃のあたりに転がっていた。

     *

 腰のあたりで愉悦が暴れていた。
 せつなく、蕩けるような甘酸っぱい感覚。野生のオレンジでも齧ったように唾液がわいてくる。疼…っ、と根元が痺れていた。
 優しく、しなやかなものが布地にくるまれた硬い臀部を這いまわっている。
 あさましく、淫らな夢でも観ているようだった。
 いつまでもつづくような陶酔感に溺れ――いきなり、歓喜の塊が弾けた。
 後ろめたそうな、泣いているような、満足したような呻き声は、はたして自分のものだったのだろうか。
 遠く、嫉妬混じりの怒号が聞こえてきた。

     *

 バスケットボールの弾む音。
 タム、タム、と。
 タム、タム、と。
 地上から反響しているようだった。
 ツバキは、立ち尽くしている自分の影を廊下に発見していた。
 ――そうだ、モチヅキの部屋にむかうとちゅうだったな。
 こんな具合に、よく時間の跳躍を感じることがある。これも戦場での後遺症なのかもしれない。
 すぐに歩きだした。
 廊下はアリの巣のように枝分かれしている。規則性はないらしい。三つに分かれていたり、四つであったり、様々だ。
 モチヅキの説明によれば、もとは通信インフラを整備するため光ファイバーケーブルを敷きつめる予定の空間だったらしい。
『国がバックについて推進していたんだが、《バブル後の定説》でなぁ、中断した状態で永らくほったらかしになってたんだな、これが』
 ツバキにはよくわからない話だったが、とくに詳しい解説を求める気もなかった。
「……情けないなぁ」
「うるさいな、さっきから」
 いくつか角を曲がっていくと、近くの部屋から若い男女の言い争いが聞こえてきた。
 ドアは開けっ放し、というか、ない。
 さほど重要ではない来客用の一室だった。
「なんでさ、あんなにペコペコすんのよ」
「他に仕事ないんだからしょうがないじゃないか」
「あんた、もう一回専門学校に戻ったら? バイトばっかりで発声も落ちてるんでしょ。滑舌ボロボロじゃん。どっちみち仕事なんてできないじゃない」
「じゃ、おまえはどうなんだよ」
「あたしはいいのぉ。もう飽きたから。いつまでもネットアイドルなんてやってられないもんっ」
 “さっき”会ったばかりの二人だった。青年はひと仕事を終えたものらしい。
 予想よりも喪心していた時間は長かったようだ。
「……どうすりゃいいってんだよ」
「だからさぁ、そろそろマトモな仕事について、働きなよ」
「役所勤めなんか今さら戻れっかよっ」
「このハンパ声優っ」
「うるせえ、アイドルもどきがっ」
 足音をたてずに歩くのは昔から得意だった。なぜか子供のころから重ねてきた修練の成果だ。忍者にでも憧れていたのかもしれない。
 ツバキは悟られずに部屋の前をパスしていた。

     *

「ようやくお目覚めか?」
 モチヅキの部屋は《コロニー》の一番奥にある。ノックもなしに入ると、陽気な苦笑が出迎えた。
 ツバキは聞いてみた。
「どのくらい寝てた?」
「半日ってとこだな」
 足腰がだるいはずだった。
「ユキオも心配してたぜ」
「《貴賓室》に、あの二人がいたが……彼らはなんのためにきたんだ?」
「珍しいね。旦那が人のこと気にするなんてな」
 話題を変えたかっただけだが、モチヅキにはお見通しのようだった。
 意地悪く笑っているのは、さんざん待たされた仕返しのつもりかもしれない。
「仕事が欲しくてしかたないんだよ。だから、こんな地下にも潜ってくる。本人はプロのつもりらしい。声優のね。専門学校を出てから、しばらくはゲームの声をあてていたらしいが、新人とはいえ実力のない者にいつまでも仕事を与えるほど業界は甘くない。なのに、芝居をはじめてたった数年で一人前気どりだ」
 言い方がきついのは、青年が、ツバキを侮辱するセリフを吐いたせいなのだろう。
 気を使ってくれている、とツバキは思い、眼だけで頷いた。
「営業か。ゲームデザイナーというのは、そんなに権力があるのかな?」
 いずれにしても、こちらの話のほうがありがたかった。
「最近はプロデューサーも兼任している。人間は無数にあふれてるが、使える人材は極端に少ない。どこの世界も同じだかな。まだ若い業界だけに、人を育てるノウハウもそれほど確立されていない。いい加減なもんだよ。だからこそ、おれのように学生時代ゲームしかしてこなかったようなアマチュアがポンと最前線に出られたりするんだが」
 愉快そうに笑い、客に座るよう促した。
 ツバキは室内を見回した。
 八畳はありそうなスペースだが、精密そうな電子機器、おびただしいコード類、企画書の束その他に埋もれて床がほとんど見えていない。ベッドが遥か彼方にあり、そこから部屋の主がいるポイントにまで獣道が通っている。獣道はさらに出入口にまでつながっているが、来客用であるはずの椅子は離れ小島のように孤立していた。
 そこへ無事辿り着くには、どうしても飛行機かロープウェイが必要だった。
 しかたなく、モチヅキは立ち上がって頑丈一点張りの事務用チェアをツバキにゆずった。
 本人はそのままコーヒーを淹れにいく。
 ベッドの脇に湯沸かしポットがあった。
 コップにじょぼじょぼと湯を注ぎながら、モチヅキは話をつづけた。
「彼のような人間を大量生産している専門学校も、営業力より実力を培うノウハウをもっと叩き込むべきなんだがね。声優ってな、本来は俳優仕事の一部にすぎない。俳優修行は一生ものなんだからさ。知ってるか? 声優として食っていけるヤツってのは一万人に一人しかいないんだ。アニメ、映画の吹き替え、ラジオ・ドラマ、ゲーム……少ないパイの奪いあいで、とうの昔に飽和状態だ。なんにせよ、声優ブームとやらが終わってホッとしてるね、おれは。どこの神様に感謝したらいいのか知らないが、とにかくありがたいことだよ」
 黙って聞きながら、ツバキは青年の顔を思い出していた。
 眼に小心と傲慢が同居している。怯え、妬み、そねみ、不安――いろんなマイナス因子で凝り固まり、ギラついていた。珍しいバランスでもない。
 むしろ、女のほうが堂々としていることが印象的だった。
「あの女の子はネット・アイドルってやつだ。不思議なことにね、こういったことは女のほうがカンはいいんだ」
 ネット・アイドル――ツバキの知らない言葉だったが、アイドルはアイドルなのだろう、とたいした興味もなく納得していた。
「二人は恋人同士なのか?」
「らしいな」
「いいことだ」
 おやっ、と珍しそうにモチヅキが眉をひそめた。
「ラヴ&ピース」
「……旦那がそこまで古い人間だとは思わなかったよ」
「彼らが気に入らないようだな」
「プロという人種が好きなんでね」
「おれはアマチュアだが?」
「旦那は本物さ。そのコワれっぷりがね。おれはコワれた人間も大好きなんだよ」
「いかれてるかね?」
「おれが保証する」
「不思議だね――そう断言されると、いつもホッとするんだ」
 腹をゆすって爆笑しながら、モチヅキが獣道を戻ってきた。
 コーヒーを手渡された。
 容器は紙コップだ。洗う手間がはぶけるからだろう。
 黒い液体をすすりながら、ツバキは、偶然聞いてしまった会話を語った。
「女は自己に悩まないから強いんだ」
 ツバキには意外な言葉だった。
 ――女は自己に悩まない?
 モチヅキは離れ小島の椅子へとむかった。とちゅう何枚かのディスクの割れる音がしたが気にはしていないようだった。
「彼女らにとって、そんな表層的な問題は、その日の洋服でも選ぶように気分しだいでセレクトできるのが理想なのさ。コスプレを好む娘がけっこういるのもそのせいかもな。あれほどタフな生物もいない。遺伝子的には、むしろ男のほうが脆弱にできている。Y染色体なんて、そりゃもう情けない存在だ。小さいし、壊れやすいし、情報量もすくないときてる。男が自慢する筋力なんざ、その脆弱さをカバーするための鎧にすぎない。で、さらにアヤフヤな自己を身分で補強する、と。形崩れしないようにね。だが、江戸時代が終わってからこっち、日本の男は自分のポジションを証明してくれるシステムを失っていたんだなぁ。サラリーマンの自己なんて曖昧そのものじゃないか。大昔の罪人のほうがよっぽどしっかりしてるね。いまだにゲーム業界でRPGが廃れないのも、そのへんに起因してるんだと分析するね、おれは」
 偏っているような気もするが、それも一つの見解だ。
 理解したふりもできなくはない。
 とりあえず頷き、深く考えることを中止した。
「男は、いつも何者かになりたくて必死なんだよ」
「君が、ゲームデザイナーやプロデューサーであるように、か?」
「旦那が《ガンマン》でありたいように、な」
 ニヤッ、と二人で笑いあった。
 ツバキはコーヒーを飲み干して立ち上がった。
「人生はRPGだ。せいぜい楽しんでくれよ?」
 ――ああ、おれはガンマンだ。
 部屋を出ていきながら、ツバキはあらためて自己規定した。

     *

 放浪の末、日本に戻ってきたとき、彼をあたたかく迎え入れてくれる場所はどこにも存在しなかった。
 あたりまえのことだ。
 職場や実家、ガールフレンドにすら呆れられての出立だったのだ。
 とうぜん帰るアパートも残っていない。
 何年日本を留守にしていたかも、すっぱりと記憶にない。三〇をすぎてから歳を数えることもやめていた。最後には中国のあちこちにも放浪の足を伸ばし、ついに無理が限界をこえたのか身体中の軋みを感じて一時帰国することにしたのだ。
 もちろん金など残っているはずもなく、浮浪者のように都内の公園をさまよったあげく、いつのまにか秋葉原でモチヅキに拾われていた。
 当時のツバキは、社会不適応者を通りこして廃人に近い状態だったかもしれない。
『名前は?』
『……』
『歳は?』
『三〇…』
『三十路か』
 モチヅキの嬉しそうな笑い声を、ツバキは鮮明に覚えていた。
『なあ、クワバタケとツバキ、どちらがいい?』
『ツバキ』
『じゃあ、それがお前さんの名前だ。《コロニー》へようこそ。用心棒として雇わせてもらうよ』
 この会話がどのくらい昔のことなのか――すくなくとも一年はたっていまい――その日以来、ツバキはみずからの意思で地上に出たことはなかった。

     *

 気がすすまないままドアをノックしていた。
「……ツバキさん?」
「ああ」
「入って」
 入室すると、むっとした甘ったるい香りに鼻孔を犯された。
 人形のように白い顔の少女がベッドにいた。
 他にはなにもない部屋だった。壁紙もカーペットすらもなく、そっけない点ではツバキの部屋とよく似ていた。
 床になにか油のようなものをこぼした跡がある。直径三〇センチほどの楕円形だ。まだ新しい。
 苦手意識のある少女を凝視しないよう、足元ばかりを見つめていた。
 つま先でこすると、乾ききっていないのかヌルッとした感触が伝わってきた。
「サングラス、してるの?」
「気味の悪い目だそうだ」
「そう? きれいな眼よ」
 うっとりと夢見るような声。極端に抑揚がすくない。まるでわざと棒読みしているようだった。年若い外見に似合わずかすれている。声帯を傷めている証拠だ。
「待ってたんだよ」
「すまん」
「あんまり遅いから、探しにいったの」
 そして、廊下で喪心しているツバキを見つけたらしい。
 くすっ、と悪戯っぽい笑いが聞こえてきた。
「寂しそうだったから、慰めて、あげた」
「……」
「美味しかったよ」
 また、くすくすっ――と。
 冷たい汗が、ツバキの背中に滲んでいた。
 あの感触は夢のものではなかったらしい。戦場でも感じたことのない、いきなり足元が崩れていくような、妙に落ち着かない気分に襲われていた。
 モチヅキの意地悪い笑み。
 彼はこれも知っていたのだろう。
「そのあと……ミノベさんに見つかって、部屋に連れ戻されて……ヤられちゃった……でも、しかたないよね。ボク、そのためにここにいるんだから。でも、ボク、あの人きらいだなぁ」
 夢の中での怒号は、どうやらプログラマーのミノベのものだったらしい。
「こっち、きてよ」
「……」
「ツバキさんと、お話し、したいよ」
「ああ」
 どうも調子が狂ってしまう。
 もともと正常とは言えない男だが、少女――ユキオと会っていると、かろうじて認識しているはずの現実空間が、さらに歪んでいくような錯覚を覚えるのだ。
 だから、苦手だった。
「ボク、あたし、ワタクシ、あたい、オレ……どの一人称を使ってほしい? なんでも演じてあげるよ」
 本人の談によれば、十代の半ばで家出し単身上京、過去にアニメやゲーム・マニア相手のコスプレ風俗店に勤めていたこともあるらしい。
『彼女らにとって、そんな表層的な問題は、その日の洋服でも選ぶように気分しだいでセレクトできるのが理想なのさ』
 彼女を見ていると、けして納得できない意見ではない。
 どういった経緯があったのか、ツバキと同じように、モチヅキによってにスカウトされてきたらしい。主な役割は男子従業員の性処理。いわば、《コロニー》専属の慰安婦といったところだ。
 うなるように応え、ツバキは思春期の少年のように戸惑った顔をあげた。
 明るいブルーのベストと同色のショートスカート。どこかの学校のものらしい可愛らしいデザインの制服姿だった。
 セミショートの髪。サイドは耳たぶにかかるくらいに刈られていた。つんと顎の尖った小さな顔に愛らしい部品が端正に並べられている。どんぐり型の、ぼうっと霞んだような大きな瞳。すっきりとした鼻梁。キスを誘うような形のいい唇。不健康なほど白く、透き通った肌。美少女とは、彼女のことを指すらしい。
 だが、ユキオは、やや首を傾けた状態で、微動だにせずツバキを見つめていた。かすかに微笑んでいる。
 背中を壁にもたせかけ、ベッド上で放恣して手足を投げ出している格好は、可憐な顔だちに似合わず、どこか退廃的なニュアンスを漂わせていた。
「ねえ…はやく」
 唇だけで、そう囁く。
 喘ぐような、かすれた声だった。
 よくわからない感情がツバキの胸を突き上げてきた。
 欲情なのか、憐憫なのか――それとも、嫌悪感か。
「…ああ」
 ベッドの端にでも腰かけようと、ツバキは歩み寄った。
 煙草を求めてポケットを探り、指先がなにかの紙切れに触れた。取り出して、ゴミのように丸められていたそれをひろげてみる。
「どうしたの?」
 走り書きで、文字が記されていた。
『シェリー姫を探せ。塔の七九階にいる』
 目眩いがした。
 いきなり足元を突き崩されたような気分だった。
(つづく)
(初出:2000年07月)
登録日:2011年03月09日 14時09分

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