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北見遼
著者:北見遼(きたみりょう)
夢と現をさまよいながら、文章を連ねるさすらいの文字使い。信州産、現在は神奈川で培養中のもやしっ子。活字と美術と歴史をこよなく愛する。治したいのは積読本をためる癖。
小説/SF

葬送のフーガ(7)

[連載 | 連載中 | 全17話] 目次へ
不完全な女として生まれてきたユノ。そのままであった方がよかったのかもしれない。犠牲を知って罪を感ずるユノにセリトが話しかける。
 ユノ(二)

 翌朝、わたしがダイニングに降りてきた時、レイはすでに学校に行った後だった。
 昨晩あんなことがあったばかりなので、これで良かったのだろうと思う。もしかしたら、わたしと顔を合わせたくなくて早々家を出てしまったのかもしれない。
「おはよう、ユノちゃん」
 代わりに出迎えたのは、まだ少し眠そうな顔をしたセリトさんだった。
「待っててね。今、眠気覚ましのお茶を淹れるから」
「ありがとう。朝からセリトさんのお茶が飲めるなんて嬉しいわ」
 何しろセリトさんのお茶は天下一品だ。少なくともわたしはそう思っている。本当に、この店が流行らないのが不思議なくらい。どんな一流のお店で、いくら高級品を飲んでも、セリトさんのお茶よりおいしいと思ったことはなかった。
 セリトさんの真っ白な手が、ゆるやかな動作でポットを傾ける。と同時に、カップから濃厚な甘い香りが漂ってきた。
「ちょっと濃い目のフランボワーズ。起きたての胃を刺激しないように、ミルクを入れた方がいいかもしれないね」
 差し出されたカップから、まるでお菓子のような木苺(フランボワーズ)の香りが立ち上る。
 ミルクを少し注いだお茶に口をつけながら、わたしはセリトさんをちらりと見やった。
 ほんのり薄く差し込む朝日が、セリトさんの白銀の髪に映える。反射して光をまき散らすさまは、まるで天から降りてきた使者のようだ。本人に直接言ったら笑われるに決まっているけれど、わたしはいつも光を浴びたセリトさんの姿を見るたび、そう思っていた。
 店と違って住居の方は、なるべく日光が入らないよう、窓に濃い色の遮光シートが貼られている。こんなに光が似合うのに、セリトさんは光から身を隠さなければならないのだ。レイやハルとは発現の仕方が違うだけで、彼もまた遺伝子に異常を抱えて生まれてきたのだろう。
 そんなふうに見つめていると、ふとセリトさんの後ろ髪が一か所だけ、ぴょんとはねていることに気づいた。ぐっすり眠ってしっかり寝癖がついてしまったらしい。
「どうしたんだい、ユノちゃん。何か私の顔についてるかい?」
 わたしは思わず笑っていたようだった。不思議そうに訊いてくるセリトさんに、わたしは寝癖を教えてあげた。
「ああ、本当だ。どうも私は布団にもぐる癖があるみたいでねえ」
 セリトさんは苦笑いを浮かべながら頭を掻いた。
 お茶を片手に、笑い合いながら迎える穏やかな朝の風景。こんなものを、今までわたしは知らずに育った。レイなどは、ことあるごとにわたしをお嬢様扱いするけれど、わたしは逆にレイが羨ましい。こんな貴重な時間を、レイは三年も過ごしてきたのだから――
「……ねえ、セリトさん」
 だけど、そんなふうに人を羨んではいけない。わたしには、そんなことを願う資格などないのだから。
「何だい、ユノちゃん」
 セリトさんは透き通った頬に、柔らかな笑みを浮かべる。本当は、この笑顔を一瞬でも曇らせたくない。だけど、それでも今ここでしか言える機会がなかった。
「――エリサさんは、わたしを恨んでた?」
 その名前は、セリトさんの全身を強ばらせる力を持っていた。自分のお茶を注ごうとしていたセリトさんは、ポットを傾けかけたまま、手を止めてしまった。
「……どうして、そんなことを訊くんだい?」
 たっぷり五秒、間を空けてセリトさんはようやくポットをテーブルに戻した。カップの周りには、いつもは絶対あるはずのない、淹れ損なったお茶の雫が点々と飛び散っている。
「エリサさんは、わたしの手術を受け持ったことを悔やんでいたんでしょう? 手術なんてしなければ、あんなことにはならなかったのに……」
 わたしの手術なんかをしたせいで、エリサさんは自分自身を失ってしまった。それなのに、わたしはついこの間までそのことさえ知らずに安穏と生きていたのだ。
「ユノちゃん……」
「セリトさんだって知ってたんでしょう? 本当はそれを止めようとしてたんでしょう? なのに、わたしのせいでエリサさんは……無理やりあんな手術をさせられて……それで――……」
「ユノちゃん、それは違うよ」
 セリトさんはテーブルの上で手を組むと、わたしに向き直った。
「エリサが自分で選んだことだ。どうして君を恨む必要がある? ユノちゃんが責任を感じる必要なんてないんだよ」
 いつもそうだ。セリトさんは優しすぎる。私の言葉に古傷をえぐられているのはセリトさんの方なのに、わたしを慰めようとする。
 ――わたしの生が、彼女の死を招くことになったのに。
 わたしは小さく息をついた。きっとこのまま話していても、セリトさんは決してわたしを責めたりしないだろう。たとえエリサさんがわたしを恨んでいたとしても――。
 隣のリビングにちらりと視線を移すと、大仰な白い箱が目に入った。希望と再生を願うスノードロップの鉢植え――その鉢代わりにあつらわれた、白葬の箱が。
 わたしの視線の先に気づいたのだろう。セリトさんは不意にこんなことを口にした。まるでエリサさんの話題を打ち切るかのように。
「ねえユノちゃん、どうして葬祭ビジネスがもてはやされるようになったと思う?」
「どうして、って……?」
「人が『死』に近くなったからさ。今では遺伝子の傷ついた子供が三割以上の確率で生まれてくる。ということは、たとえ発現しなくても何かしらの変異遺伝子を抱えている人が多いということだ。まるで不発弾のようにね」
 その言葉に、わたしは下唇を強く噛みしめた。
 色素の欠落したセリトさん。
 子供のまま成長しないハル。
 性別を得られなかったレイ。
 不完全な女に生まれたわたし。
 この世界には、わたしたちと同じような境遇の人間たちが大勢いる。だから常に死を意識せずにはいられないのだ。
「自分がいつ死ぬかわからないから、自分の埋葬方法も真剣に考えるようになったってこと……?」
「そうだね……そして次の生を願う人が増えたんだろうね」
 『原子に還って新たに生まれ変わる』――それは原子葬の宣伝文句。新たな生を求める人が増え、原子葬は従来の火葬を追い抜いた。ハルが発案し、グループが後押しして全国に広め、現在では最も一般的な葬儀タイプとなったのだ。
 だけどその前にほんの一時期だけ、セリトさんが発案した白葬が流行ったことがあるという。それはつまり、セリトさんには世間のニーズが見えていたということの証だろう。
「セリトさんは生まれ変わりを信じてるの?」
 しかし、わたしの質問にセリトさんは首を左右に振った。
「いや……そういうつもりで白葬を始めたわけじゃなかったんだ」
「そ、そうなの? でも多くの人はそう信じてるからこそ、新しい埋葬方法に飛びついたんじゃない?」
 意外な答えに思わずどもりながら聞き返したけれど、セリトさんはもう一度首を振る。
「だけどすぐに白葬は廃れた。たとえ土に分解されたとしても、それが生まれ変わりに直接つながるわけじゃないからね。だから、物質的に生まれ変われる原子葬が流行るようになった……。もしかしたら、ハルはちゃんと信じているのかもしれないね」
「ハルはそこまで考えてやったわけじゃないわ。原子葬が流行ったのは単なる資本力の差よ。ハルはグループの力が使えただけだわ。だけど最初に新しい埋葬方法を生み出したのはセリトさんでしょう?」
 この世界に新たな埋葬方法を提示したのはセリトさんだ。死を身近に感じる人々の増えた世の中に、道しるべのような光を与えたのは、セリトさんなのだ。
 そう――わたしは思っていた。だけど。
「私が白葬を始めたのは、ビジネスのためなんかじゃない。ただのエゴだよ」
「エゴ……?」
 セリトさんはいったい何を言い出すつもりだろう。わたしがよほど虚を突かれた顔をしていたのか、セリトさんは小さく笑った。
「そう……私はエリサたちを白葬にしたかった。中途半端な火葬じゃなくて、完全に土の中に眠らせたかったんだ。でも法を犯すわけにはいかないから、発案者として特許を取った。それだけのことだったんだよ。一時的にでも流行ったのは想定外だった」
 ――エリサたち。
 その言葉に、わたしは小さくびくりと震えた。わたしは、その言葉の意味を知っている。そして彼女たちの命を奪うきっかけになったのは、他ならぬわたし自身だということも。
「そう……だったの……?」
 喉が貼りついたかのように、声がかすれる。
 わたしは、ほとんど瞬時に気づいてしまったのだ。セリトさんの真意を、ハルは充分わかっていたということに。
 原子葬を発案し、資本力を使って手広く展開し、徹底的に白葬を駆逐した――ハルの一連の行動は、セリトさんに対する抗議だったのだ。そうでなければ、まったく新しい葬祭ビジネスに突然参入する理由など見つからない。
 そこまでしてでも、ハルはセリトさんを苦しめようとしているのだ。
 ――エリサさんの復讐をするために。
 わたしが口を閉ざしてしまったため、室内には沈黙が下りた。何か言おうにも、言葉が見つからなかった。
 その静けさを破るように、ヴィジホンの着信音が鳴ったのは、まさにそんな時だった。
 映話モードに切り換えて、画面に現れた顔を見ると、セリトさんは意外そうに片眉を上げた。
「――おや、お珍しい。久々の仕事ですか?」
 ヴィジホンの画面に映し出されたのは、白髪と白髭に覆われた人物だった。セリトさんも髪は白いけれど、この人物の場合は老齢によるものだ。
 老人はセリトさんの第一声に、さらに深い皺を刻んで顔をしかめた。
『他人事のような台詞を吐くでないわ。おまえこそ本業も副業も閑古鳥が鳴いとるだろうが。まあいい、とりあえず仕事だ。明日の二時から火葬が入った。しかも物好きなことに白葬をご希望でな。急な話だが、まあ余分な箱の一つや二つくらい残っとるだろう』
「余分なものなんてありませんよ。すべて大事な商売道具です」
『死蔵品の間違いだろうが』
「……とにかく明日の二時までには用意しますよ。一つでいいんですね?」
『それ以上よこしても買い取らんぞ』
「はいはい」
 セリトさんの気のない返事を合図に、映話は途切れた。
「お仕事の話……?」
「ああ、今のは火葬場の親爺だよ。いまだに火葬場なんて続けてるのは、ああいう頑固な変わり者くらいしかいなくてね。こうやってたまに珍しい白葬の仕事を流してくれるんだ」
 今となっては白葬など、火葬よりも絶滅に瀕している。恐らく、いまだに白葬を請け負ってくれるのは、セリトさんくらいしかいないだろう。
「火葬場ってどこにあるの?」
「うーん、ここから見えるかなあ」
 わたしの問いにうなりながら、セリトさんは白い指先でブラインドの隙間を数センチ広げた。
「ああ、ちょうど煙が上ってる。さっき親爺さんが特に言ってなかったから、これは普通の火葬だろうね。あの煙の真下が火葬場だよ」
 セリトさんはブラインドからやや離れ気味に、遠くの一点を指差した。窓際に近づかないのは、日光を避けているためだ。いくら遮光処理がされているとはいえ、窓から差し込む陽光はセリトさんにとって毒なのだ。
 その真っ白な指が示すのは、東に向いた山の中腹だった。そこからひとすじの煙が立ち上っているのが見える。今まさに、誰かが人から骨へと姿を変えている最中なのだろう。
「ねえ、セリトさん。普通の火葬と白葬用の火葬って、何か違いがあるの?」
 ゆるい風に揺られる煙を眺めながら、わたしはふと疑問を口にした。セリトさんはさっき「普通の火葬」と言ったけれど、ということは白葬の場合は火葬の方法が違うのだろうか。
「うん、まあ見た目にはわからないんだけどね。火葬の場合、棺の中に花とか、故人の好きだったものとか入れて、蓋を釘で打ちつけるんだ。でも白葬ではそういうことをいっさいしない。分解用の箱に不純物が少しでも混じらないようにってね」
 そんな違いがあったのか。我が家は原子葬を推し進める側に属しているので、物心ついた時からわたしは火葬や白葬を目にすることがなかった。だからセリトさんから聞かなければ、きっと一生知らないままだったろう。
「……余計なものが混じることなく、土に還るっていうことなのね」
「まあ、そうだね。実際には少しくらい混じっていても支障があるわけじゃないんだけど」
 確かに白葬用の箱に少しくらい骨以外のものが混じっても、機能を低下させるわけではないだろう。でも、あえて白葬を選びたがる人なら、そうした細々としたことまで気にするのだろうとも思う。
「――わたしが死んだら、白葬にしてほしいわ」
 唐突に、その言葉がわたしの口からこぼれ落ちた。でも、これは思いつきなんかじゃない。わたしは常に願っていたのだ。
「機械の力で、無理やり引きちぎられて、原子レベルにまでバラバラになんかされたくない。わたしは土の中でゆっくりと眠りたいわ」
 しかし、セリトさんは静かに首を左右に振った。
「それは私に言うことじゃないよ。君は少なくとも私より十六年は後に眠らなくちゃいけないんだからね」
 白い顔に浮かぶ微笑が、ひどく痛ましげだった。わたしは返す言葉もなく、ただ「散歩に行ってくる」とだけ言い置いて、セリトさんの家を出た。
 本当は、もっといろいろと聞きたかったのに。エリサさんが何を考え、どう感じていたのか――。
 けれども、わたしは途中でそれ以上を尋ねることができなくなってしまった。聞いたところで、わたしではどうにもできない。一度穿たれた心の穴を埋めることはできないのだと、気づかされてしまったのだ。
 だから、特に歩きたいわけでもないのに外へ出た。ただ、いたたまれなかったのだ。セリトさんの向けてくる、痛々しい微笑が。
(つづく)
(初出:2015年08月13日)
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登録日:2015年08月13日 15時04分
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