
著者:寺尾豊(てらおゆたか)
東京生まれ。千葉大学工学部画像工学科卒。子供の時からの夢は作家だったが、文学部に進学することを父親に反対され理系の道へ。卒業後、結局エンジニアにはならず、文章を書く仕事につくため日経マグロウヒル社(現・日経BP社)に入社。日経パソコン、日経デザインなどの雑誌で記者や副編集長を務める。映像部に異動後も、日経ビジネスアソシエでエッセーを連載していた。2009年末に退社してからはフリーの映像制作者。
連載記事「ドーブブルーに街は暮れて」目次
■ドーブブルーに街は暮れて
- ドーブブルーに街は暮れて(1)(2019年12月22日 12時20分)あいにくの曇り空の中、恵利は車の助手席からぼんやりと海を眺めていた。七里ケ浜で出会ったワーゲンバスの男は直樹の先輩だった。三人の運命はどこに向かうのだろう。中年からの恋愛を赤裸々に描くシリーズ第一話
- ドーブブルーに街は暮れて(2)(2019年12月22日 12時49分)
初めて行くレストラン――ではなかった。走りゆく陽介のワーゲンバスを目で追いつつ、恵利は直樹とのなれそめを思い出していた。- ドーブブルーに街は暮れて(3)(2019年12月25日 00時00分)
直樹とのきっかけは友達に誘われて出かけた食事会だった。飲み過ぎて眠ってしまった恵利はホテルの一室で元カレとの別れを夢に見ていたのだった……。- ドーブブルーに街は暮れて(4)(2020年01月02日 12時00分)
横浜駅で直樹と分かれたのは午後5時を回ったところだった。今晩どうするか考えて、恵利は連絡先から米澤大の名前を探した。それが思わぬ出会いに繋がる。- ドーブブルーに街は暮れて(5)(2020年01月03日 00時00分)
呼び出した大と一緒にいたのはワーゲンバスに乗っていた陽介だった。驚く二人だったが、恵利に好意を抱いていた大は事情を知ることとなり……。- ドーブブルーに街は暮れて(6)(2020年01月07日 00時00分)
陽介と二人となり、ほろ酔いでバーを出た恵利は、自分の想像に顔を赤らめるのだった。一方、実家に向かったはずの直樹はというと。アクセスランキング(月曜更新)Facebook「いいね!」ランキング- ハザードランプはつけたままで(1)(83) 寺尾豊(小説/現代)
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