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著者紹介
天野雅 (c)

天野雅(あまのみやび)

 埼玉県生まれ、千葉県育ちの関東人だった。結婚を機に関西の人間になる。現在は関西とも東海ともいえる近畿地方に在住。10年経って方言にも慣れた。

 血液型はマイペースで知られるB型。住めば都を地で行く性質。
ネット作家歴20年。同人作家歴はプラス5年。

 趣味は映像鑑賞。写真撮影。歌唱。創作料理。好物は自然万物一般。美術芸能一般。パソコン。ゲーム。漫画。文章。
履歴
14歳で創作に目覚める。処女作は学園必殺モノ『赤い星』。
15歳で推理同人誌『探偵群像』に本名でデビュー。『連続放火魔事件』を発表。
16歳で高校の文芸部部長をひきうけ、部誌『砂時計』を編纂。天野雅はじめ複数のペンネームを使用するようになる。
18歳でSF同人誌『木綿の手ざわり』に参加。
同時期、雑誌『コバルト』ショートショートコンテストに『かき』入選。
20歳で富士通パソコン通信ネットサービス、ニフティサーブにてネット作家活動を開始。複数のフォーラムに作品を発表。
21歳で知野朗氏のご厚意により共著扱いで『パソコン通信がわかる本 はじめての人のためのニフティー・サーブ入門』を出版。漫画の原作担当。
オンライン同人誌『T.A.T』に参加。
文芸同人誌『コスモス』に短編『春日(はるひ)』入選。
31歳でオンラインマガジン『騒人』に参加。
32歳でゴザンスブックス『騒人の刺客』に『天神茶屋』を掲載出版。
現在はインターネットで複数ペンネームを使用、騒人活動中。
関連サイト

天野雅の記事

【小説/現代】
  • ともしび (2010年07月31日 14時35分)
    「今」から逃げだしたい気持ちにトモヤは深く沈んでいた。とつぜん目の前に突き出されたローソクと、それを持っているパジャマ姿の少年。「ねぇ、とりかえる? 早く楽になれるよ」
  • 黒い河 (2010年08月13日 15時41分)
    静かで清らかな町に生まれ育った私が、都会の散歩道で出会った黒い影。彼は言いました。「久々の獲物だと喜んだのに、つまらねー。女、尻こ玉の代わりくらい持ってこいよ」驚きつつも彼の話しにつきあった私の視界は涙に霞むのでした。
  • 夏色スケッチ(1) (2010年09月06日 22時44分)
    悪友に誘われる学級委員長の綾瀬友だったが、スケッチブックを片手に美術室へと向かう。北小金知夏に会ったのは、やはり美術室だった。「どうして転入してきたの?」口ごもる友に知夏は……。学園青春ストーリー。
  • 夏色スケッチ(2) (2010年09月14日 20時26分)
    一緒に職員室に呼ばれた知夏を保健室に呼びに行く友。理由は進路希望だった。自分の将来について考えられないふたり。絵に没頭する友に知夏は……。何気ない学園生活のひとこま。
  • 夏色スケッチ(3) (2010年10月02日 12時55分)
    じりじりと肌を焼く日差しに辟易しながら中華料理店に駆け込んだ。悪友たちと鉢合わせし、デートかとからかわれる友。料理を頬張りながら、知夏の言葉に実行し損なっていた計画が友の頭に浮かんだ。
  • 永遠の海 (2010年10月26日 19時34分)
    中学3年生の千彩子は、ひとり静かな海の近くで電車を降りた。立ち寄った食堂の店員さんに案内されて登った崖の上からは、素晴らしい海の眺めが広がっていた。こんなところだったら……。千彩子は、目的を果たすため、するりと一歩を踏み出す。家族の人間関係に悩む少女の想い。
  • 夏色スケッチ(4) (2010年11月17日 12時39分)
    海。知夏の何気ない言葉に、友は海岸近くに住む祖母に電話をかけた。電車で1時間――潮の匂いをカラダいっぱいに受け、蝉の声がひっきりなしに響き渡る通りを抜けて、海水浴を楽しむふたり。
  • もう夢は、みない (2011年01月08日 12時31分)
    最初から警戒心は薄かったし酔っていたのだと思う。自ら住所と電話番号を渡した男には、美人の奥さんがいるという噂が……。一方、妹の冬美は妊娠9ヶ月をむかえていた。できちゃった婚だった。不安を押し隠し生きる姉妹のそれぞれの人生。
  • 春までもう少し (2011年03月21日 20時37分)
    卒業式。在校生の妹が目元を真っ赤にして帰ってきた。東京の大学に行くという先輩にふられたらしい。東京まで付いていけば、と無責任に言う私はバンコクに思いをはせる。そこには転勤したあいつが……。
  • レドモヨンカジ (2011年04月28日 13時13分)
    時間よ戻れ。幸福だったあの時代に戻れるとしたら? そんなことは信じないと宣言した若い頃。40年が過ぎて人生を振り返ったとき、どのように感じるものなのか。ひとりの女性の物語。
  • 愛していたひと (2011年06月07日 14時59分)
    傘を貸してもらった縁で、お茶をするようになった聖人と菜摘。いつものように家に入ると、菜摘の嗚咽が聞こえた。あわてて室内に入ると、そこは夫婦の寝室だった。甘やかな恋情の行方は?
  • 終わらない呪文 (2011年08月10日 20時19分)
    信じられなかった。10年、恋人同士だった舌足らずな彼女は、あっさりと見合い結婚を決めてしまった。藁にもすがる思いで、友人が教えてくれた噂をたよりにトンネルへと向かう男はそこで……。
  • うちのチビいりませんか(1) (2011年09月20日 15時40分)
    高校を卒業して印刷会社のOLとなった聡美。3時の自主的休憩時間、小谷先生は「子供なんていらないわよ」とこともなげに言う。聡美は違うと思った。結婚の意味は、子供を作ることにあるのではないのか。子供好きだし。ずっと、そう思ってきた。これまでは。
  • うちのチビいりませんか(2) (2011年10月01日 13時43分)
    特に困ることのない生活。しかし、私の中には厳然とそれが巣喰っていた……。会議室でクレーム対応のチェックをする社員たち。電話対応のつかの間、主任との雑談。「大事だけど不公平だからさ」。不公平? 聡美はその言葉の意味が気になる。
  • うちのチビいりませんか(3) (2011年10月12日 14時01分)
    すすんで親しくなったシノさん。珍しく彼女に誘われ――聡美の予感は的中した。どんな「経験者」と思われたのやら、やはり恋愛相談だった。喫茶店が閉店するまで共にする。まあ、両思いだって、少しはあるけどね。
  • うちのチビいりませんか(4) (2011年12月22日 14時27分)
    嫌いではない。ただ合わなかっただけ――。社員旅行。カラオケ会場を抜け出し、同僚と温泉に向かうアヤとタケちゃん。結婚と夜の話しに盛り上がる。
  • うちのチビいりませんか(5) (2011年12月29日 13時47分)
    誰でも、何かを抱えてる。ひとりひとり違う何か。ドアの倉庫と配送センターを兼ねた業者へ。特注のドア10枚がなくなってしまったという。えらいことになった。書類をチェックすると信じられない事が発覚する。
  • うちのチビいりませんか(6) (2012年01月25日 20時52分)
    いったい自由はどこにあるのか。人事異動の噂でうわついた社内に常務が訪れた。問題が明るみになり、部長も課長も飛ばされるかも知れない。一方、チビを手放そうという話しに、涙を堪えて反対する聡美。
  • うちのチビいりませんか(7) (2012年02月21日 17時20分)
    大量の赤字が発覚し大規模な人事異動が行われた社内。忘年会を兼ねた送別会での歓談。他人を気遣うようで自分の体面しか頭にない男。チビの尻尾が揺れるのを見ながら微笑む聡美。「うちのチビいりませんか」最終話。
  • 潮騒の伝言 (2012年03月06日 14時22分)
    9年ぶりに会ったテルエは相変わらずだった。平日の昼間、「つきあわへん?」というテルエにフミやんはうなずいた。水族館で中学の思い出話に花を咲かせるふたり。そして、数日後、テルエから手紙が届いた。はかない恋心の行方。
  • うちのチビいりませんか 番外編 ミレニアムイノセント (2012年05月02日 11時39分)
    20世紀最後のクリスマスを前に、聡美たちは彼氏の話で盛り上がる。そこへ企画の安堂が訪れつぶやいた。「――上手なのね、嘘が」。…そうかもしれない。でも、なにが?
  • 夏色スケッチ(5) (2012年07月21日 16時03分)
    茜色に染まる海辺。黙々とスケッチブックに向かう友。ばあちゃんの民宿に帰り、スイカと花火と夕食を知夏と共にすごすが、どこかぎこちない二人。駅までの帰り道、知夏は友と会話をしようと決める。
  • 夏色スケッチ(6) (2012年08月16日 20時33分)
    友の家庭の事情に知夏の恋と進路。お互いに云わなかった胸の内を吐露し、これからの進路が見えてきたふたり。まだ人生が決まっていない青春を鮮やかにつむぎだす。夏色スケッチ最終章。
  • 風が哭く(1) (2012年10月16日 15時52分)
    なぜ、屋上にいるのか謎のまま起き上がり、目をやった先には黒い革靴が揃えてあった。一方、美男美女の姉弟――遥子と逍太はその夜、何かを感じていた。そして登校中、雑居ビルの足元にうずくまる物体を見つけ……。
  • 風が哭く(2) (2012年11月11日 16時46分)
    墜落死した生徒の遺体を見て具合の悪くなった逍太をバイクで学校まで送り届けた藤冶。早速、保健室に向かう逍太だった。一方、遥子は後輩に飛び降り自殺した子の情報収集を依頼する。遥子の予知とは?
  • 風が哭く(3) (2012年12月07日 21時39分)
    自殺に思われた早川の死の謎。ノートに記された加西の父親は安置室で娘と対面した。そしてまたハヤカワにまつわる不可解な死が続くのだった。
  • 風が哭く(4) (2012年12月26日 16時07分)
    遥子と逍太の母方の祖母であり、巫女でもある千明が訪れ、縦長の箱を託す。一方、盛田ら刑事は連続した不審死の事情聴取のため学校を訪れた。
  • 風が哭く(5) (2013年02月05日 14時10分)
    帰宅途中の公園で福本は違和感を感じた。どうして誰もいないのか…? 衝動に駆られ、走り出した彼女の前に現れた、目に狂気を宿した男子生徒。彼の差し出したノートにあった言葉を見て、福本は悲鳴を上げた!
  • 風が哭く(6) (2013年03月03日 13時48分)
    自殺した早川に関わっていたもうひとりを突き止めた天理姉弟は、詰襟の少年の元へ向かう。盛田と藤冶の見つめるなか、プールサイドで超常の光景が展開される。
  • 風が哭く(7) (2013年04月16日 14時59分)
    自殺したさゆりのことが好きで同情した篠崎の心の隙に入り込み道具として利用したほどの凄まじい怒り。天理姉弟は鎮められるだろうか? 風が哭く、最終章。
  • キミが好き、でした。 (2013年04月24日 15時56分)
    中学からの付き合いで、一度は告白された仲。大学に進学してからは連絡もなく、就職して数年ぶりに会ったふたりの一場面。
  • カンタループの月夜に(前編) (2013年05月30日 14時57分)
    深夜のコンビニから歩いて帰る途中、歌声がきこえる。慎志は河川敷でカセットテープを燃やす女の子に出会う。それそれ事情を抱えたふたり。始発までの数時間、行くとこないのという女の子に慎志は…。
  • カンタループの月夜に(後編) (2013年07月23日 19時38分)
    詩穂をアパートに案内した慎志。なにもする気は無い。そうして眠りにつき、目が覚めると夜だった。現れた有美が手提げ鞄を押しつけ、その後ろから詩穂の声が聞こえる。偶然が慎志と有美、詩穂の運命を動かす。
【小説/ファンタジー】
  • 星を描く男 (2011年02月24日 17時10分)
    写実的な絵画で人々の度肝を抜く“れんぷろん”。しかし時代は写真という発明をもたらし、活躍の場はなくなった。そうして酒浸りとなった彼の元に不思議な老紳士が現れ……。
  • 約束の夏(1) (2014年07月31日 14時09分)
    夏休みも残りわずか。類友同好会こと『超常現象同好会』の校内合宿がはじまろうとしていた。どこにでもある学校の七不思議――ではなく、もうひとつの怪談を体験しようと集まった部員達だったが……。
  • 約束の夏(2) (2014年08月10日 20時09分)
    幽霊の声を聞いたという山田。同好会の面目としては調査しないわけにはいかない。台風が近づいて雨風吹きすさぶなか、玲子が行方不明となり……。
  • 約束の夏(3) (2014年09月03日 11時37分)
    雨に打たれながら玲子を探しに弓道場まで来ると、中から玲子が現れた。しかし、何かに取り憑かれているのか、まともではない。浅井の夢、汽笛、レール、様々な符号が収束しはじめていた。
  • 約束の夏(4) (2014年09月23日 15時35分)
    玲子に取り憑いたとおぼしき霊の目的とは? かつてのこの場所であった出来事が生者を巻き込み展開する。約束の夏、最終章。

天野雅の書籍

騒人の刺客
オンラインマガジン騒人の書き手、北見遼、井上真花、新美健、水瓶ジュン、天野雅によるここでしか読めない短編小説コラボ。
発行年月:2001-11
出版社:ブッキング