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著者紹介
北垣浩三 (c)

北垣浩三(きたがきこうぞう)

 はじめまして。北垣浩三と申します。
 北垣という苗字は父型の故郷である兵庫県の和田山あたりに多くある苗字のようです。○○垣という苗字はよくありますが、意外に少ないのが北垣なのです。
 生まれは兵庫県の伊丹市です。駅前にあった病院で生まれました。1961年のことです。その後、父親の勤めている会社の社宅があった尼崎市に引越します。そして小学四年生になる頃に神戸市に住まいが変わり、以後、同じ家ではありませんが、今も神戸に住んでいます。唯一、例外だったのは震災があり交通が遮断されていた時でした。勤め先が大阪でしたので、通勤のためにやむなく藤井寺市に住みました。

 私は兵庫県立長田高等学校を卒業して、一浪のあと関西大学社会学部に進学、そして1985年に卒業し、サンケイリビング新聞社に入社しました。本当をいうと作家になりたかったのですが、そんなことは人にもいえず、ただ小説を書いて新人賞に応募したりしていました。それでもなんとか、幾度かは一次審査だけは通ったりはしたのですけれど。会社の仕事は、書くことではなくフリーペーパーだったので広告営業です。こういう虚業が向いていたのか、私はトップセールスマンでした。それも大手の担当が主でした。大手といえば松下電器産業とか大阪ガスとかですね。新規開拓でも、認めるかどうかはわかりませんが私の右に出る人はいなかったはずです。ただ私の業務態度は悪く、いつも酒臭い息をしていました。そして酒への傾斜はとどまるところを知らず厄年を過ぎた頃には肝臓が腫れ上がりました。γ−GDPが3000を超えていてアルコール性の脂肪肝で内臓いっぱいが肝臓になり、これが胃を圧迫して吐くこともあったくらいです。

 そんな私に手を焼いたからというのもあるのでしょうが、私は新規事業を担当することになりました。それはリクルートのゼクシィに対抗する結婚式場の情報誌を作ることでした。まあ、ここでリクルートという会社のえぐいところを散々見せさけられたのです。そのあたりを踏まえて私の著作である「フリーペーパーの未来 業界実録リクルートvsサンケイリビング」(知玄舎、電子書籍、AmazonPOD)を書きました。

 そんなこんなのなか2012年の9月に下咽頭癌に罹患していることが判明して、放射線治療と抗癌剤治療の併用で癌と向き合うことになりました。かなり苛酷な治療だったのですが、2ヶ月ほどで腫瘍は消えました。だけど私の喉は放射線の影響でへしゃげてしまい、口からものを食べられなくなっていました。胃に胃瘻をつけ、そこから直接、流入食を取る生活が一年以上続きました。お酒も飲めないので、おかげでアルコールからは脱することができました。そして2014年に入って、少しずつ口から食べれるようになった矢先、癌が再発してしまったのでした。そして、今、現在、週に一度の通院で抗癌剤の点滴治療をしております。この抗癌剤は悪くすると手足の爪かせ剥がれたり、髪の毛が抜けたり、最悪は腎不全という代物です。医者は毒を飲むようなものだからといいました。

 そんな訳で、会社は退社することになり、読書を中心とした生活を送っております。小説を若書きしていた頃よりは、いくらか文章もましになっているように思わないでもありません。こんな私の連載ですが、みなさんの期待に応えられるべく鋭意努力いたしますので、よろしくお願いいたします。
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フリーペーパーの未来
フリーペーパーでビジネスができるか? 日本経済バブル期から今日のネット時代まで、フリーペーパーを事業として独立させたのが、リクルートとサンケイリビング新聞社。双璧をなす二つの会社の、全く異なる事業展開の内幕を、体験を通した実務目線で解析。出版・広告・新聞業界の一局面を牽引した双方のマーケット戦略に学ぶものは多い。そして今、インターネットが著しく普及した環境で、紙媒体フリーペーパーの活路を模索。ネット情報に勝つ手段と方法は何か?
発行年月:2014-06
出版社:オンデマンド(ペーパーバック)